2010年06月04日

高村薫原作「マークスの山」連続ドラマWにてドラマ化決定!!

高村薫先生原作「マークスの山」がWOWOWさんの連続ドラマWにてドラマ化決定しました!!

「マークスの山」原作は―――

<あらすじ>

「マークスの山(上巻)」

マークスの山1

全面改稿!!
第109回直木賞受賞作

警察小説の金字塔
21世紀、33歳の新生・合田雄一郎、登場

「俺は今日からマークスだ! マークス!いい名前だろう!」――
精神に〈暗い山〉を抱える殺人者マークス。南アルプスで播かれた犯罪の種子は16年後発芽し、東京で連続殺人事件として開花した。被害者たちにつながりはあるのか?
姿なき殺人犯を警視庁捜査第1課第7係の合田雄一郎刑事が追う。直木賞受賞作品。

合田雄一郎は音一つなく立ち上がった。
33歳6ヵ月。
いったん仕事に入ると、警察官僚職務執行法が服を着て歩いているような規律と忍耐の塊になる。
長期研修で所轄署と本庁を行ったり来たりしながら捜査畑10年。
捜査1課230名の中でもっとも口数と雑音が少なく、もっとも硬い目線を持った日陰の石の一つだった。――(本文より)

「マークスの山(下巻)」

マークスの山2

全面改稿!!
第109回直木賞受賞作

新しいマークスには泣かされる
合田雄一郎にも泣かされる

殺人犯を特定できない警察をあざ笑うかのように、次々と人を殺し続けるマークス。捜査情報を共有できない刑事たちが苛立つ一方、事件は地検にも及ぶ。事件を解くカギは、マークスが握る秘密にあった。凶暴で狡知に長ける殺人鬼にたどり着いた合田刑事が見たものは……。リアルな筆致で描く警察小説の最高峰。
(講談社公式HPより)


製作元のWOWOWさんによれば―――

「俺は、マークスだ」

南アルプスの奥深い山の中で蒔かれた犯罪の種子は、
20年後、突如発芽し、遠く離れた東京の地で殺人事件として開花する。
事件の担当となった合田雄一郎警部補は、上層部からの圧力によって
思うような捜査が出来ないことに困惑しながらも、
事件の裏にひしめく巨大な闇の存在を嗅ぎ取り始める。
そんな刑事たちの苛立ちをよそに、第二の殺人が起こり、
やがて事件は検察組織にも飛び火していく。
精神に“暗い闇”を抱える殺人者・マークスの凶行を
合田たちは止めることが出来るのか?
巧妙に張り巡らされた“組織の圧力”。
意地とプライドにかけて“見えない敵”を追い続ける刑事たち。
事件を解く鍵は、マークスが握る“秘密”にあった…。

硬質な文体、重厚なテーマ、緻密な描写による
圧倒的なリアリティ。
作家・村薫によって生み出された本作は、
第109回直木賞受賞、
第12回日本冒険小説協会大賞受賞、
『このミステリーがすごい!』1994年版国内第1位
など、
数々の栄誉に輝く社会派ミステリーの金字塔であり、
今もなお、多くのファンを獲得している
“合田雄一郎シリーズ”の原点でもある
(WOWOW「マークスの山」公式HPより)


WOWOWの連続ドラマWにて今秋放送予定です!!
「マークスの山」といえば崔洋一監督による萩原聖人さん、名取裕子さん、中井貴一さん出演の映画版がありますが、本作はあれを超えることが出来るでしょうか。

2010年8月4日追記:合田雄一郎役が上川隆也さんに決定しました。
さらに8月3日から23日間にわたり公式HPにてキャストをひとりずつ発表していくとのこと。マークス役は未だ不明ながらも“映画界の大物”との噂が流れています。

2010年8月26日追記:マークス役等主要キャストが明らかになりました。
マークス役は高良健吾さんだそうです!!

詳しくは「WOWOW版『マークスの山』、マークス役発表!!」よりどうぞ!!

◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・連続ドラマW マークスの山公式HP
http://www.wowow.co.jp/dramaw/marks/

「マークスの山(上) 講談社文庫」です!!
マークスの山(上) 講談社文庫





「マークスの山(下) 講談社文庫」です!!
マークスの山(下) 講談社文庫





崔洋一監督による映画版「マークスの山 [VHS]」です!!
マークスの山 [VHS]





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