2010年06月16日

「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」7話ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」7話ネタバレ批評(レビュー)です。
あくまで、本編を既読の方に向けてのレビューになります。注意!!

それと一応、犯人らしい人物を1人にまで絞り込んでます。
2010年6月16日現在時点の最有力容疑者は速水玲香嬢(偽)です。

「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」6話ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」5話ネタバレ批評(レビュー)

最有力容疑者・速水玲香(偽)説を取り上げた4話はこちら(過去記事)。
最有力容疑者決定!?「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」4話ネタバレ批評(レビュー)

1話から3話まではこちら(過去記事)。
「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」1から3話までネタバレ批評(レビュー)

では、早速7話レビューを。

まずは気になる出来事から。

@騒ぎを聞き付け美雪の部屋を訪れた金田一。中には美雪(玲香も?)が眠らされていた。
A美雪たちの安全を確認した金田一だったが、トイレへと向かった玲香が悲鳴を上げる(トイレは2階にある様子、2階床から1階天井移動説は頓挫……トホホ……)。
B駆け付けた金田一たちが発見したのは鬼沢の変わり果てた姿。
Cここでクリステル(こんな名前だったっけ?)が玲香犯人説を主張!!
Dショックを受け逃げ出した玲香が2階の階段(あれ?)から転倒。意識を失う。
Eその際も一色は「絵崎の娘である自分だけは大丈夫」発言。
F一方、カメラマンがADの部屋で撲殺死体で発見される。
G金田一は大剣による刺殺でなかったことに注目。イレギュラーな殺人を疑う。
H同時に、なぜカメラマンがADの部屋で殺害されたかにも興味を持つ。
Iさらに、ADの部屋の造花に注目!!何かに気付く(これについては後述)。
J「玲香ちゃんは犯人じゃない!!無実は俺が証明する、ジッちゃんの名にかけて!!」―――次週に続く。

早速今回のポイントを整理してみる前に前回の反省を。

Aでお分かりの通り「2階床は1階天井!!ということはそこを通過して殺害したんだよ!!」説は頓挫しました。ナシです……トホホ……。

玲香もただ寝ているだけ(本人申告)でしたね。
どうも犯人絞り込みの決め手に欠ける本作。
こりゃ、大剣の在処こそが犯人を示す証拠になりそうです。

こうなると、前回提示した犯人の条件@「食料を制している」も見直すべきかも。作中では割と簡単に食料に触れることが出来るという認識に改めるべきか……。

では、ここで本筋。7話のポイントに話を戻しましょう。

◆玲香が階段で転落、気絶する

あれ、エレベーター以外にも2階と1階を行き来する手段があるの?と思った方多いのではないでしょうか?
管理人はこれ、ひょっとしてミスなのかなと疑ってます。

Dで玲香が逃げ出して転倒した階段。
階段と云うからには別々の階を繋ぐはずでこの場合は玲香が居た階(2階)から転倒した階(1階)だと思われます。
となると、AD殺害時にカメラマンが証言したエレベーターを使う以外の移動手段が存在してしまうことになり、“大剣が消えた”とか“マスクの不審人物も消えた”とかどころの騒ぎではなく「普通に階段を使ったんだろ!!」ということになってしまう筈ですが……これは一体どういうことなのでしょうか?

ひょっとすると重要な伏線!?
それとも単なるミス!?
それとも管理人の読み間違い……!?

◆一色の「絵崎の娘である私は大丈夫」発言。

Eです。
どうも、一色は犯人を「錬金術師=絵崎」にもっていきたい様子。
6話でも「ガスのように……」とか今回の犯行の不可能性を強調していました。
単なる雰囲気を盛り上げるためのキャラクターか、それとも……?

◆4人目の被害者はカメラマンに……

で、4人目の被害者発生です。
ADの部屋でカメラマンが殺害されました。

どうも、この殺人は犯人にとってイレギュラーなもののようです。
大剣を使わずに撲殺したのがその証拠。
となると、Hにある通りADの部屋で殺害されるだけの必然性があるわけで……。

ここから、カメラマンは犯人にADの部屋に呼び出され殺害されたのではなく、“なんらかの証拠をあるいはトリックを捜す為にADの部屋を訪れたところ犯人と遭遇(気付かれた?)し、殺害された”とのシナリオが浮かび上がります。

そこでカメラマンの気付いた物として考えられるのがIの造花と関連する花瓶の存在です。

◆金田一は造花を見て何に気付いたか

金田一が気付いた物それは―――「造花が生けられていた花瓶の中にあった何かの存在」でしょう。
作中描写を見る限り、造花は茎が短く、花瓶に生けられていた状態に比べ明らかに長さが不足しています。
花瓶にはこの花を底上げしていた何かが隠されていたと考えるべきです。

つまり花瓶の体積分の“何か”が消えて無くなっていることになります。

となれば、カメラマンが殺害されなければならなかった事情を考えても“あの凶器の大剣のもとになったものがそこに隠されていた”という解釈でOKではないでしょうか。
だからこそ、隠し場所となる部屋の主であるADが最初に殺害されたのかもしれません。

付け加えると、気にかかると云えば砕け散った花瓶の破片の描写があったのも何かを意味するのかもしれませんが……。

◆偽玲香犯人説は未だ通用するか?

で、まだまだ続きます。偽玲香織犯人説。
詳細は4話以降を見てもらうとして。

今回も通用するかを検証!!

鬼沢の死体発見に一役買ったのは間違いなく彼女。
となれば……と疑ってしまいそうですが鬼沢に下剤を盛れた犯人のこと、玲香に睡眠導入剤と同じく利尿剤を盛ることも出来るでしょう。
これは玲香が犯人である決め手にはなりえません。

と、あくまで決め手に欠けたままですが、今のところはこれ(偽玲香犯人説)は“ないかな”という印象です。

確かに描写(玲香がミネラルウォーターを口にするシーンなど)が省かれている点が非常に怪しく思えますが、むしろ、6話以降で逆に容疑を引き受け過ぎているきらいがあるように思えます。
もしも、前述した階段転落がミスだとするならば、スカーフ等の不審な点も同様と考える方が自然かもしれません。
現に今ではスカーフ巻いてないですし、偽物アピールは弱い気が……。

◆じゃぁ、マジで誰が犯人候補になるのよ?

というわけで犯人絞り込みの条件をもう一度考えてみました。

@睡眠導入剤、下剤などを駆使することから薬学の知識がある。
AADの花瓶に触れる機会があった(または部屋を出入りしても不審がられない)。
BAD、蛍、鬼沢、カメラマン殺害時にアリバイが無い。

時間表記がないのでBでは絞り込め無さそう。
あるとすれば@かA。
@ならば歯学部か一色の眼鏡ペアだが……でも、これもなぁ……。
作中での今後の情報に期待するしかないか……。

おそらく、今回も大剣の行方が判明しなかった以上、犯人の復讐はまだ終わっていないだろう。
ターゲットとしてまだ残っているとなればクルーの残り一人あたりがソレかなぁと思われるが。
だとすると、金田一の犯人断定の根拠に大剣(の所持)が利用されるとも考えられる。
そっちのアプローチしかない?

とりあえず、誰も浮かばないから7話時点でも偽玲香犯人説で仮定しておきたいと思います。

◆7話雑記

メモ代わりにちょこっと。

何気にカメラマンも殺害されてしまい、部屋割図の内円を構成する3名が共に死亡する事態に―――なにか意味がありそうな、ないような。

で、6話雑記でも書いたことをもう一度。

「錬金術殺人事件」ですがストーリーは面白いのに、設定に穴がある箇所がちらほら。
蛍殺害や鬼沢殺害でも判明した通り、部屋に抜け穴や隠し部屋があってもおかしくない状況では厳密な推理はできないのでは?
アリバイらしいアリバイのある人物も居ない……。
もうちょっとルールを確定してもらわなければ容疑者の絞り込みは難しそうだが……。

上の偽玲香犯人説がずっと残っているのもそれが大きな理由(今回かなり苦しいが……)。
玲香だけではない、秘密の抜け道や工作の余地がある限り、現状では容疑者をただのひとりも消去できないのだ。
これは話が進めば解消されると期待したいが……。

と、今回は以上ですがいかがでしょう?
とりあえず、現在は管理人によるご都合を加えた妄想推理でしかありません。
真相は今後の展開に委ねられます。


と、いうことで


「週刊少年マガジン」No.30 2010年06月23日(水)発売号の第8話に注目。要チェックや!!

◆関連過去記事
・1話から3話まではこちら。
「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」1から3話までネタバレ批評(レビュー)

・玲香犯人説を述べた4話レビューはこちら。
最有力容疑者決定!?「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」4話ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」5話ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」6話ネタバレ批評(レビュー)

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posted by 俺 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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