2010年05月08日

ゆるキャラの“乱”!!

来年の大河「江(ごう)〜姫たちの戦国」を代表するご当地ゆるキャラがテーマとなった時代―――“戦国”に相応しく乱立している模様。
下剋上もあるのでしょうか?

ソースの「asahi.com」さんによれば―――

北近江の戦国武将・浅井長政の娘たちの生涯を描くNHK大河ドラマが来年放映されるのを前に、姉妹の「ゆるキャラ」が乱立の様相にある。浅井三姉妹の生まれ故郷・滋賀県の旧湖北町(現長浜市)がいち早くキャラクターをそろえてPR中のところへ、滋賀、福井両県と、三重県の団体が参戦したためだ。「元祖」を自負する地元に戸惑いが広がっている。

大河ドラマ「江(ごう)〜姫たちの戦国」は、長政と織田信長の妹のお市の間に生まれた三姉妹の物語。2代将軍徳川秀忠に嫁いだ江を中心に、豊臣秀吉の側室となった長女・茶々、福井・小浜藩主となる京極氏に嫁いだ次女・初の生涯を描く。

今年1月に長浜市と合併した旧湖北町では一昨年秋、まちおこしに取り組む地元の住民出資会社が茶々の着ぐるみを製作した。昨夏には初と江の2体も加わり、三姉妹そろって地元のPRに活躍。丸顔で大きな目の着ぐるみは滋賀県内外の各種イベントで人気を博している。

ところが、県は4月20日、隣の福井県と合同で三姉妹のキャラクターを新たに公募すると発表した。福井県の小浜市は初のゆかりの地で、福井市では母のお市が最期を遂げている。両県は新キャラの着ぐるみをつくり各種イベントの宣伝に使う計画だ。

驚いたのは旧湖北町の人たち。地元商工会には、住民から「ゆるキャラはすでにあるのに、どうなってるの」との問い合わせが寄せられているという。

県観光交流局の説明はこうだ。旧湖北町の三姉妹は、民間会社の所有ですでに多くの関連商品が売り出されている▽権利関係から公的に採用するのは難しい――ことなどから、大河ドラマを支援する県の協議会で新たに募集することが決まったという。

また、江が幼少期を過ごしたといわれる津市の民間団体もキャラクターを公募し、今月初めに最優秀賞「ごうちゃん」を発表。こちらも着ぐるみやグッズを作って地域活性化を図るという。

滋賀県の嘉田由紀子知事は「排他的ではなく、共存共栄ができるものに育ってもらえたらと思っている」と言うが、旧湖北町のゆるキャラ「元祖三姉妹」は、県庁に赴いて知事に「私たちを見捨てないで」と陳情する計画を練っているという。(堀川敬部)
(asahi.comさんより)


浅井3姉妹1
「滋賀県の旧湖北町(現長浜市)の擁する『浅井3姉妹』」


ごうちゃん1
「津市にあるNHK大河ドラマ『江』を応援する会の『ごうちゃん』」


そして滋賀、福井両県が選出するキャラクターがこれに加わるとなると……。
姉妹の数奇な運命そのままにゆるキャラにまで数奇な運命が課されてしまうのでしょうか?

2010年5月29日追記:滋賀、福井両県のキャラが決定しました。

ソースの「asahi.com」さんによれば―――

浅井3姉妹2


江〜姫たちの戦国2


来年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」とのゆかりをPRしようと、県と滋賀県が共同で使う文字デザインとキャラクターが決まった。4月から募集し、246点の応募作からそれぞれ最優秀作の1点を選んだ。ポスターやパンフレット、のぼりなどに使われる。


文字デザインは小浜市のグラフィックデザイナー、足立直紀さん(55)の作品が選ばれた。「江」の文字中に両県の地図を配置し、戦国時代のピリピリとした緊張感を鋭くとがった文字で表現した。


キャラクターは、大阪市旭区に住む男性の作品が選ばれた。たくましいお茶々ちゃん、人なつっこいお江ちゃん、おっとりしているお初ちゃんというイメージ設定で、ゆるキャラのデザインに仕上げた。
(asahi.comさんより)




「浅井氏三代文書集―江州小谷城主 (1972年)」です!!
浅井氏三代文書集―江州小谷城主 (1972年)





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