2010年07月06日

「湖岸の盲点〜小此木鶯太郎の事件簿〜」配信第8話(7月1日分)ネタバレ批評(レビュー)

ガンガンONLINEにて連載中の「湖岸の盲点〜小此木鶯太郎の事件簿〜」配信第8話(7月1日分)ネタバレ批評(レビュー)です。

実は管理人は「湖岸の盲点」ゲーム版を知りません。
なので初「湖岸の盲点」になります。
既知の方にとって不要な情報や、変な情報を盛り込むかもしれませんが笑って許して下さいね。

登場人物一覧:

・小此木 鶯太郎(おこのぎ おうたろう)
男性。「湖岸の盲点」主人公。
捜査一課警部補。コミックでは若い古畑っぽい。

・芦国 暁人(あしくに あきひと)
男性。ペンション綾淵亭管理人。
加害者。
加々美湖をこよなく愛する人物、それゆえに殺人を犯すことに……。

・犬塚伊作(いぬづか いさく)
男性。犬塚リゾート開発社長。
被害者。

・宇山うらら(うやま うらら)
女性。魚田スポーツクラブインストラクター。
芦国に興味がある様子。本編にどう関わるのか?

1、2、3、4、5&6、7話はカテゴリかタグ「湖岸の盲点」よりどうぞ。
では、本編を……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(前回まで)
第1話:犬塚殺害計画の下準備を終えた芦国。
第2話:ついに計画を実行し、犬塚を殺害する―――。
第3話:そこへやって来た刑事・小此木鶯太郎、芦国と対峙する。
第4話:小此木VS芦国(1)
第5話:小此木VS芦国(2)
第6話:小此木VS芦国(3)
第7話:小此木VS芦国(4)

第8話「確信」

小此木とのやりとりを通じて疑心暗鬼に陥る芦国だったがそのまま事情聴取は終了。
一段落がつき安心していたところで、小此木から懐中電灯を貸して欲しいと頼まれる。
新たな罠かと警戒する芦国を尻目に平然とした様子の小此木は注文を付け加える。

「あるだけ懐中電灯が欲しい」と依頼された芦国。
小此木の意図を推測した結果、狙いは懐中電灯についたと思われる犬塚の指紋ではないかと考える。
それならば、何のことは無い。
犬塚が懐中電灯を使用した事実など存在しない以上渡しても問題ないと判断。
ペンションに存在した2本、すべての懐中電灯をそれと伝えた上で小此木に預ける。
その場を去る小此木。

小此木を改めて敵と認識した芦国は憎悪を向け悪しざまに罵るが、そこに当の小此木が戻って来る。
気まずい空気の中、芦国にお湯をわけて貰う小此木。

今度こそ本当にその場を立ち去った小此木は現場にいた鑑識課員と話を。
それによれば、小此木は犬塚の死亡を事故ではなく殺人と断定していること。
ペンションから湖までの足跡は偽造であると考えていることを明かし、協力を願う。

その際に足跡の偽装は完璧であり、そこから芦国の犯行を立証することは難しいこと。
偽装された足跡は桟橋の上とガソリンの上にのみ残っていたことも発覚。
犬塚がボートを出したと見られる倉庫内の指紋も扉付近の物は雨で流されているが庫内で残された物については最新の指紋はすべて犬塚の物であり不審な点は見当たらないことも判明。

そして―――ついに呼び出していたインストラクター・宇山うららと出会う―――9話に続く。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1話によれば指摘されるべき芦国のミスは6つ。
8話は全28ページ。広告3ページ含んでます。

今回、芦国が大きなミスをやらかしましたね。
2話で自身があれだけ警戒していたにも関わらず、懐中電灯の件をミスしてしまいました。
やはり、小此木の人柄に振り回されたところが大きいのでしょうか……。

ここから、管理人の推理です!!

注意!!


続々出て来ているので一旦整理しましょう。ミスは以下の通り。
ちなみに作中で指摘済みのものについてはラインで消してます。

◆確実にミスと思われるもの。

@加々美湖を愛し、少しのゴミも許さない芦国が車のガソリンを放置していたこと。(芦国がもっとも忌み嫌う筈)
7話で小此木が口にしなかったが注目していたのでコレはアリ。

A酔っ払っている筈の犬塚が普段の足取りでカヌー置き場まで歩いていたこと。(芦国は普段の犬塚の足取りを真似たため)
6話にて指摘。8話でも指摘

B芦国が犯行後、ペンション帰宅時に内側から鍵をかけてしまったこと。(犬塚外出後に誰かが内側から鍵をかけたことになってしまう。これは、外に居る人物を締め出したことに他ならない。つまり、鍵をかけた人物は先に外に出た人物が帰宅しないことを知っていたことになる)
4話にて指摘

C地図を失くした釣り人の足跡が残って居たにもかかわらず、時系列的にそれよりも後に起こった地図を拾った筈の芦国の足跡がない。
芦国が湖をカヌーで移動していたことを示す。

D傘たての傘が2本あるということは、犬塚は雨中にもかかわらず傘をささず出かけたことになり不審。
4話で、綾淵亭滞在者は芦国、犬塚の2名と確定したため。
7話で芦国が傘をさしていなかったことがクローズアップされました。

E場所を説明されていないのにもかかわらず、芦国は犬塚の足跡がどこにあったか案内できた(犯人しか知りえない情報)。

F犬塚がカヌーに乗っていたことを芦国が知っていた。
ただし、これについては6話にて既に触れられており7話以降による。

7話にてあくまで芦国の推理によるものとして納得される。

追加G犬塚が懐中電灯を使った筈(暗い倉庫からボートを出した)なのにペンション内に存在するすべての懐中電灯が揃っていたこと。
また懐中電灯に犬塚の指紋が残っていないこと。
(2話で芦国は加々美湖に懐中電灯が沈んだ設定にしていたが8話でその設定を失念してしまっている。本来は「あれ、一本懐中電灯が足りないなぁ」と惚けるべきだった。苦しいが仮に犬塚が使用後に返却したとするならば今度は指紋が出なければならない。いずれにしても状況と矛盾する)

◆解釈次第でミスともとれなくもない(かなり苦しい)ミス。
@酔っ払い冷静な判断力を失っている筈の犬塚がライフジャケットを持ち出したこと。

普段の癖とも解釈可能。

A犬塚がライフジャケットを倉庫から持ち出したにも関わらず着ていなかった。(着ないのならば持ち出さない筈、実際1話では着用していた)

酔っていた為ともいえるが……
酔っていたのならば持ち出さない筈。
持ちだしたのならば普段の癖で身に付けた筈―――@と背反関係か?

Bカヌーが転覆していない。(無人のカヌーが上向きのまま漂流する描写あり)

犬塚が立ち上がり落ちたとすれば解釈可能。

C犬塚は外出時、自室に鍵をかけていなかった(芦国が鍵無しで室内を確認できた)。

もともと、このペンションの各個室に鍵が備え付けてあったかが不明。
判明すれば候補になりうる。

Dカヌーが1艘増えた?(1話時点では芦国のセリフにあるように3艘のみ残し片づけていた。12、14、17番のみ残していた筈が23番が存在している)

これまで本編とは関係ないミスと思っていましたが、7話にて23番こそが犬塚殺害に使用されたカヌーと判明しました。
宇山の証言次第ではミスに加わるのか?

確実にミスと云いきれるのは5箇所程度。
思ったより少ない……。
今後も矛盾点が出て来るのかに注目。

そして―――ついに、ついに宇山うららと対峙した小此木。
次回が気になりますね〜〜〜。

次回は8月5日(木)更新予定とのこと。

◆関連各サイト様はこちら(外部サイトに繋がります)。
・安楽椅子犯人さん公式HPです。
http://hannin-a.sakura.ne.jp/

・安楽椅子犯人さん公式ブログです。
http://d.hatena.ne.jp/anrakuisu_hannin/20100204/1265292895

・漫画「湖岸の盲点」が連載されているガンガンONLINEさんです。
http://www.square-enix.com/jp/magazine/ganganonline/

盲点と云えばこちらも盲点。「ヴェイスの盲点―クレギオン〈1〉」です!!
ヴェイスの盲点―クレギオン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)





【関連する記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。