<あらすじ>
容疑者:黒坂真美
突如旅に出た中五郎(田辺誠一)。追いついた小林少女(小池里奈)が問い質すと、一泊二日の探偵セミナーに参加するらしい。一流の探偵になれば、彼女に迷惑をかけることも、むやみに殺されることもないと言うのだが…。
セミナーが行われる人影のない旅館で、中五郎は、体験取材のため参加していたミステリー作家の亜傘クリス子と知り合う。明智小五郎の大ファンである亜傘は、三代目を主人公にした新作を執筆すると中五郎に持ちかける。自分の客室で亜傘がやって来るのを待っていた中五郎は、玉手箱から流れ出した毒ガスで殺される。死ぬ直前まで話していた亜傘には、犯行時、同じセミナーに参加していた高田刑事(田中要次)と混浴中というアリバイがあった。
(公式HPより)
では、続きから。
ここでちょっとあらすじに補足〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
作家・亜傘クリス子と出会った明智。
亜傘が書いたと云う代表作に明智はまったく覚えが無い。
亜傘クリス子は世間的に無名な作家なのだろうか―――?
亜傘クリス子、高田刑事も加わり、なんやかんや(by33分間探偵)で参加したセミナーだがその講義内容は怪しいものだった。
講師の眼帯男・フクトメノリスケのもと発声練習、想像力を鍛える練習、情報収集能力を鍛える練習を積む明智たち。
例えば、情報収集能力を鍛える練習は―――鼻栓をし声を変えた上で己の身許を秘し、一方的に電話をかけるものだった。
高田刑事「で、最近どうなの?」
亜傘「はいはーい、私、私」
明智「もしもし、オレオレ……ほら、明智。あっ、言っちゃった!!」
三者三様の光景。
さながらその姿は詐欺まがい。
小林少女によれば自己啓発セミナーのようだった。
セミナーを終えすっかり自信をつけた明智。
小林少女相手に「亀山君!!」とのたまう始末。
気分は「相棒」の杉下右京……の筈だったがその実力は以前のまま。
しょぼくれる明智を訪ねて来る亜傘。
次の作品のモデルになって欲しいと云う。
夢想し酔いしれる明智。
その横で亜傘は空調のリモコンをいろっていた。
その頃、小林少女は温泉にて潜水記録に挑戦中。
やっと帰って来てみると案の定、明智が霊体で待っていた。
なんでも“探偵箱”なる箱を開けたところ中から出て来た毒ガスで死んでしまったのだそうだ。
そこへやって来た高田刑事に死体を見つけられ明智の遺体は解剖にまわされてしまう。
ついでに容疑は小林少女に。
急いで事件を解決しなければいろいろとまずい。
亜傘に目をつけた小林少女だったが、高田刑事が導き出した明智の死亡推定時刻15時〜16時には鉄壁のアリバイがあった。
高田刑事と混浴していたのだ。
そして当の小林にはアリバイがない。
追い詰められた小林。明智はどうなる―――?
補足終わり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
同時刻、運ばれて行く明智の死体。
その前に現れたのは怪人二十面相!?
二十面相は明智の死体を奪うと小林に電話を入れる。
「あんな女にしてやられるとは何事だ!!明智君の遺体は私が預かっている、腐敗が進んでいるぞ。早く答えを見つけたまえ」
はっぱをかける二十面相。
高田刑事の追及をその場しのぎの手でかわしつつ、殺害現場へと帰りついた明智&小林。
ふとしたことから小林が空調のリモコンに注目。
それは異常に高温の暖房に設定されていた。
「こんな僕でも解ける事件がありました」
ここで出て来る明智の決め台詞―――導き出された答えとは?
亜傘クリス子の部屋を訪ねた明智&小林。
明智「僕の」
小林「私の」
明智&小林「「推理を聞いて下さい!!」」
霊体の為、他の人物に姿の見えない明智に代わり推理を披露する小林少女。
亜傘のアリバイは明智の死体の死亡推定時刻を暖房により進めたことによる偽物だった。
“探偵箱”も彼女の仕業。
動機は亜傘が自信をもって発表できるような実体験に基づく作品のためだった。
実は亜傘はニセ作家。
代表作など存在していなかったのだ。
正体を暴かれ自暴自棄になる亜傘に明智は告げる。
「好きなこと、やりたいことを諦めないでください」と。
「物語には結末が必要です」言い添えられた小林の言葉に何かを感じた亜傘は乱入してきた高田刑事に罪を認めた。
こうして事件は解決。
明智は元に戻った。
そこは氷漬けにされたトラックの荷台の上。
明智の遺体が腐敗しないように二十面相が気を使ったらしい。
そんな明智の手には一枚のメッセージカードが。
それは予告状だった。
「5月28日―――君の大事なアレを盗む」
驚く小林に明智は思わぬ余裕を見せる。
その理由とは……「名探偵コンピュータ・電脳君」の広告を小林に見せつける明智。
そのお値段は42万円!!
「半額サービスだったんだよ。お得な買い物しちゃったなぁ」
喜んでいる明智に呆れ顔の小林―――次回に続く!!
<感想>
いよいよ、次週は二十面相と明智の直接対決!?
予告状の指し示す大事なアレとは一体?
ひょっとして小林少女のこと、それとも別の何か……?
いよいよ残りもわずか。次回も楽しみです。
ちなみに第8話ゲストは温水洋一さんです。
遂に明かされた三代目怪人二十面相……その正体はラーメンズの片桐仁さん。
「ザ・クイズショウ」の田崎徹役(主役)された方ですね。
怪人物はハマり役。
第八話以降のゲストさんはこちら。
第八話:温水洋一
第九話:戸田恵子
うわ……めちゃ豪華!!
田辺さんのコメント見つけました。これによればあの警備員2人のシーンも意味があるみたいですね。
ソースの「MSN エンターテイメント」さんによれば―――
TBS・MBS系で放送中のドラマ「三代目明智小五郎〜今日も明智が殺される〜」に主人公の明智中五郎役で出演し、名探偵の孫なのに推理が苦手というコミカルな役どころを演じている田辺誠一。実は「若いころはコントをやりたかった」と語るほど笑いに思い入れを持つ田辺が、作品への思いを語ってくれた。
同ドラマは、名探偵・明智小五郎の孫である中五郎が毎回殺され、生き返るために犯人を捜し出すというコメディーミステリー。若手女優の小池里奈が小林少年の孫の小林少女として中五郎の助手を務める。中五郎の宿敵、三代目怪人二十面相役に片桐仁、毎話ゲストの犯人役には要潤、遠藤憲一、大政絢ら個性豊かな面々が登場してきた。
―――本作をご覧になった感想は?
「コメディ部分とミステリー部分のバランスが取れていて、30分ドラマなので慌ただしい部分もありますが、深夜に楽しく気軽に見られるものになったような気がします。深夜って誰もが疲れている時間なので、このドラマを見て、幸せな気分で明日を迎えられればと思って作りました」
―――すでに撮影を終えられているとのことですが、振り返ってみていかがですか?
「楽しかったですね。2日で1話を撮るという厳しいスケジュールでしたが、やりたいことをほとんどできましたし、やり残したことや後悔もありません」
―――やりたかったこととはどんなことだったのでしょう?
「僕の好きな種類の笑いがあるドラマを作りたいと思いました。ギャグはベタじゃなく、かといってひねり過ぎてもいない、と言うんでしょうか。言葉もすべてポジティブなエネルギーの言葉だけで構成しました。僕自身、中学生の時に怪物ランドさんやシティーボーイズさんが好きで、高校の時にネタを作り始め、役者になった後も悲喜こもごもの“笑い”を表現することを追及してきたので。この作品では僕が子どものころから蓄積した“笑い”の芝居をすべて出そうと思っていたんです。例えば自転車に乗るシーンでは、普通の自転車では見ている方がツッコめない、ということで、ハンドルをカマキリ型にしたり、26インチなのに補助輪を付けたりしました。そうするとツッコミポイントが生まれるので。テレビの魅力の1つである、制作者と視聴者のボケとツッコミのコミュニケーションが成立するんです。そうすると見ている方と一緒に進んでいけるんだと思います」
―――ラッパーにふんしたり着ぐるみを着たりと衣装もボケまくっていますね。
「いろいろやりましたね〜。正直、恥ずかしい部分もありますが、脚本家や監督がおもしろがってくれることに乗ってみよう! という感じでしたね。見ている方に喜んでもらえたようなのでよかったかなと。実際やってみると楽しかったですしね」
―――16歳の小池さんとの共演はいかがでしたか?
「小池さんは非常に機転が利く女優さんで、ボケをきちんと拾って返してくれるところがすごかったですね。若いのに俊敏だし。年齢が20歳以上離れているのですが頼りになりました。どんなにハチャメチャなボケやツッコミでも、彼女はある種の品をキープしているので、ギャグが下品にならずに、それはすごいなあと思いました」
―――謎を明かすシーンでは2人がまったく同じせりふを言いますが、苦労もありましたか?
「一字一句間違えずに、話すタイミングや呼吸のタイミングを合わせるのは難しかったのですが、数回練習してみたら意外にピッタリとできたんですよ。30分という短い尺のドラマで、こういう変わった手法でビシっと謎解きをするというところがとても面白いなと思いました」
―――主人公は“ダメ中年”とよく言われているのですが、どこか少年のような純粋さも感じられて魅力的です。
「そうですね。この作品自体に小学生レベルの“おバカ”さもあり、チャリで町内を走り回るだけでも楽しいというような童心に帰れる世界観があるからこそ、主人公にもそんな魅力を感じられるのかもしれません。中年ですが(笑)」
―――物語は最終回に向けて二十面相との対決などで盛り上がっていきそうですが、見どころを教えてください。
「中五郎と二十面相、三代目同士の対決と戦う理由が明らかになっていきます。二十面相役の片桐さんはピッタリの配役で、いい意味で世の中と少し距離を置ける存在感があり、お芝居の引き出しもすごい。僕も彼のお芝居を見るのがとても楽しかったです。また、先ほども童心に帰れる世界観と言いましたが、そういう子どもっぽさがうまく着地するラストになっているところがとてもいいので、ぜひ見ていただきたいですね。大人が背負っている現実と、大人の楽しさを感じてもらえるラストになっていると思います。そしてドラマ史上では例のない構成になっています。あの警備員室がおもしろい形で絡んできます」
―――ちなみに、中年と言われることいついては…?
「どこから見ても明白ですからね……。もうしょうがないです。でも先日、アメリカのバーに入るときにIDの提示を求められました。21歳以下は入れませんからね、でもうれしくはないですよね、男は若く見られるより上に見られた方がうれしいので。まあ、中年です」
(MSN エンターテイメントさんより)
他にも小林少女役の小池里奈さんのインタビューが「テレビドガッチ」さんに掲載されました。
下記の関連外部リンクよりどうぞ!!
◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・三代目明智小五郎〜今日も明智が殺される〜(TBS公式HP)
http://www.tbs.co.jp/program/mbs_akechi-the-3rd.html
・三代目明智小五郎〜今日も明智が殺される〜(毎日放送公式HP)
http://www.mbs.jp/akechi-the-3rd/
・三代目明智小五郎〜今日も明智が殺される〜(公式HP)
http://akechi-the-3rd.com/
・“ダメ中年”探偵役の田辺誠一、「自分の好きな笑いを追及したかった」(MSN エンターテイメントさん)
http://tv.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=288210
・小池里奈インタビュー動画連載(テレビドガッチさん)
http://dogatch.jp/interview/202/index.html
早くもスピンオフ!!
「小池里奈@三代目明智小五郎-小林少女の事件簿- [DVD]」です!!
「小池里奈@三代目明智小五郎-小林少女の事件簿- [DVD]」です!!
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