2010年04月18日

土曜ワイド劇場「ショカツの女(4)爆弾魔の人質になった刑事たち!6年前の事件を隠蔽した警察権力への儚き抵抗!!愛妻の死の真実を暴け(ショカツの女4 新宿西署 刑事課強行犯係)」(4月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「ショカツの女(4)爆弾魔の人質になった刑事たち!6年前の事件を隠蔽した警察権力への儚き抵抗!!愛妻の死の真実を暴け(ショカツの女4 新宿西署 刑事課強行犯係)」(4月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

<あらすじ>

ショカツの女4

新宿西署の管轄内にある公園で殺人事件が発生し、水沢礼子(片平なぎさ)、萩尾康弘(南原清隆)ら、強行犯係の刑事たちが現場にかけつける。殺されたのは、不動産会社グローランドの警備部長・本間博之(木村栄)だ。死因は刃物による失血死。
被害者のサイフに現金とカードが残されていたことから、礼子は怨恨による犯行とにらむ。赤川管理官(小沢和義)をはじめとする本庁の刑事たちの横柄な態度に耐えながら、現場近くの川で凶器探しにいそしむ水沢班は、苦労のかいあって包丁を発見した。残された指紋からは、逮捕歴のある内田昭男(泉谷しげる)という男が浮かび上がる。遺体を発見したと通報したホームレスだ。
内田が指名手配された矢先、その内田本人から捜査本部に電話が。自分は本間を殺していないと訴える内田は、グローランドにダイナマイトを仕掛けたと告げ、6年前の事件を調べろと言い残す。一体6年前の事件とは!?
グローランドに駆けつけた礼子と萩尾は、社長の藤堂浩一(ガダルカナル・タカ)の反対を押し切り、社員を避難させようとする。そんな中、屋上で爆発が起こり、清掃員が巻き込まれてケガを負ってしまう。
内田の真意を探るべく、礼子は内田の過去を洗い直す。内田が営んでいた工場は6年前に倒産していた。工場を営んでいたときの知り合い・武井静夫(三波豊和)の話によると、内田が借金をしていたのは、グローランドの不動産担保ローンだったことが判明。さらに、内田のローンの責任者は、現在の社長・藤堂だったこともわかった。一方、萩尾は内田の娘・美咲(村井美樹)に会いに行く。しかし、美咲は、父が借金を押し付けたせいで母が自殺したと言い、父への憎しみを露わにする。
内田の行方を追う礼子と萩尾は、工場で内田を発見。しかし、すんでのところで気づかれ、逆に手錠をかけられてしまうことに。「生きていればなんとかなる」と自分を励ましてくれていた妻が自殺するはずがないという内田の必死の訴えに、礼子は心を動かされる。それを感じ取った萩尾は、自分が人質になる代わりに礼子を解放して捜査を続けさせろと言い放つ。内田はその申し出を受け入れ、礼子を解放した。しかし、2日間で真実が明らかにならなければ、萩尾を道連れにして死ぬと礼子に言い渡す。萩尾の命を賭け、礼子の必死の捜索が始まった!!
(あらすじ・写真共に公式HPより)


では、続きから……。
強行突入による事件解決を企図する本部に対し、畠山課長が地位を賭け2日間の猶予を稼ぎだすことに。
礼子たちは畠山の行動に感謝し、報いる為に必死の捜査を開始。

本間が警備部長になれたのにはなにか事情がある筈―――そう考えた礼子たち。
藤堂を捜査の中心に据えることに。
だが、藤堂は犯人ではなかった。
実は藤堂には愛人がおり、その存在を本間に知られ脅迫され便宜を図っていたのだ。

捜査対象を失い意気消沈する礼子たち。
今度は内田の娘・美咲の周辺から探ることに。
美咲には医師の婚約者が居たが今回の内田の事件により婚約破棄の危険に陥っていた。
そんな美咲を励ます武井。
武井家と内田家は昔からの付き合い、美咲によれば母を亡くした後も親身に支えてくれていたらしい。
両親の反対を押し切ると云う婚約者の決意により婚約破棄の危機は回避される。

内田に与えられた2日間が過ぎ去ろうとし、タイムリミットが刻一刻と迫る中、新事実が。
本間とある人物に意外な関係があることが判明したのだ。
捜査は急転直下、真犯人は確保され自供した。

礼子は6年前の真実を携え、内田の元へと向かう。
礼子の口から明かされた真実を聞かされ驚くと共に自分を責める内田。
真犯人は武井だった。
内田の借金の連帯保証人となっていた武井は自分の工場を守る為に本間の協力を得て内田の妻を殺害、その保険金で返済させることが目的だった。
内田と本間は同郷の知人だったらしい。
内田の妻の殺害も内田の窮状を知った本間の提案だった。
工場は守れたものの美咲から母を奪ってしまうと云う深い負い目を抱いた武井は陰から支え続けた。
6年がたち、事件を調べ続け藤堂を追い始めた内田を煩わしく思った本間は武井に内田を殺害するよう指示。
それを拒否した内田と揉み合いになり、事故で本間は死んでしまったのだった。

「俺のせいだ……」
すべてを知り内田は煩悶するものの、約束を守り萩尾を解放、そのまま出頭することに。
外へ出た内田を出迎える美咲。
6年ぶりの親娘の再会は内田の頑なだった心を溶かし、親娘は抱き合ったまま泣き崩れるのだった―――エンド。

<感想>
そこそこ面白かった。
テーマ等、本編中に盛り込んだ要素は多いものの、きちんと消化されていて好評価。
これは割と安定感のあるシリーズかもしれない。

<キャスト>
水沢礼子:片平なぎさ
大神瑞希:佐藤仁美
青野信吾:山崎裕太
柳井一郎:岡本信人
内田昭男:泉谷しげる
藤堂浩一:ガダルカナル・タカ
赤川管理官:小沢和義
内田美咲:村井美樹
武井静夫:三波豊和
本間博之:木村栄
畠山義信:石丸謙二郎
水沢公子:冨士眞奈美
萩尾康弘:南原清隆ほか
(公式HPより、敬称略)


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