2010年05月01日

「行きずりの街」(志水辰夫著、新潮社刊)

「行きずりの街」(志水辰夫著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)です!!

ネタバレあります!!注意!!

<あらすじ>

行きずりの街1

女生徒との恋愛がスキャンダルとなり、都内の名門校を追放された元教師。退職後、郷里で塾講師をしていた彼は、失踪した教え子を捜しに、再び東京へ足を踏み入れた。そこで彼は失踪に自分を追放した学園が関係しているという、意外な事実を知った。十数年前の悪夢が蘇る。過去を清算すべき時が来たことを悟った男は、孤独な闘いに挑んでいった……。日本冒険小説協会大賞受賞作。
(新潮社公式HPより)


<感想>
う〜ん、これは「ミステリ」じゃないなぁ。
ついでにいうとこれは「男の妄想(願望?)」を本にしたって感じかな。
ほぼ男性限定の読み物っぽいが……。
ハードボイルドとも、ちと違う感じ。

ちなみに、「行きずりの街」はドラマ化されており、水谷豊さん主演で2000年に放送されました。

更には映画化も決定しています!!
ドラマも含めて詳細は下記関連過去記事よりどうぞ!!

「行きずりの街」2010年秋映画化!!

<ネタバレあらすじ>
主人公・波多野は、かつて教職にあったが教え子との結婚をスキャンダルとされ、高校を追われてしまう。
結果、離婚にまで追い込まれることに。

時は流れ現在。
郷里で塾の講師をする波多野のもとにある報せが。
教え子が東京で音信不通となったのだ。
波多野は教え子を捜すべく立ちあがった。
こうして、再び東京に足を踏み入れた波多野だが、失踪事件の背後に、かつて自分を学園から追放した男たちがいることに気づく。
捜査の為に立ち寄ったバーには、かつての妻・雅子がいた。
12年ぶりの再会―――失われた時を取り戻そうとする2人。
そして、彼女の助けもあって波多野は徐々に事件の核心へと近づいていく……。

ついに事件の黒幕である学園常任理事・池辺と対決する波多野。
銃を手に波多野を追い詰める池辺だが、池辺を裏切った中込の不意打ちで波多野の木刀がヒット!!辛くも勝利する。
残った中込との心理戦を乗り切るも、中込は池辺に道連れにされ死亡する。

ひとり生き残った波多野は妻・雅子のもとへ向かう。
雅子は波多野を待っていた。
二人の愛はここから再度始まるのだ―――エンド。

◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・「行きずりの街」(シネマカフェさん)
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/22697/

・小西真奈美が名門女子高生から人妻、そしてバーのママに!「行きずりの街」が阪本順治監督で映画化!(シネマトゥデイさん)
http://www.cinematoday.jp/page/N0020222

・仲村トオルと小西真奈美が12年ぶりに再会する元夫婦に! 『行きずりの街』映画化(シネマカフェさん)
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/release/2009/10/6864/

「行きずりの街 (新潮文庫)」です!!
行きずりの街 (新潮文庫)





映画「行きずりの街【DVD】」です!!
行きずりの街【DVD】



【関連する記事】
posted by 俺 at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック