毎週金曜日22時より放送。全10話。
原作は東野圭吾先生の同名小説。
<ネタバレあらすじ>
神奈川県・横須賀市にある洋食屋『アリアケ』の子供である功一、泰輔、静奈。
家を抜け出し流星群を見に行ったとある夜中、その間に3人の両親が何者かに刃物で殺害された。
彼らは身よりもなく、養護施設で幼少期を過ごした後、静奈が詐欺にあったことなどから、
強く生きるためにいつしか自らも詐欺を働くようになり、金を持っている男達を騙していく。
事件から14年が経ち、時効を迎えようとしていた折、洋食チェーンの御曹司である戸神行成をターゲットにした3人は、
彼の父親・政行が両親が惨殺された時間に家から出てきた人物に似ていることに気付く。
店の名物であるハヤシライスの味から、政行が両親を殺害しレシピを盗んだと確信した3人は、行成に接近して政行を陥れるための罠を張っていく。
作戦は順調に進むが、静奈は行成に恋心を寄せてしまう。
序盤から細かい伏線が張り巡らされ、政行を追い詰めたとき、思いもよらない事件の真相が明らかになる。
(アマゾンドットコムさんより)
では、続きから……
政行を追い詰めた功一たちだったが、政行の口から意外な言葉が。
現場に行った時には功一の両親は既に殺害されていたと云うのだ。
何より、当日現場に行ったのはお金に困っていた功一の両親から金でハヤシライスのレシピを買う為だった。
犯人が分からなくなった功一。
だが、政行の言葉から当日現場にあったビニール傘が犯人の持ち物であると気付く。
そして、政行が支払ったと云うレシピ代金が紛失していたことにも……。
当時、捜査に関わっていた担当刑事・柏原康孝を呼び出す功一。
実は柏原こそが殺害事件の犯人だった。
家族の為に大金を必要としていた柏原は犯罪を犯してしまったのだ。
真相を突き止めた功一はこれまでの詐欺の罪を償うべく服役する。
刑期を終えた功一。
帰って来た彼を家族が待っていた―――エンド。
<感想>
比較的原作に忠実だった本作。
真犯人も同一です。
とはいえ、脚本は宮藤官九郎さん。
そこはそれなりの捻りが加えられており、主に軽快さやポップさが特徴の作品へと生まれ変わっていました。
ドラマ視聴後に原作を読むとあまりの落差に愕然とするかも……。
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