2010年09月01日

「漫画サンデー」(実業之日本社)連載「監禁探偵」(我孫子武丸原作、西崎泰正画)3話ネタバレ批評(レビュー)

「漫画サンデー」(実業之日本社)連載「監禁探偵」(我孫子武丸原作、西崎泰正画)3話ネタバレ批評(レビュー)です!!

監禁探偵1
「手前がアカネ、奥が山根亮太」


<登場人物>
山根亮太:コンビニでバイト生活を送る性的倒錯者
里見玲奈:亮太が目星をつけていたターゲットの女性、1話で何者かにより殺害される
谷田進:亮太のバイト先のコンビニ店長
野田春美:亮太のバイト先であるコンビニの同僚
アカネ:亮太に監禁されている女性、19歳
亮太の友人:2話で亮太と飲み会をしていた男性、彼女が居るらしい

<ネタバレあらすじ>

3日前―――アカネを部屋へ誘い込み襲った亮太。
手足を縛ったものの、服を脱がせることが出来ず立ち往生し焦りが募るばかり。
そこへ畳みかけるようにアカネの言葉が投げかけられる。
「あんたには無理よ!!」
その一言に脱力してしまう亮太。
さらにアカネは窓際に向けて置いてあったカメラの位置と向きから亮太がストーカーであることまでも見抜いてしまう。
(こいつは一体……)
呆然とする亮太。

再び現在。
アカネに殺人を揶揄され必死に否定する亮太。
「くそっ、くそっ」と憤懣やる方ない様子。
そんな亮太を冷たい目で見やるアカネは亮太が玲奈宅へ侵入したと聞き、不手際があったことを指摘する。
それはベランダから侵入してしまった為に忘れてきてしまった亮太の靴と室内に残した亮太の指紋だった。
「このままではすぐに捕まってしまう!!」慌てる亮太に冷静なアカネからあるアイデアが提示される。
犯人は犯行後に玄関から帰っただろうからそこが開いている筈、今度は堂々と玄関から玲奈宅へ侵入し亮太の痕跡を消してくればいいと云うのだ!!
「なぜ、そんなことを(教えてくれる)?」といぶかしむ亮太。
「いま、ここで警察が来たら逆に(追い詰められた亮太により)私の身が危ないからよ」と笑うアカネ。

とりあえず、アカネのアイデアに乗り証拠隠滅を図る亮太。
なんとか無事に乗り切ることに成功。
事を終え自宅へ戻った亮太にアカネが問いかける。
「でも、まだ危険は残っているわね。どう、私に(これまでに)あったことを全部話してみない?」と―――4話に続く。

<感想>

やっぱりアカネこそが探偵役で確定!!
完全なる安楽椅子探偵の誕生です!!
なにしろ、監禁されてて動けないのだからワトスン役から情報を引き出すしかないわけで……。

それにしても、アカネはいろいろ隠していそうですね。
これだけ明敏なアカネがわざわざ亮太を選んだことにも意味がありそう。
監禁されることも見越して亮太について行ったと考えるべき。
警察の介入を嫌っているのも亮太にそれと悟られぬよう監禁されたように見せかけて保護して(匿って)もらっているのかも。
完全に亮太の性格を見抜いた上で利用してますね。
このままでは、亮太が道化になってしまう……。
せめて今後の展開で亮太とアカネの間に真っ当な恋愛感情が芽生えることを祈るしかなさそう。

さらにこうなると2話の亮太の友人も何らかの関連を見せるのか?
2話感想で書いたとおり、あのエピソードを2話目に持ってきたことも意味を持っていそうなんだけど。
ただ、亮太の友人と玲奈が恋人同士だと犯行後、玲奈宅の玄関の鍵を閉めていなかったことが疑問?
恋人なら合鍵くらい持っていそうだが。
それとも物盗りや外部犯に見せる為にあえて鍵を開けたのか?
どうも、亮太の友人以外の線も捨てがたそう。

いよいよ、アカネが安楽椅子探偵の本領を発揮するのか!?
4話に要注目!!

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我孫子武丸先生の「殺戮にいたる病 (講談社文庫)」です!!
殺戮にいたる病 (講談社文庫)





同じく「弥勒の掌 (文春文庫)」です!!
弥勒の掌 (文春文庫)





◆原作の我孫子武丸先生のその他の作品はこちら。




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