2010年07月04日

乱歩賞作家・遠藤武文先生が村井長野県知事を表敬訪問

「プリズン・トリック」にて乱歩賞を受賞した作家・遠藤武文先生が村井長野県知事を表敬訪問されたそうです。

ソースの「MSN産経ニュース」によれば―――

遠藤武文1
「右が遠藤先生、左が村井長野県知事」


昨年5月に県内で初めてミステリー小説の登竜門、江戸川乱歩賞を受賞した長野県安曇野市の作家、遠藤武文氏(44)が29日、県庁で村井仁知事を表敬訪問した。

交通刑務所内での密室殺人を描いた処女作「プリズン・トリック」で受賞した遠藤さん。村井知事との対談では、松本清張原作の「点と線」のドラマを見たことが小説を書くきっかけになったエピソードなどを披露した。村井知事は「忙しくなると『東京に来ないか』という話になるが、長野県でがんばってほしい」と笑顔で要請した。

遠藤さんは安曇野市出身で松本蟻ケ崎高校、早稲田大学を卒業後、広告会社などを経て、損害保険会社に勤務しながら執筆活動に取り組んだ。7万部を売り上げた処女作の題名は乱歩賞選考委員で作家の東野圭吾氏が名付け親だという。

今年3月で会社を辞め、現在は作家活動に専念。29日には2作目で、同一犯による東京と奈良での同時殺人などを描いた「トリック・シアター」が発売された。

会談後、遠藤さんは「地元のことを題材にして地域興しの一助になればという気持ちがある」と今後も長野を拠点に作家活動をしていくという。
(MSN産経ニュースさんより)


「プリズン・トリック」といえば、乱歩賞受賞作であるにも関わらずネット上で総じて不評を買っている珍しいミステリ。
普通、大きな賞の受賞作についての感想といえば割と好・不評に半々くらいで分かれるものですが、コレに関しては不思議なくらい不評が多いです。
未読なので読んでみないと評価は下せないのですが、あまりの不評ぶりに二の足を踏んでしまいます。

不評の内容は「トリックや結末に脱力した」とか「(悪い意味で)驚いた」とか「(内容が)プロットの段階で小説の域にまで達していない」とかもうケチョンケチョン。そんなに凄いんでしょうか?
ここまで力強く主張されると逆に気になるから不思議です。
思い切って読んでみようかなぁ……。

◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・乱歩賞作家の遠藤武文氏が村井長野県知事を表敬訪問(MSN産経ニュースさん)
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/nagano/100629/ngn1006292130001-n1.htm

◆関連過去記事
第56回江戸川乱歩賞受賞作「再会(「再会のタイムカプセル」改題)」は8月5日発売予定!!

第56回江戸川乱歩賞決定!!

・「風のターン・ロード」にて乱歩賞を受賞した石井敏弘先生が参加されている「平城京ミステリークエスト」についてはこちら。
平城遷都1300年祭にもミステリイベント発見!!その名も「平城京ミステリークエスト」!!

話題の「プリズン・トリック」です!!
プリズン・トリック





遠藤武文先生最新作「トリック・シアター」です!!
トリック・シアター



【関連する記事】
posted by 俺 at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 作家さん情報!! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック