第29回「横溝正史ミステリ大賞」受賞作「雪冤」が9月の「水曜シアター9」で放送予定！！

第29回「横溝正史ミステリ大賞」受賞作「雪冤」がドラマ化され、9月の「水曜シアター9」で放送されるそうです。

2010年9月29日追記：「水曜シアター９　第２９回横溝正史ミステリ大賞＆テレビ東京賞　ダブル受賞作品　雪冤「あなたの息子は無実です〜死刑確定した息子の父に突然の告白電話　再審奔走する父の涙（ドラマスペシャル〜死刑囚の息子は無実だ冤罪を訴える父に届く密告電話！沈黙の１５年に秘められた衝撃の真実！）」（9月29日放送）ネタバレ批評（レビュー）」追加しました。リンクよりどうぞ。

ソースは「ＷＥＢザテレビジョン」さん。
気になるキャストは主人公に橋爪功さんを迎え、冤罪に問われるその息子役に林泰文さんとのこと。
放送日は9月29日（水）が予定されています！！

2010年9月4日追記：ドラマ原作である「雪冤」（大門剛明著、角川書店刊）ネタバレ書評（レビュー）追加しました。
リンクよりどうぞ！！

ドラマ原作「雪冤」（大門剛明著、角川書店刊）とは―――

死刑囚となった息子の冤罪を主張する父の元に、メロスと名乗る謎の人物から時効寸前に自首をしたいと連絡が入り、真犯人は別にいると告白され…。緊迫と衝撃のラスト！死刑制度と冤罪に真正面から挑んだ社会派推理。

（角川書店公式ＨＰより）

平成5年初夏―京都で残虐な事件が発生した。被害者はあおぞら合唱団に所属する長尾靖之と沢井恵美。二人は刃物で刺され、恵美には百箇所以上もの傷が…。容疑者として逮捕されたのは合唱団の指揮者・八木沼慎一だった。慎一は一貫して容疑を否認するも死刑が確定してしまう。だが事件発生から15年後、慎一の手記が公開された直後に事態が急展開する。息子の無実を訴える父、八木沼悦史のもとに、「メロス」と名乗る人物から自首したいと連絡が入り、自分は共犯で真犯人は「ディオニス」だと告白される。果たして「メロス」の目的は？そして「ディオニス」とは？被害者遺族と加害者家族の視点をちりばめ、死刑制度と冤罪という問題に深く踏み込んだ衝撃の社会派ミステリ、ここに誕生！第29回横溝正史ミステリ大賞＆テレビ東京賞Ｗ受賞作。

（アマゾンドットコムさんより）

「雪冤」は「ディオニス死すべし」を改題したタイトル。
「ディオニス」といえば「走れメロス」のあの王様の名前。
つまり、誰に非があるのかを死刑肯定・否定両方から描いた作品……らしい。

本作は意外な犯人とどんでん返しが特徴のミステリとのこと。
この一文で分かる人には結末が想像つくのでは？
調べた感じではアマゾンさんのあらすじ中に真相がある程度盛り込まれている様子。
ちなみにネット上での評価はなかなか良さそう。
批評を読んでいるうちに実際に読みたくなった。

なお、「雪冤」は第29回横溝正史ミステリ大賞＆テレビ東京賞受賞作ですが、第３０回横溝正史ミステリ大賞受賞作が2010年4月19日に発表されています。

大賞受賞作は、伊与原新さんの「お台場アイランドベイビー」。
優秀賞は蓮見恭子さんの「薔薇という名の馬」。
「雪冤」のようにドラマ化されるテレビ東京賞には佐倉淳一さんの「ボクら星屑のダンス」が選ばれています。

詳細は過去記事よりどうぞ！！

そうそう、「横溝正史ミステリ大賞」公式ＨＰでは既に第31回の応募要項が公表され募集を開始しています。
あなたもチャレンジしてみては！？

◆関連過去記事
・2月17日（水）の水曜シアター9は原作・望月武さんによる“第２８回横溝正史ミステリ大賞　テレビ東京賞受賞作品”「テネシー・ワルツ（テネシーワルツ）」！！

・第２８回横溝正史ミステリ大賞　テレビ東京賞受賞作「テネシー・ワルツ」（望月武著、角川書店刊）ネタバレ書評（レビュー）

・水曜シアター９　横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞受賞作「テネシーワルツ〜甦る昭和の名曲に隠された愛と憎しみの殺意！二つの戦争に翻弄された母と子の驚愕真実」（2月17日放送）ネタバレ批評（レビュー）

・第３０回横溝正史ミステリ大賞発表！！受賞作は「お台場アイランドベイビー」に！！

◆関連外部リンク（外部サイトに繋がります）
・横溝正史ミステリ大賞公式ＨＰ（第31回応募要項）
http://www.kadokawa.co.jp/contest/yokomizo/

・橋爪功が息子の冤罪を晴らすために奔走する父親を熱演！　スペシャルドラマ「雪冤」が放送決定！（ＷＥＢザテレビジョンさんより）
http://blog.television.co.jp/entertainment/entnews/2010/08/20100817_10.html

ドラマ原作「雪冤（ディオニス死すべし改題）」はこちら！！
雪冤

「雪冤」著者である大門剛明先生の「罪火」です！！
罪火