2010年03月12日

宮部みゆきさん「火車」の弁護士のモデルになった宇都宮健児さん、日本弁護士連合会の会長に決まる!!

宮部みゆきさんの著作「火車」に出て来る弁護士のモデルになったとされる宇都宮健児さんが、日本弁護士連合会の会長に決まりました!!

宇都宮健児さん1
「宇都宮健児さん」


ソースの愛媛新聞さんによれば―――

ミステリーにファンタジー、そして時代小説。宮部みゆきさんは、新作がことごとくベストセラーになる作家の1人である。
カード社会の暗部を描いたミステリー「火車」に、多重債務者や破産者の救済に取り組む弁護士が登場する。小柄な体格で、鼻筋にはちょこんと遠近両用めがね。「忙しく頼もしい、背広を着た小さな救いの神」と、表現されている。
宮部さんは執筆に当たり、多重債務問題の第一人者、宇都宮健児弁護士に取材している。作中の「溝口弁護士」は、自己破産の多くは被害者であると数字を並べながら繰り返していねいに説く。虚と実の弁護士が、いつしか重なってくる。
宇都宮さんは西予市の生まれ。ご記憶の読者も多いだろう。3年前には本紙1面の「道標」を執筆してもらった。その1回目ですでに、格差や貧困問題の解決が将来の重要課題と指摘していた。「年越し派遣村」の名誉村長になったのも必然か。
その宇都宮さんが、日弁連の次期会長に決まった。県人の会長は、故渡部喜十郎さん以来で39年ぶりだ。全会員による投票の現行制度では初の再投票。中央主導の会運営からの脱却を訴え、主流派が擁立した候補に競り勝った。
法曹界は増員問題や2年後の裁判員制度見直し、地方での弁護士過疎の解消など課題が山積。消費者行政を変えた行動力と手腕に、国民の期待がかかる。
(愛媛新聞オンラインより)


宇都宮健児さんが「火車」に出て来る弁護士さんのモデルとは知りませんでした。
庶民の味方としての活躍に期待したいですね。



◆関連リンク(外部サイトに繋がります)
・宇都宮健児さん(愛媛新聞社オンライン)
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/chijiku/ren018201003125080.html



「火車 (新潮文庫)」です!!
火車 (新潮文庫)



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