2010年08月02日

月曜ゴールデン「大家だけが知っている!幸多福子の下町事件簿〜隅田川で謎の連続殺人!!20年前にいわき温泉で元芸者がした秘密の約束…忍び寄る報復と情念の犯罪!!」(8月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「大家だけが知っている!幸多福子の下町事件簿〜隅田川で謎の連続殺人!!20年前にいわき温泉で元芸者がした秘密の約束…忍び寄る報復と情念の犯罪!!」(8月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

大家だけが知っている!幸多福子の下町事件簿1


不動産業を営みアパートも経営する幸多福子(渡辺えり)は、元は向島の名物芸者。病床の父親・源太郎(北村総一朗)に頼まれて転身したものの、昔ながらの古アパート・開運荘は空き室だらけ。家賃滞納は当たり前で、経営は四苦八苦だった。
そんな時、部屋を借りたいという男が福子の店にやってきた。「安い」という理由で開運荘に住むことになった鳥羽(岡本健一)は、実は新参者の刑事だった。
着任早々、鳥羽は言い争っていた二人の女性のうちの一人が倒れて救急車で運ばれたという知らせで、病院に駆けつけた。倒れたのは福子が芸者時代に面倒をみた夏枝(手塚理美)。一緒にいたという早苗(木村理恵)も福子の妹分だった。夏枝は病院の院長・阿久津(浅野和之)の手当てで無事回復した。聞けば、夏枝は直前まで福島のいわきにある旅館で働いていたといい、福子に会うのは久しぶりだった。
その翌日、早苗が殺された。早苗が営んでいるスナックのバーテン・中野(小沢和義)はギャンブルに明け暮れ、借金も相当あったらしい。鳥羽たちは中野の足取りを追うが、その中野も死体で発見される。
(公式HPより)


では、続きから……

大家だけが知っている!幸多福子の下町事件簿6


鳥羽が刑事だと知り驚く福子。
阿久津院長も警官の息子だったと知り意外に思う。

そんな中、早苗が何者かにより殺害される。
深い衝撃を受ける早苗の娘・理絵。

福子は鳥羽にある秘密を明かす。
早苗と理絵は養母娘の関係。
夏枝こそが理絵の実母だった。
夏枝と早苗は芸者時代の親友。
夏枝は20年前に林英夫という男に襲われ、弾みで林を殺しており過剰防衛の罪に問われた結果、早苗が理絵を引き取ったのだ。
二人が言い争っていたのも理絵に会わす会わさないが原因だった。

その頃、中野と密会する夏枝。
その表情はどこか苦しそうだ。

早苗に多額の負債があることが発覚。
早苗の営むバーの従業員・中野の保証人となっていたことが原因らしい。
捜査本部が中野に容疑を向ける中、理絵が開運荘へ引っ越して来る。
手には手話の本を抱えていた。
「阿久津院長が手話をやられるんで私も勉強しなきゃと思って……」
はにかむ理絵。理絵は阿久津の病院の看護実習生だった。
その姿を眩しげな表情で見守る夏枝。

ようやく落ち着いたと思われた直後、中野が理絵を襲う事件が発生。
理絵は危機一髪のところを救われる。

その晩、中野から電話を受ける夏枝。
その表情は何かを決意していた―――。

翌日の朝、中野が死体で発見される。
所持品には理絵名義の通帳があった。
早苗宅にあった物を中野が黙って持ち出したらしい。
そこには夏枝の名前で月々20万円の振り込みがされていた。
夏枝の資力ではそこまでの大金を捻出できるとはどうしても思えない。
事情を聞く為、鳥羽は夏枝に聴取を行う。

それを聞きつけ問い詰めるべく鳥羽のもとへ向かう福子。
途中、夏枝が倒れ阿久津の病院へ運び込まれる。
夏枝は重い病気だった。
阿久津の治療を拒否する夏枝。
そんな夏枝を戒める阿久津。

一方、鳥羽は理絵に通帳を見せてしまう。
そこから夏枝が実の母だと知った理絵はショックを受ける。

夏枝が鳥羽に犯行を自白。
福子と鳥羽は夏枝が誰かを庇っていると直感する。
もしかしてその誰かとは理絵の父親では?

夏枝の過去に真相があると考えた福子、奇しくも同じことを考えた鳥羽と共に福島へ。
以前、夏枝が働いていたいわきの旅館を訪ねたところ、夏枝には想い人がいたらしいことを教えられる。
夏枝の菩提寺では夏枝が幼い頃に駐在の息子に助けてもらっていた逸話を住職から聞き出す。

東京へ戻る列車を待つホームにて鳥羽と話す福子。
鳥羽は向島に赴任する前は新宿中央署にいたらしい。
正義感の強い鳥羽は犯人の卑劣さが許せず暴行してしまい責任を取らされる形で転属させられたのだった。

東京へ戻った鳥羽。
調査の結果、林が坂本という医師の誤診により妻を失ったと恨んでいたことが判明。
その坂本こそ婿入りして姓を変えた現在の阿久津院長だった―――。

同じ頃、福子もまた菩提寺の住職の話にあった駐在の息子に思い当たる。
そういえば、阿久津は警官の息子ではなかったか―――。

阿久津に事情を聞くべく身柄を抑えようとする鳥羽だが、阿久津は妻と離婚して姿を消す。
同時に夏枝の姿も病院から掻き消えていた―――。

阿久津と夏枝の思い出の浜辺。
そこに二人は居た。
追いついた福子と鳥羽。

大家だけが知っている!幸多福子の下町事件簿3


早苗と中野を殺害したのは阿久津だったのだ。
理絵の父親も阿久津。

20年前、林の妻に医療ミスはなかった。
だが、阿久津(当時は坂本)を逆恨みした林は彼を襲い、そこを阿久津と待ち合わせしていた夏枝が止めようとして林を殺してしまった。
夏枝は真相を告げずそのまま刑に服した。

早苗殺害は阿久津の病院に運び込まれた夏枝と阿久津の会話を盗み聞きした早苗が阿久津を脅迫したことが発端。
かっとなった阿久津が殺害してしまった。

大家だけが知っている!幸多福子の下町事件簿5


中野も早苗からある程度の事情を聞かされており、阿久津と夏枝を脅迫した為に阿久津に殺されたのだ。

すべての真相を告白し心中しようとする阿久津と夏枝。
だが、福子の言葉と駆け付けて来た理絵の説得に応じ思いとどまる。

阿久津は鳥羽に連れられ警察へ、夏枝は手術を受ける。

事件が無事解決し、病院にて源太郎と今回の事件を振り返る福子。

所変わって屋上。
「この街が好きになりそうです」
呟く鳥羽に、
「私たち相性ピッタリよね」
うっとりとした視線を向ける福子。
逃げ出す鳥羽(以下もうちょっとあるけど省略)―――エンド。

<感想>

う〜〜〜ん、微妙。
伏線をきちんと回収していた点は評価できるけど、それ以外にコレという点が見当たらない。
良くも無く悪くも無く、ほどほどの印象。

続編に期待するほどでもない、かといって続編がないと云いきれるほどでもない……微妙。

ちなみに、キャストは豪華でしたよ。
あらすじでは端折りましたがこんな人も出てました。

大家だけが知っている!幸多福子の下町事件簿4
「消防署員役で出演されてました、斎藤清六さん」


大家だけが知っている!幸多福子の下町事件簿2
「店子役で出演されていました、鷲尾真知子さん」


キャストは豪華だったんだけどなぁ。

<キャスト>
幸多福子:渡辺えり

鳥羽憲護:岡本健一

沢村夏枝:手塚理美

清水みつ子:鷲尾真知子
園部浩次:小宮孝泰
中野博正:小沢和義
荻野早苗:木村理恵
荻野理絵:西田奈津美
阿久津浩美:石井めぐみ
消防署員:斎藤清六

阿久津信彦:浅野和之

幸多源太郎:北村総一朗 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


こちらは管理人の福子さん。
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ももいろ荘の福子さん (おはなしフレンズ!)





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