「死刑台のエレベーター予告編」
ソースの「シネマトゥデイ」さんによれば―――
ヌーヴェルバーグの最高傑作と称されるルイ・マル監督の作品を世界で初めてリメイクする映画『死刑台のエレベーター』のポスターが解禁され、その世界観が明らかになった。ポスターには赤いコートを着た吉瀬美智子が写っており、映画の不穏な雰囲気を見事にとらえている。
オリジナル版の『死刑台のエレベーター』はマル監督の映像美とジャズ界の帝王、マイルス・デイヴィスの即興演奏が雰囲気を盛り上げるサスペンス映画の傑作で、リメイク版では映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の吉瀬と映画『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』の阿部寛という今最高に旬な二人が主演している。
今回解禁されたポスターは、吉瀬の怪しい赤いコートが目立ち、長身のはずの阿部が遠近法で小さく見えるという意味深な配置になっており、「あの人を殺して、私を奪いなさい」というキャッチコピーもそれに花を添える。吉瀬はこれまでの役で見せたことのないほどの悪女を演じるらしく、大人の女性の残酷な一面にも注目したい。
ほかの出演者には若手演技派の玉山鉄二や人気上昇中の北川景子、ベテランの津川雅彦や柄本明らが名を連ねており、オリジナルをただ日本に移しただけではない、新しい『死刑台のエレベーター』への期待が募る。
映画『死刑台のエレベーター』は2010年10月9日より全国公開
(シネマトゥデイさんより)
同じく「シネマトゥデイ」さんによれば―――
吉瀬美智子と阿部寛が危険なカップルを演じるサスペンス映画『死刑台のエレベーター』で、吉瀬が悪女ぶりを存分に披露した予告編と場面写真がついに公開された。
吉瀬が低い声で殺人の計画をささやくところから始まる予告編は、これまでに見たことがないほどの悪女である吉瀬を強調した作りになっている。まるで耳元でささやかれているかのような吉瀬の声に誘導されて阿部が殺人を犯そうとする場面のサスペンスの高鳴りは、オリジナル映画に勝るとも劣らない。愛のために犯罪に挑む男を演じる阿部のほか、脇を固める玉山鉄二や北川景子も危険な愛の物語を見事に盛り上げている。
ルイ・マル監督のオリジナルは傑作との誉れも高いサスペンス映画の金字塔だが、それを世界で初めてリメイクした本作もそれに迫る傑作である予感が漂う予告編。さらに今回予告編と同時に解禁となった場面写真は吉瀬が携帯電話を使っているところを写したもので、53年前のオリジナル映画にはなかった現代的なアイテムをさりげなく織り込んでいるあたりも好印象だ。
映画『死刑台のエレベーター』は、愛の欲望に運命を狂わせるカップルの行く末を追った心理サスペンス。吉瀬と阿部がもがき、さまよう男女の姿を身もだえするほどの心理描写で熱演している。若手演技派の玉山と人気急上昇中の北川がもう一つの殺人事件に手を染めるカップルを鮮烈に演じる。監督は映画『いつか読書する日』など、国際的に評価の高い緒方明。
オリジナル映画の舞台を日本に移し、今の日本で最も旬な俳優たちで作り上げた本作は、オリジナル映画の感動を忘れられない人にもオススメできる、大人のラブストーリーだ。
映画『死刑台のエレベーター』は10月9日より全国公開
(シネマトゥデイさんより)
映画原作となるノエル・カレフ著「死刑台のエレベーター」については東京創元社さんより7月30日に新訳版が発売されます。
映画原作「死刑台のエレベーター」とは―――
<あらすじ>
完全犯罪を実行したジュリアンは、電源を落とされた無人のビルのエレベーターに閉じこめられてしまう。36時間後にようやく外に出た彼を待っていたのは、身におぼえのない殺人容疑だった。アリバイはなく、閉じこめられていたことなど決して明かせない! 偶発する出来事が重なり追い詰められていく男の苦悩と恐怖。胸苦しいほどの焦燥を見事に描ききった超一級サスペンス。ルイ・マルの映画化作品も映画史に残る傑作となった。解説=小森収
(東京創元社公式HPより)
繰り返します。
「死刑台のエレベーター」は2010年10月9日公開予定です!!
2010年7月9日追記:2010年7月8日にはリメイク版「死刑台のエレベーター」の完成報告記者会見が行われました。
ソースの「シネマトゥデイ」さんによれば―――
女優の吉瀬美智子が8日、グランドプリンスホテル赤坂で行われた映画『死刑台のエレベーター』の完成報告会見に出席し、役に共感するところについて「男性を翻弄(ほんろう)してみたい」と語るなど、小悪魔的魅力を披露した。また、共演の阿部寛、緒方明監督らも登壇した。
吉瀬はこの日、劇中でも印象に残る真っ赤なワンピース姿で登場。肩と胸元、足を大胆に露出し、集まった報道陣の目をくぎ付けにした。そして、フランスの巨匠ルイ・マル監督の同名映画を世界で初めてリメイクした本作で、魔性の女を演じたことについて、「『あの人を殺して、私を奪いなさい』と阿部さんに言うのですが、このせりふは仕事だから言えるので、楽しんで演じました」と度胸の良さを発揮。凛(りん)とした強い女性を演じてほしいと監督から言われていたことを明かし、「非日常的なのは映画ならではだと思います」と楽しみながらも心して悪女役に挑んだ様子をうかがわせた。
また、役柄との共通点については「男性を翻弄(ほんろう)してみたいですよね(笑)。そこまで思える男性がいるということはうらやましいです」と小悪魔的な魅力を感じさせる大胆な発言も。一方の阿部も「ここまでじゃないですが、こういう恋愛をしたことありますよ」と吉瀬に負けず、周囲を沸かせるリップサービスを披露した。
『死刑台のエレベーター』は、ヌーベルバーグの鬼才ルイ・マルの最高傑作と謳(うた)われる同名映画のリメイクが、世界で初めて日本で実現した作品。愛の欲望に運命を狂わせる男女の姿を、身もだえするほどの心理描写で描く。若手演技派の玉山鉄二と北川景子がもう一つの殺人に手を染めるカップルを鮮烈に演じ、作品に花を添えている。
映画『死刑台のエレベーター』は10月9日より角川シネマ新宿ほか全国公開
(シネマトゥデイさんより)
◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・「死刑台のエレベーター」(シネマカフェさん)
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/22678/
・吉瀬美智子、胸元と肩の大胆露出ドレスで登場!魔性の女で「男性を翻弄してみたい」(シネマトゥデイさん)
http://www.cinematoday.jp/page/N0025505
・吉瀬美智子、悪女を極める!今まで見たことのない妖しさ解禁!『死刑台のエレベーター』(シネマトゥデイさん)
http://www.cinematoday.jp/page/N0023780
・悪女の吉瀬美智子解禁!低い声で殺人計画をささやく!53年目のリメイク『死刑台のエレベーター』予告編!(シネマトゥデイさん)
http://www.cinematoday.jp/page/N0025325
・吉瀬美智子、胸元と肩の大胆露出ドレスで登場!魔性の女で「男性を翻弄してみたい」(シネマトゥデイさん)
http://www.cinematoday.jp/page/N0025505
・吉瀬美智子「私を奪いなさい」 映画「死刑台のエレベーター」(asahi.comさん)
http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY201007080386.html
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