毎週土曜日20時より放送。全9話。
<あらすじ>
史上最悪のウイルステロ「ブラッディ・マンデイ」から2年後、再び日本を襲った新たなテロ計画とは、「核爆弾による東京壊滅」だった―!
「核」によってハイジャックされた機内には、2年前のウイルステロの首謀者の姿が…。
核爆発までのタイムリミットが刻一刻と迫る中、ウイルステロから日本を救ったあの男が再び立ち上がる!
一体、誰が味方で誰が敵なのか―
そして、藤丸に襲いかかる新たなる敵。その敵の正体はテロリストか?それとも国家か?
(アマゾンドットコムさんより)
◆登場人物一覧
【主人公とその周辺】
藤丸:通称「ファルコン」。ウィザード級ハッカー。
音弥:藤丸の友人。九条総理の孫。Jの異父兄弟。
あおい:藤丸、音弥の友人。1話にて意外な結末が彼女を待つ。
遥:藤丸の妹。本作では同級生の八木に関わる問題に立ち向かう。
【九条総理周辺】
九条:総理大臣。音弥の祖父。
苑麻:警察庁警備局長。ファルコンを信頼している。
島村:法務大臣。
竹内:秘書官的役割の女性。
【サード・アイ】
萩原:サード・アイの指揮官。
加納:シーズン1以来の登場。藤丸の頼れる仲間。
南海:シーズン1以来の登場。加納の同僚。
霧島:シーズン1以来の登場。婚約者の仇Jを憎む。
槙村:情報分析官。
澤北:眼鏡の女性職員。
琢磨:沢北の後輩女性職員。
【特殊医療拘置所職員】
赤石:倉野の上司。
倉野:赤石の部下である女医。
【魔弾の射手】サイド(合計七人)
スパイダー:日本人。「魔弾の射手」のリーダー。
ビースト:日本人。赤フード。
レディバード:もうひとりのマヤ、某国の工作員。
モスキート:会社員、某国の工作員。
ホーネット:日本人。本名、藤代颯太。
ホタル:某国の工作員。武等派の女性。
江本加奈(1話の客室乗務員):日本人。コードネームの貰えない可哀想な人。
ブルータス:サード・アイに潜入するスパイ。
とある理由により「魔弾の射手」メンバーには含まれない。
【所属不明】
J:シーズン1の敵・神崎。
K:シーズン1のボス・安斎。実は生きていた。精神を病んでいるらしい。
マヤ:シーズン1の宿敵。シーズン2での彼女の立ち位置は?
教授:マヤより教えられた謎の人物。
響:藤丸のバイト先であるコンビニの同僚。彼女には裏の顔が!?
八木:遥の同級生。
<各回あらすじ>
・ブラッディ・マンデイ2初回(第1話)2時間SP「今夜日本に核投下!!最凶テロの日本再起動計画…衝撃の首相暗殺1500万人の命が一瞬で!!止まらない悲劇に伝説のハッカーの孤独な戦いが今、始まる!!」(1月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)
日本が再び危機に!!藤丸(ファルコン)の戦いが始まる……。
・ブラッディ・マンデイ2第2話「東京壊滅テロへ!!迫るテロの悲劇と東京最期の日!?」(1月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)
VSホーネット開始!!
・ブラッディ・マンデイ2第3話「友情と裏切り…驚愕の毒ガステロの真相!!味方に敵が!?」(2月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)
サード・アイに裏切り者が!?
・ブラッディ・マンデイ2第4話「ヒロイン死す!!裏切り者の正体分かる舞い降りる死の灰!?」(2月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
真のヒロインは彼女だった……マヤ死す!!
・ブラッディ・マンデイ2第5話「今夜、日本沈没!?最悪の核が遂に!?」(2月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)
教授登場。裏切り者=ブルータス正体判明!!
・ブラッディ・マンデイ2第6話「最愛の友の死!?現れた宿敵の顔は!!最凶テロが遂に終幕!?」(2月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)
ブルータス捕縛。ホーネット拘束!?
・ブラッディ・マンデイ2第7話「最終決戦の時!!テロ首謀者の真相と正体!?遂に迎えた終焉」(3月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)
「魔弾の射手」の計画が最終段階に突入。ホーネット完全撃破!!
・ブラッディ・マンデイ2第8話「全真相が遂に!!首謀者は!?原発とは!?復讐とは!?衝撃の真相と結末!!」(3月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
“スパイダー”の正体がついに判明!!モスキート死亡。
・第9話(最終話)
モスキートを射殺したスパイダー。
その正体は女医・倉野。
倉野と対峙した藤丸は彼女が父の親友だった故・敷島博士のひとり娘だと知る。
藤丸にハッキングのイロハを授けたのは彼女だったのだ。
倉野は炉心をメルトダウンさせてツァーリボンバーを爆発させようと目論む。
一方、ビーストと対決する響。
そこへ現れたレディーバードにビーストもろとも撃たれてしまう。
レディバードはビーストを仲間とみなしていなかったのだ。
ビーストはレディーバードに一撃を加えるものの、そのまま息絶える。
その頃、勝利を確信した倉野だが肝心な所でメルトダウンは止まってしまう。
藤丸が事前に仕込んだプログラムにより一定以上の熱量が得られないように細工されていたのだ。
藤丸に説得され“悪”のスパイダーではなく“正義”の敷島の娘として生きようとした倉野だったが、直後に生きていたレディバードにより処刑される。
そのレディーバードも藤丸の危機に駆け付けた瀕死の響により射殺される。
倉野は落命し、響と共に脱出を図る藤丸。
突入していたサード・アイのメンバーに救出される。
教授は九条と共に「魔弾の射手」によるテロを一部の暴走者によるものとしてマスコミに暴露。
ここに侵攻作戦は頓挫する。
後日、日常を取り戻した藤丸にどこかの海岸にいるJから電話が入る。
JはKを連れ出しており、「共にどこまでも逃げる」と宣言。
その傍にはふたりにつき従うようにホタルも居た。
「絶対に世界の果てまで追い詰める」と宣言し返す藤丸。
その言葉を聞き、ニヤリと微笑むJ。
細波がその足下を洗う―――エンド。
<感想>
原作は「週刊少年マガジン」連載「BLOODY MONDAY Season2 絶望ノ匣」。
とはいえ、原作とドラマは別物。
「魔弾の射手」は存在するもののコードネームはおとぎ話の登場人物を用いています(スノーホワイト、ピーターパン等)。
ちなみにドラマだと殆ど絡まなかった響と藤丸ですが、原作ではイチャラブ路線をまっしぐら。
これはラブストーリーかと見紛うばかりの物語展開が繰り広げられています。
なんだかこの後のシリアス路線の反動が怖いぐらい。
そんな原作版とドラマを比較すると面白いかも。
で、ドラマ版について。
好評だったシーズン1を受けての制作されたシーズン2でしたが評判は芳しくなかった様子。
「もっとキャラクターにスポットをあてて欲しい」といった意見や、「展開が急過ぎる」との苦言が呈されていました。
そんなシーズン2ですが、個人的には楽しめただけにシーズン1が良過ぎた為に目が肥えてハードルが上がっちゃったかなとの印象。
なんとかシーズン3制作にまで漕ぎつけないものでしょうか。
ドラマとは違う展開が繰り広げられる「BLOODY MONDAY Season2 絶望ノ匣(4) (少年マガジンコミックス)」です!!
BLOODY MONDAY Season2 絶望ノ匣(4) (少年マガジンコミックス)
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