<あらすじ>
@魔弾の射手はテレビ局の放送システムをハッキングし、日本中に自分たちの存在を知らしめる。そして、彼らの演説にあおられた未成年者が各地で発砲事件を起こす。そんな中、藤丸(三浦春馬)の抵抗も実らず、スパイダーによってサードアイのメーンシステムが制圧される。藤丸と響(黒川智花)は、スパイダーの正体を暴くために独自に行動を始める。
A藤丸(三浦春馬)は、これまで何度も自分を窮地に陥れた相手が“スパイダー”と名乗る人物だと知った。藤丸は響(黒川智花)と共に、魔弾の射手の「日本再起動計画」を阻止しようと動きだす。そんな中、スパイダーによってサードアイのシステムがハッキングされる。サードアイが混乱する中、藤丸の元にスパイダーから電話が入る。「一緒に遊ぼうよ」と挑発された藤丸は、ハッキング能力を駆使し、スパイダーの居場所を突き止める。一方、九条総理(竜雷太)は魔弾の射手から「日本全土の核を手中に収め、日本国民を人質に取った」と告げられる。
(@nifty TV番組表より)
登場人物が多くなってきたので一覧作ります。どうぞ!!
◆登場人物一覧
【主人公とその周辺】
藤丸:通称「ファルコン」。ウィザード級ハッカー。6話でホーネットを破った。現在はあおいの仇スパイダーを追い、響と行動を共にしている。
音弥:藤丸の友人。九条総理の孫。Jの異父兄弟。6話で負傷し、現在はサード・アイの医療室にいる。
あおい:藤丸、音弥の友人。1話で死亡。7話でホーネットではなくスパイダーに殺されたことが判明。
遥:藤丸の妹。八木と行動を共にしている。
【九条総理周辺】
九条:総理大臣。音弥の祖父。
苑麻:警察庁警備局長。ファルコンを信頼している。
島村:法務大臣。
竹内:秘書官的役割の女性。不審な動きが多い。
マヤ:シーズン1以降、教授の指示で九条総理に協力していた。4話で死亡。
教授:某国の重鎮。マヤ、響の上司。レディバード、モスキート、ホタルの同胞。「魔弾の射手」を止めようとしている。
響:藤丸のコンビニバイトの同僚。実は教授の部下。現在は藤丸と行動を共にしている。
【サード・アイ】
萩原:サード・アイの指揮官。
加納:タフな男。九条の命で動いていた。
南海:加納の同僚。7話で「魔弾の射手」に拘束中?
霧島:情報分析官。Jを「魔弾の射手」に奪われる。
槙村:情報分析官。
澤北:眼鏡の女性職員。ブルータス(【魔弾の射手】参照)
琢磨:沢北の後輩女性職員。
【特殊医療拘置所職員】
赤石:倉野の上司。Jに対しても冷淡。7話でビーストに撃たれ死亡?
倉野:Jと交流する女医。何かありそう?7話で「魔弾の射手」に拘束中?
【魔弾の射手】サイド(合計七人)
スパイダー:日本人。「魔弾の射手」のリーダーかそれに近い人物。ホーネットによれば「ファルコン」を上回るハッカーらしい。ホーネットの師匠。
ビースト:日本人。赤フード。
レディバード:ニセマヤ(もうひとりのマヤの名前を持つ者?)、某国の工作員。
モスキート:会社員、某国の工作員。
ホーネット:日本人。本名、藤代颯太。ファルコンに比肩あるいは上回るウィザード級ハッカー……と思われていたが「ファルコン」のコピーハッカーだった。スパイダーの弟子。
ホタル:八木を含めた若者たちに銃を配った。某国の工作員。武等派の女性。
江本加奈(1話の客室乗務員):日本人。コードネームの貰えない可哀想な人。J暗殺を目論むも県警の中林に射殺される。
ブルータス:サード・アイに潜入するスパイ。正体は澤北(眼鏡の女性職員)。子供を人質に取られていたことが判明(「魔弾の射手」の7人には入らない)。
【所属不明】
J:シーズン1の敵・神崎。「魔弾の射手」に拘束中?
K:シーズン1のボス・安斎。精神を病んでいるらしい。
八木:ホタルと連絡を取り合う遥の同級生。「魔弾の射手」に未練がある様子。
◆重要キーワード
第3の皇帝:「ツァーリボンバー」。過去に2発だけ製造された水素爆弾、その幻の3発目。
<あらすじネタバレ>
宣戦布告直後、スパイダーによるサード・アイ本部へのサイバー攻撃が開始、響と行動を供にしていたファルコンの防戦も虚しくサード・アイ本部のシステムは陥落する。
呆然とする藤丸にスパイダーを名乗る人物から電話が。
「ずっと見ていたよ、藤丸君」スパイダーだ。
スパイダーの目論み通り、電話の発信地点を特定しそちらへと向かう藤丸&響。
教授によれば“日本再起動計画”は先行した3名がテロを起こし撹乱。それに乗じて政権交代を迫り、政権獲得後、母国から兵員を呼び込む作戦らしい。
その頃、ホタルの仕掛けた未成年者による発砲事件が続発。
八木も姿を消し、遥は彼を追いかける。
それを受けて、九条は関係省庁に厳戒態勢を通達。
そこへ「魔弾の射手」より「日本全土に散らばる核を手中に収めた」との電話。
同時に、石川、島根など日本各地の原子力発電所が制圧された情報が入る。
“魔弾の射手”は「原子力施設をメルトダウンさせる」と脅迫。
3時間以内に“魔弾の射手”に政権移譲することを要求する。
要求を伝え終えたモスキート、レディバード。
「最後の任務を果たせよ」
「(我が国の軍隊による)聖なる行進が実現する」
彼の顔には恍惚の表情が。
スパイダーの居ると思われる建物へ辿り着いた響と藤丸。
その姿を眺めやるJ。
彼は拘束されていない。
「ふふふ、君の望むとおりになったねスパイダー。さてと。それじゃぁ、僕はパンドラの箱に残るのは希望か絶望か確かめてくるか」
そのまま車を発進させる。
サード・アイ本部―――。
原子力に詳しい音弥によれば、スパイダーによる原子力発電所のシステム掌握は「国立原子力発電所監視センター」を制圧されたことによるものらしい。
慌てる九条とその周辺。
米国から軍事衛星の情報が提供された。
教授の祖国からミサイル射出の動きがあるという。
教授はあくまで国ぐるみではなく、血気に逸った一部の暴走だと主張する。
教授の身柄を引き渡すことは無く安全を保障すると云う九条。
ここに九条&教授の連携が成立し、改めて対魔弾の射手に団結する。
一方、藤丸と響を招き入れるスパイダー。
「ようこそ、ファルコン!!」挑発する。
ファルコンVSスパイダーの第2ラウンドかと思いきや。
無線が妨害されており、藤丸のPCは効果を発揮できない。
「有線の端末PCを捜すしかない」断言する藤丸。
その頃、サード・アイでは、音弥が萩原に説明していた。
原子力発電所監視システムは外部からはアクセスできない。
内部からでないと制御できないと云うのだ。
「どこかの原子力発電所内部に侵入しているのか?」いきりたつ加納。
「そんなことは……警備体制に矛盾はないとの報告が」琢磨が叫ぶ。
ふと、何かを思い出した音弥。
「ネットワーク上に存在するものの、警備が存在しない試験運転中のものからなら……」
試験運転中の原子力発電所。
該当するのはただ一か所―――東日本高速増殖炉!!
連絡を受けた霧島が現地へと動く。
スパイダーの掌の中、誘い込まれていく藤丸&響。
有線の端末PCを手に入れた藤丸はスパイダーと交戦。
ここで、原子力発電所が攻撃されていることを知った藤丸。
スパイダーに挑む。
スパイダーと共に残っていたビースト。
監視カメラに映る藤丸と響の姿に食指が動く。
他方、“栄光の扉”を確保したモスキート、レディバード。
ビーストからの報告に「響と生贄を始末しろ」と指示を出す。
動き出すビースト。
何者かの悲鳴を聞きつけた響。
背中に「死ぬなよ」との藤丸の声を受けながら別々の道を行く。
途端、響の目の前で警備員が射殺される。
誘い出されるように奥へと進む響。
ファルコンVSスパイダー第2ラウンドは佳境へ。
赤く染まり、制御棒を次々と制圧するスパイダー。
追い込まれるファルコンだが、諦めない心が勝利を呼ぶ。
赤から青へ―――端末の制御システムが回復されていく。
「捕獲完了……」藤丸が呟く。
システム正常化を受け、高速増殖炉施設内部に藤丸が居ることを確信した萩原と音弥。
青色に明滅するディスプレイの前。
スパイダーが1人、キーボードを叩く。
それに応じて遂に開いた―――栄光の扉。
「皇帝の心臓をセットしろ」モスキートがレディバードに指示を出す。
八木の目の前で警察官が若者に暴行を受ける。
暴徒の数は増殖の一途、呻く警察官。
見ていられなくなった八木は暴徒を止めに入る。
そこへ現われる遥。
暴徒と警官を引き離すことには成功したものの止めに入った八木だったが、警官に誤解され撃たれてしまう。
端末からスパイダーの居場所を突き止めた藤丸はスパイダーの居る部屋を目指す。
藤丸が目指す部屋では、ディスプレイを眺める南海の姿があった。
そこへ、後ろから襲いかかる白衣の人物―――倉野だ。
倉野を振り払った南海。
倉野を制圧する。
そこへ駆け付けた藤丸。
倉野は藤丸に助けを求め、「南海がスパイダーだ」と告げる。
一方、「倉野こそがスパイダーだ」と叫ぶ南海。
悩んだ末、藤丸は南海に銃を向ける。焦る南海。
「拘束された筈なのに、なぜ自由に動き回れるのか?」
南海を詰問する藤丸。
「ファルコン、私を信じろ」云った直後、何者かに撃たれる南海。
そこに居たのはモスキートだ。
「ご苦労だった。栄光の扉は開いた」
云うモスキートの視線の先には白衣の倉野。
いつの間にか倉野の手には銃が握られている。
倉野こそスパイダーだったのだ。唖然とする藤丸を前に、倉野が銃を撃つ。
「この女を殺せなんて命令してないだろう」
撃たれたのはモスキート。
崩れ落ちたモスキートに止めをさす倉野=スパイダー。
「英雄の子が悪魔になるところ見たかったなぁ」
倉野は哄笑を挙げ続ける―――。
バン、バン、バン!!
銃声が鳴り響く―――ホタルだ。
場所はKの拘置所。またひとり青い制服を着た警官が倒れ込む。
パン!!
Kの部屋の前、最後のひとりが仰け反る。
室内に雪崩れ込むホタルと人影。
「やぁ、遅くなったね」ホタルの後ろから現われた人物は―――J。
Kの顔に驚きが拡がる。
同時刻、高速増殖施設。
「お前、誰だよ……」銃を向けられ呆然とする藤丸。
「一緒に遊ぼうよ、藤丸君」倉野が微笑む―――次回に続く。
<感想>
いよいよ次週に最終回を迎え、緊迫の度合いを増した「ブラッディ・マンデイ2」。
「魔弾の射手」は全員が明らかになりました。
最後のひとりスパイダーは女医・倉野でした。
同時にモスキートが退場。
「魔弾の射手」側残りメンバーは、レディバード、ホタル、ビースト、スパイダーの4人。
響はモスキート、レディバード、ホタルを倒す筈でしたが、ビーストと交戦中。
マヤとの因縁がある以上、レディバードとは交戦しそうですが……。
ビーストVS響は果たして―――まぁ、上があるから響が勝つだろうなぁ。
前回の謎の言葉の答えはこちら。
「皇帝の心臓」はツァーリボンバーの中身。
「生贄」は南海。
「聖なる行進」は自軍の入国を指していたんですね。
Jが本領発揮、暗躍を始めましたね〜〜〜。
K救出に成功しましたが、これが本当の狙いなのか?
Jと共に別行動中のホタルを倒すのは誰か?
スパイダーと他メンバーは目的が違う様子、う〜〜〜ん。
J、K、スパイダーは兄妹なのか、否か?
謎もまだまだ盛り沢山。最終回が楽しみです!!
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