2010年08月19日

「金田一少年の事件簿」より「高度1万メートルの殺人」1話ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿」より「高度1万メートルの殺人」1話ネタバレ批評(レビュー)です。

<ネタバレあらすじ>
恋琴島からの帰路……その飛行機の中でのこと。

とある手違いからビジネスクラスに座れることになったはじめと美雪。
乗りなれないビジネスクラスにはしゃぐはじめだったがそこにはなんと明智警視も乗っていた!!
騒ぎ過ぎていたはじめは明智によって窘められてしまう……。
ちなみに明智はこの機の機長である志田とも知り合いらしい。
明智の人脈に鼻白むはじめだったが、ふとしたきっかけからCAの会話を盗み聞くことに。
それによれば「この機内でテロを起こすと予告状が届いた」らしい。

慌ててエコノミーの剣持に連絡を取るはじめ。
剣持は明智も乗り合わせていると聞き、まったく危機感を抱かない。
はじめもどこか安心しかけていたが―――女優とカメラマンのひと悶着があった後、“ソレ”は起こった。
どこかから煙が洩れているのだ。
すわガス攻撃かそれとも爆弾か?
慌てるはじめたち乗客を口元をハンカチで覆った機長・志田を名乗る人物が押し留める。
その甲斐あってか事態は沈静化。
やがて、明智により煙が煙玉によるものと判明するに至ってパニックは完全に回避されたのだった。

パーサーや、機長と入れ替わりに現れた副操縦士・小金井などの尽力もあり和気藹藹としたムードになりかけたところ、小金井に指示され機長の様子を見に行ったCAが悲鳴をあげる。

なんと、そこには機長・志田の変わり果てた姿があった―――1話終わり。

<感想>
一部端折ってますがネタバレあらすじにある通りです。

たぶん、殺害時刻を誤認させる為に犯人が機長に扮していた可能性が高そう。
つまりテロ予告も煙玉もすべて機長殺害計画の一環で、機長は煙玉騒ぎ以前に殺害されていたと考えるべきか。

で、口を隠しサングラスをかけた機長が偽物だとすれば、怪しいのは機長登場時に作中で確認されなかった人物。
つまり、副操縦士・小金井―――と、もうひとり、CA・加賀谷。

明らかに小金井がすべての指図らしきものを取っているのが気になるがあからさま過ぎる?
それに小金井が犯人だと、煙玉騒ぎの後、機長と交代した時点で殺害した可能性も残るからアリバイ工作にはならないだろうし、なんとも変な感じだ。

ここは加賀谷の可能性もありそうだが……。

これで逆にあの顔を隠した偽機長っぽいのが本物だったらそれはそれで凄い話になりそうだ。
もしそうだとしたら、どんな展開になるのだろうか……。
詳しくは「高度1万メートルの殺人」2話に期待したい。

◆関連過去記事
・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・さとう先生による読み切り「トキメキトキナ消失宣言」のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)

◆金田一少年の事件簿シリーズコミックはこちら。


◆金田一少年の事件簿シリーズ映像作品はこちら。
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