2010年09月18日

土曜ワイド劇場「遺品の声を聴く男2白骨遺体が語る愛憎劇美人妻と愛人との交錯する執念…遺品整理屋は見た!!15年前の誓い…哀しき殺人者の逃亡の果て」(9月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「遺品の声を聴く男2 白骨遺体が語る愛憎劇美人妻と愛人との交錯する執念…遺品整理屋は見た!!15年前の誓い…哀しき殺人者の逃亡の果て」(9月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

遺品の声を聴く男2


「ジャーニーサポート」で働く各務章祐(奥田瑛二)の仕事は遺品整理屋。業務内容は家族に代わって、亡くなった人の遺品を整理し、部屋の汚れや悪臭を取ること。鋭い洞察力を持つ各務は、亡くなった人の部屋を見ただけで、故人の生前の性格や生活習慣、そして残された思いまでも見抜いてしまう…まるで、遺品の声を聴くかのように。
アパートの4階から飛び降り自殺した1人暮らしの男性・澤田孝(伊藤正之)の遺品整理を頼まれ、各務は若手助手の樋口奈央(佐藤めぐみ)とともに、現場を訪れる。ところが、部屋を見回した各務は、冷蔵庫の中身やカレンダーの予定などから、澤田の死が自殺ではないと直感。それ故、澤田の別れた妻と娘に部屋を見てもらいたいと頼むが、母娘は15年前勝手に家を出て行った澤田への恨みを打ち明けると、遺品はすべて処分してくれと吐き捨てて去ってしまう。
そこで、各務と奈央は澤田と付き合いがあったという阿久津玲子(石野真子)に会いに行くことに。息子の信也(浅利陽介)によると、父親の速水正一(佐野史郎)は澤田の古い友人で、15年前に速水が失踪して以来、澤田が自分達の面倒を見てくれたのだという。そして、信也達は、お世話になった澤田の遺品は全て引き取りたいと申し出る。
再び、各務達が澤田の部屋を訪れると、男たちが家捜しをしている最中だった。田嶋(木下ほうか)という男は横柄な態度で澤田に貸しがあると言い放つ。各務は荒らされた部屋の中から、割れた額縁の裏に謎めいた数字が書かれているのを見つける。姪・杏樹(荒井萌)の助けで、その数字が緯度と経度を示したものであることに気付いた各務達は、数字が指し示す場所を訪れる。しかしそこで彼らが発見したのは、白骨化した死体だった。澤田が殺人犯かもしれないと知り、「ジャーニーサポート」の社長・玉枝陽子(渡辺えり)も驚く。
その後、遺体で見つかったのは、田嶋が経営する闇金融・タジマファイナンスで働いていた安藤という男だと判明。失踪した速水もタジマファイナンスから金を借りていたことがわかり、重要参考人として速水の捜索が始まる。信也は父が借金した上に殺人を犯していたかもしれないと知って、失望を隠せない。一方、澤田の遺品の中からも、タジマファイナンスの借用書が見つかる。果たして15年前に何があったのか…その謎は深まるばかり。
自殺と思われた澤田の死から、思わぬ方向に事件は展開していくが、各務はあくまで、澤田の遺品を妻に見てもらうことにこだわっていた。奈央にはその理由が理解できなかったが、そこには各務が抱える過去の十字架が関わっていた……
そんな中、各務は遺品の中から古びたビデオテープを見つけ、澤田の妻と娘にそれを見せる。各務が届けたかった“遺品の声”とは? そして、そこから明らかになる15年前の事件の真相とは!?「遺品の声を聴く男」各務が、驚くべき真実を暴き出す!
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

澤田宅の冷蔵庫の中身にすきやきの材料があったこと、カレンダーに2ヶ月先まで予定を記していたことから各務は自殺説を否定。
他にも、澤田宅からは封筒に入った現金や、無造作に机の上に置かれた真新しい帽子など気になるものが他にもあった。

澤田の妻子に遺品の引き取りを願う各務だったが、妻子は澤田を恨んでおり引き取りを拒否する。
澤田の妻子を説得しようとする各務。
奈央は各務の必死さを不思議に思う。

そんな奈央に陽子が各務の秘められた過去を語る。
過去、各務は仕事人間であり妻の病気を知らずに妻を死なせてしまっていた。
その後悔から家族の繋がりを誰よりも重んじるようになったのだ。

澤田宅のカレンダーに記載された日付は妻と娘の誕生日だった!!
それを知った澤田の妻と娘は澤田を許す。
彼女たちによれば15年前に田嶋が何度か澤田を訪ねて来たという。

ところが、当の田嶋も殺害されてしまう。
一方、澤田の持っていた写真から澤田宅で見つかった帽子が15年前に速水が被っていた物と同じ型だと判明する。

15年前の事件の時効まであと5日に迫った。
入院中の玲子の元へ逃亡中の夫・速水が忍んでやって来る。
だが、速水の来訪は警察に気付かれ速水は逃走。
玲子はそのまま死の床につく。

時効まで残り1日を切った。
玲子が死亡し、生前予約を受けていた各務。
玲子の遺品を整理しながら真相に気付く。

その頃、速水と遭遇した奈央はナイフで脅される。
奈央の危機を察知した各務は奈央を助けるべく現地に向かう。

速水に連れ回される奈央。
そこへ、危機一髪、各務が駆け付ける。
玲子の遺品を整理して名前のない位牌を見つけた各務。
命日からそれは安藤のものだった。

安藤を殺害したのは玲子だったのだ。
それを知った速水と澤田は安藤の遺体を隠した。
速水の事業が上手くいかなくなった原因が澤田の会社の失敗に会った為、澤田は罪滅ぼしに率先して協力してくれたらしい。
だが、安藤の家族から捜索願が出された為に囮となるべく速水が姿を消したのだ。
速水は信也に澤田を通じ送金し続けていた。

「澤田、田嶋を殺したのは俺だ!!」
そう叫ぶ速水。
だが、各務は否定する。
「もし、澤田さんが殺されたことを知っていれば殺害後も澤田さんに送金する筈がありません」
封筒に入った現金は速水が澤田に送ったものだった。
そして、明かされる真実。

澤田宅で見つかった帽子。
それは15年前の速水の物にしては新し過ぎた。
帽子は信也のものだったのだ。

すきやきは信也をもてなす為に澤田が用意した物。
信也は玲子と澤田が何かを隠していると察し、澤田を問い詰めて誤って殺害してしまった。
田嶋は澤田殺害が信也による犯行と勘づき、信也を脅迫し殺害されたのだ。

「お前が間違ってたんだ!!」と速水を責める信也を一喝する各務。
「すべて、君を犯罪者の息子にしないためだったんだ。誰がお父さんを責めても君が責めちゃいけない!!」
そんな各務の言葉に信也は速水へと心を開く。

事件が解決し、澤田の真実が明らかになった。
澤田の遺族から感謝の言葉を述べられる各務。

「玲子はどう思っていたのか?」不思議がる奈央。
「玲子さんの遺体はどうだった?」と各務。
「笑っていましたよ、あっ!!」
「そう、それが答えだよ」
各務がほほ笑む―――エンド。

<感想>

う〜〜〜ん、あんまりかなぁ。
ラストで巻き返したけど、それまでが個人的にはあんまり面白くなかった。
特にココが酷いとか無かったけど、どうしてだろう?

シリーズ3作目があるとすれば次に期待したい。

そして、今週に引き続き来週も佐野史郎さん登場です。
来週も犯人じゃないにしても、その関係者かなぁ……。
そういえば、最近、佐野史郎さん刑事ドラマでよく見かける。
偶然?それとも必然……?

<キャスト>
各務章祐:奥田瑛二
樋口奈央:佐藤めぐみ
速水正一:佐野史郎
阿久津玲子:石野真子
阿久津信也:浅利陽介
佐久間杏樹:荒井萌
岡部和代:円城寺あや
澤田孝:伊藤正之
田嶋正巳:木下ほうか
玉枝陽子:渡辺えり ほか
(敬称略、順不同、公式HPより)


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