2010年06月18日

西村京太郎先生が選ぶ自身のベスト3作品とは?

西村京太郎先生が自身のベスト3作品について選ばれました。
それによると「四つの終止符」、「天使の傷痕」、「寝台特急(ブルートレイン)殺人事件」がベスト3にあたるとのこと。

ソースの「毎日の本棚」さんによれば―――

●「四つの終止符」(講談社文庫・540円)

●「天使の傷痕」(講談社文庫・520円)

●「寝台特急(ブルートレイン)殺人事件」(光文社文庫・700円)

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「十津川警部シリーズ」で知られるトラベルミステリーの第一人者、西村京太郎さん(79)はこれまで471冊(6月1日現在)の作品を発表してきた。累計発行部数は2億部以上。年間13、14冊のハイペースで作品を刊行し、この30年以上、ベストセラー作家の先頭を走り続けている。神奈川県湯河原町の自宅に西村さんを訪ね、自著から選んだ3冊への思いを聞いた。

まずは「四つの終止符」。1964年、単行本として初めて出版した記念すべき長編だ。

「最初の本だからうれしかったですね。本屋で買って、みんなに配りましたよ。映画化(タイトルは「この声なき叫び」)もされました。田村正和さんが主演しています」

耳の不自由な青年が逮捕された事件をめぐるサスペンス。彼が通った飲み屋のホステスと新聞記者が真相解明に乗り出す。

「天使の傷痕」はその翌年の65年に発表した江戸川乱歩賞受賞作だ。薬の副作用で障害を持って生まれた子供がテーマになっている。この作品を選んだ理由を「地味な作品でね。その後出せども出せども売れなかったから」と苦笑する。「受賞式で審査員が『君はもう一人前だ』って言ってくれたんだけどね、全然違うんだ。初版の数がどんどん減っていくんですよ」

この2作は、ミステリーの形式をとりながら当時の社会的弱者を取り巻く状況を浮き彫りにする。ヒューマニズムや正義感が貫かれている。ちょうど松本清張の「社会派ブーム」が全盛を迎えていた。

「売れない時期」に終わりを告げたのは、78年の「寝台特急殺人事件」だった。初の増刷。編集者から「書きたいものを書いていては売れない。こちらで審査するから、何を書くつもりか初めに教えてほしい」と言われ、そのなかで提案した列車の話を作品化したという。

◇ブルトレが転機に
「ブルートレインは子供には人気だけど、大人はどうかなと思っていたんです。編集者に見る目があったんですね」

累計で120万6000部を発行するミリオンセラーとなり、大きな転機となった。3冊のうちトラベルミステリーが1作のみというのは意外な気もするが、当人は「思い出すんですよね。最初のころは本になるか分からずに、必死に書いているからかな」。

現在12の出版社の仕事を並行し、多い月は7、8本の締め切りをかかえるという。スピード感のある読みやすい文体。その時々の世相を取り込みながら、読み手のニーズに応え続けた成果であろう。そんなミステリー界の巨匠の原点を、堪能できる3冊である。【棚部秀行】
(毎日の本棚さんより)


原作者である西村京太郎先生は以上の3作品を選ばれました。
果たしてあなたの意見はどうでしょうか?

◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・ブックウオッチング:西村京太郎とっておきの3冊 始まりは「四つの終止符」(毎日の本棚さん)
http://mainichi.jp/enta/book/news/20100616ddm015040002000c.html

「四つの終止符 (講談社文庫 に 1-8)」です。
四つの終止符 (講談社文庫 に 1-8)





「天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)」です。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)





「寝台特急(ブルートレイン)殺人事件―ミリオンセラー・シリーズ (光文社文庫)」です。
寝台特急(ブルートレイン)殺人事件―ミリオンセラー・シリーズ (光文社文庫)





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