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1.2010年4月の新刊案内
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【MYSTERY通信(海外)】ローザン『夜の試写会』は、MWA賞受賞作を
含む日本オリジナル短編集。女性探偵と犬のコンビが活躍するベンジャミン『バセンジーは哀しみの犬』、芸術史家シリーズ第2弾のテイラー『死者の館に』、サスペンスの名手アームストロングの初訳作『風船を売る男』に加えて、ヴァン・ダイン『僧正殺人事件』新訳も。
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【MYSTERY通信(単行本)】お待たせいたしました。ミステリーズ!連載時より大幅加筆された、『綺想宮殺人事件』がついに単行本に。本格の雄・芦辺拓が描ききった「探偵小説の最期」、今年これを読まずして何を読む! 昼ドラから今度は舞台化するシリーズ最新作『インディゴの夜 Dカラーバケーション』も、是非既刊と併せてお楽しみください。
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【FANTASY通信】4月の新刊はマキリップ『バジリスクの魔法の歌』。敵対する一族による殺戮と破壊を逃れた幼子が、長じて宿敵に復讐せんと挑むという、一見ありがちな筋立て。でもそこは名手マキリップ、一筋縄ではいきません。巧みな物語運びを縦糸に幻想と魔法を横糸に、意外性に満ちた見事なタペストリに仕上がっています。
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◆10日刊◆
◇『ミステリーズ!vol.40』
単行本(A5判並製)/税込定価1,260円
第2回ミステリーズ!新人賞受賞作家・高井忍、渾身の読切短編掲載。好評につきシリーズ化決定! 新野剛志〈ラブホリックの事件簿〉シリーズ。
追悼・北森鴻、柴野拓美、浅倉久志。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488030407?mailmag
◇『僧正殺人事件』【新訳版】 S・S・ヴァン・ダイン著/日暮雅通訳
創元推理文庫(海外ミステリ)/税込定価945円
マザー・グースの有名な一節を模した奇怪な連続殺人に鋭く挑むファイロ・ヴァンス。江戸川乱歩が激賞し、後世に多大な影響を与えた至高の逸品。シリーズ新訳刊行スタート!
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488103149?mailmag
◇『夜の試写会 リディア&ビル短編集』 S・J・ローザン著/直良和美訳
創元推理文庫(海外ミステリ)/税込定価945円
対照的なふたりの探偵、リディア・チンとビル・スミスが行き合う事件の数々。MWA賞受賞作ほか全7編を収録した、現代最高の私立探偵小説シリーズ、日本オリジナル短編集。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488153106?mailmag
◇『バジリスクの魔法の歌』 パトリシア・A・マキリップ著/原島文世訳
創元推理文庫(ファンタジー)/税込定価1,050円
破壊と殺戮を生き延びた幼子は、辺境の詩人学校にあずけられた。権勢をふるうバジリスクの一族。だが、運命の車輪は大きく回りはじめていた。名手が奏でる幻想と復讐の物語。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488520113?mailmag
◆22日刊◆
◇『インディゴの夜 Dカラーバケーション』 加藤実秋著
単行本(四六判上製)/税込定価1,785円
二部制に営業形態を変え、新メンバーも加わったclub indigo。憂夜からの突然の休暇願、その間にやって来たおかしな客が、indigoに事件をもたらす。ますます冴えを見せる、シリーズ第4弾。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488024574?mailmag
◇『イ・チャンホのハメ手対策』 李昌鎬(イ・チャンホ)著/徐禎T(ソウ・チョンホン ) 訳
碁楽選書(四六判並製)/税込定価1,470円
世界的な強豪、韓国のイ・チャンホによるハメ手対策の本。定石外れでも、相手の意図を的確に知ることができれば、もう怖いことはない。本書は、力強い助けとなるであろう。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488000226?mailmag
◇『死者の館に』 サラ・スチュアート・テイラー著/野口百合子訳
創元推理文庫(海外ミステリ)/税込定価1,365円
服喪用装身具をつけて殺された若者は、スウィーニーのゼミの生徒だった。
警察に協力を求められた彼女だが……。死と象徴に彩られた、芸術史家スウィーニー・シリーズ第2弾。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488270056?mailmag
◆28日刊◆
◇『綺想宮殺人事件』 芦辺拓著
単行本(四六判上製)/税込定価2,520円
琵琶湖畔にそびえる壮大な異形建築群・綺想宮。四大の呪文と天地創造の7日間を表わす音楽に導かれて起きる連続見立て殺人の真相とは――最後の探偵小説、あるいは探偵小説の最期。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488024543?mailmag
◇『風船を売る男』 シャーロット・アームストロング著/近藤麻里子訳
創元推理文庫(海外ミステリ)/税込定価1,050円
ドラッグ漬けの夫と横暴な義父。シェリーは息子の親権をめぐって闘うことに。妨害工作員として送り込まれた男の罠が迫り……。サスペンスの名手アームストロングの本邦初訳作。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488263041?mailmag
◇『バセンジーは哀しみの犬』 キャロル・リーア・ベンジャミン著/阿部里美訳
創元推理文庫(海外ミステリ)/税込定価1,029円
同性愛者への虐待か、それとも犬の利権がらみの犯罪か。もとドッグトレーナーの女性私立探偵&相棒の犬が事件に挑む。シェイマス賞最優秀処女長編賞受賞。コンビ探偵第1弾。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488293024?mailmag
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(以上、東京創元社メールマガジンより転載)
注目は芦辺拓先生「綺想宮殺人事件」。「最後の探偵小説、あるいは探偵小説の最期」と題するその内容や如何に?
他には充実を迎える加藤実秋先生の「インディゴの夜 Dカラーバケーション」。シリーズ4作目。
今月はなかなかの当たり月……かも?
ラベル:東京創元社
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