講談社さんのメールマガジンより転載しております。
御了承下さい。
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〈講談社ノベルス〉6点 7月8日発売
●『闇ツキチルドレン』天祢涼
最強最悪な容疑者――捜査の裏を知り尽くした元エリート警察官僚!!
“音を見る”共感覚美少女探偵・音宮美夜が凶悪事件に挑む!
殺意の矛先は犬や猫、そして人間へ――。小さな地方都市を震撼させる事件の容疑者は、県警本部長も務めた元警察官僚・最上倉太朗!
“共感覚”美少女探偵・音宮美夜は妙な出会い方をした高校生・城之内愛澄とともに捜査を開始する。だが最上は「私は音宮くんを殺したい」と宣戦布告!狙われた探偵は、裏を知り尽くした男を追い詰められるか?
●『靖国への帰還』内田康夫
内田康夫が全身全霊をかけて書き上げた感動長編!
昭和20年5月26日。戦局が悪化するなか、武者滋は死を覚悟して夜間戦闘機「月光」に乗り込んだ。激しい空中戦を、負傷しながらも何とか乗り切ったその矢先。視界が開け、見たこともない風景が目の前に広がった。途端、記憶は途切れる――そして目が覚めたとき、そこは、なんと平成19年6月の厚木基地だった。62年の時を越えてしまった武者を待ち受けるものは?
●『青銅の悲劇 瀕死の王』笠井潔
矢吹駆シリーズ、日本篇!!
1988年末、東京郊外頼拓市の旧家、鷹見澤家で奇妙な現象が続発。不穏な空気漂う中、冬至の日に執り行われた会食の席上で、当主、鷹見澤信輔が突然倒れる! それは、トリカブトを使った毒殺未遂事件だった……。昭和の最期、一族を襲う悲劇と、それに纏わる深い闇に迫る!!
●『星々の夜明け フェンネル大陸 真勇伝』高里椎奈
暴走する祖国を止めろ! 元王女フェンベルク、命を懸けた最後の戦いへ!!“フェンネル大陸 真勇伝”シリーズ完結編!
首都で発生したグールの叛乱を機に、ストライフ王国各地で上がる戦いの狼煙。争いを止めたい、真実を知りたい――。兄に命を狙われてもなお、フェンは、暴走する祖国を救うべく奔走する。彼女を襲う悲しき裏切りと、思わぬ別れとは!? 王家が隠し続けてきた驚愕の真実とは……!?
少女と仲間達の心揺さぶる冒険譚、ここに完結!!
●『ぼくと未来屋の夏』はやみねかおる
自分が読みたいって思う原稿をかいてしまいました。――はやみねかおる小学六年生の男の子と、未来を百円で売る男の大冒険!
夏休み前日、髪櫛小学校六年の風太は「未来を知りたくないかい?」と、未来を百円で売る<未来屋>猫柳さんに呼び止められた。この出会いが夏休みに嵐を呼ぶ!!
彼が勝手に決めた風太の自由研究は「神隠しの森」調査! かくれんぼすると子供が消えると言われる恐怖の森だ。他にも町には「首なし幽霊」、「人喰い小学校」、「人魚の宝」と不気味な噂が山盛り! 二人にはどんな未来がまちうけているのか?
●『獣の樹』舞城王太郎
NEO 舞城王太郎 BEGINS!
ある日ある朝、西暁町で、十四歳くらいの僕が馬から生まれる。記憶も名前もない。でも名前なんかいらない、と僕は思う。自分が誰だってどうでもいい……のに、正彦が僕を弟にする。それからヒトとしての生活にようやく馴れてきたところに蛇に乗る少女楡が現れ、僕を殺人現場に誘う。冒険が始まる。失踪した父親。地下密室。獣の大革命。そして恋。混乱と騒動の中、僕は暗い森を駆ける駆ける駆け抜けていく。
舞城王太郎が講談社ノベルスに舞い戻り投下する、新しい小説=テロリズム!講談社創業100周年記念書き下ろし作品。
〈単行本ピックアップ〉 3点
●『ブレイズメス1990』海堂尊 7月17日頃発売
大学病院にまた革命児が! 天才外科医は守銭奴なのか!?
ニースの国際学会にお供することになった新米外科医・世良。命じられた秘密ミッションは、伝説の天才外科医・天城に佐伯教授からのメッセージを渡すことだった。一筋縄ではいかないクワセ者の天城を相手に、カジノで一世一代の賭けをした結果、無事日本に連れ帰ることに成功。帰国後世良は佐伯と天城の計画する、新しい心臓専門病院の設立を手伝うことになる。しかし、それは大学病院内での激しい戦いの始まりだった!
神の手は実在するのか!? 医師にとって大切なのは、患者の命と金、どちらなのか!?
●『音迷宮』石神茉莉 7月30日頃発売
「お目目が見てる、怖い、いや」――恐怖が満ちる10の物語がここにある。
京極夏彦氏、井上雅彦氏、東雅夫氏推薦!
重鎮たちがその才能に惚れた石神茉莉の初短編集!
●『小鳥を愛した容疑者』大倉崇裕 7月30日頃発売
こんなに手強いヤツは初めてだ!! 百戦錬磨の元捜査一課・鬼警部補の前に立ちはだかったもの。それは可愛くも凶暴なーー。
警視庁捜査一課で活躍していた鬼警部補・須藤友三。ある現場で銃撃を受けて負傷し、やむなく最前線を離れることに。数ヵ月後、リハビリも兼ねて容疑者のペットを保護する“警視庁総務部総務課動植物管理係”に配属され……た途端、今まで静かだったこの部署に、突如、仕事の依頼が次々と舞い込む。刑事時代にはあり得なかった“現場”に驚愕の須藤! 動植物保護だけのはずが、なぜか事件の捜査にまで踏み込むハメになり、腕がなる!?
〈講談社BOXピックアップ〉1点
●『キャットフード 名探偵三途川理と注文の多い館の殺人』森川智喜 7月1日発売
この本は決してネコに読ませないでください。
4人の高校生が訪れたリゾートの正体は、化けネコ達による“人間カンヅメ”製造工場! ご主人・ユキを守るため、黒ネコ・ウィリーが立ち上がる――ネコVSネコの知能戦!
〈講談社文庫ピックアップ〉4点 7月15日発売
●『妄邪船<人工憑霊蠱猫>』化野燐
小夜子たちに最悪の夏が訪れる。あの魔書を追って、戦いの舞台は長崎へと遷り、新たな鬼神が姿を現す。『本草霊恠図譜』がまたもこの世に地獄を出現させる!
●『奏者水滸伝 白の暗殺教団』今野敏
奏者の一人、遠田宗春は茶道家元の息子。来日した米国要人を茶会に招く。そこへ謎の教団のテロリストが潜入という情報が。奏者たちは陰謀を阻止できるか。
●『レイニー・パークの音』早瀬乱
明治36年、できたばかりの日比谷公園で開かれた「公園裁判」。被告はミッションスクール同窓の5人だった。彼らの青春時代に隠された謎の真相とは!?
●『NECK』舞城王太郎
首を題材とした小説、舞台原作、映画原案を、オリジナル絵コンテと共にまとめた文庫オリジナル。首が動かなくなった時、私の体は……。4つの首物語に戦慄が走る。
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(講談社メールマガジンより転載)
なんといっても、「キョウカンカク」で鮮烈デビューを飾った天祢涼先生「闇ツキチルドレン」に注目!!
タイトルとあらすじや最上倉太朗があくまで“容疑者”認定であることから推察するに城之内愛澄による操りの構図パターンか?
意外な動機と展開を駆使する作風だけに期待値は高い!!
勝負の2冊目は「キョウカンカク」と同じく読者の心を捉えることが出来るのか?
・前作「キョウカンカク」ネタバレ書評(レビュー)はこちらから。
「キョウカンカク」(天祢涼著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)
2010年8月9日:「闇ツキチルドレン」ネタバレ書評(レビュー)追加しました。
・「闇ツキチルドレン」(天祢涼著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)
舞城王太郎祭で盛り上がる舞城王太郎先生の「獣の樹」、「NECK」も侮れない。
「福家警部シリーズ」の大倉崇裕先生「小鳥を愛した容疑者」も面白そう。
笠井潔先生「青銅の悲劇 瀕死の王」もチェックか?
そして、「闇ツキチルドレン」に次いで忘れてはならないのがこの一冊!!
7月8日発売予定の「ザ・ベストミステリーズ2010」。
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■ザ・ベストミステリーズ2010 【日本推理作家協会/編 定価3,675円】7/8
2009年に発表された短編推理小説、珠玉の15編を収録。
日本推理作家協会賞短編部門受賞作「随鑑」(安東能明・著)を含む全ての第63回日本推理作家協会賞候補作品を一挙掲載。
巻末に推理小説関係受賞リストを収録。
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(講談社公式メールマガジンより)
ミステリ者必携のコレクターズアイテムだけに是非!!
ラベル:講談社
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