2010年09月20日

「巡・金田一耕助の小径(こみち)」開催!!

「巡・金田一耕助の小径(こみち)」が10月より開催されます。

ソースの「山陽新聞」さんによれば―――

名探偵・金田一耕助にちなんだイベント「巡・金田一耕助の小径(こみち)」が、10月1日から12月20日まで倉敷市真備地区などで開かれる。ゆかりのスポットを謎解きしながら歩く「ミステリーラリー」は、高梁、新見市などの映画ロケ地を巡る新コースも用意。昨年の好評を受け、内容を拡充している。

巡・金田一耕助の小径


金田一は、作家横溝正史氏(1902〜81年)が45年から約3年半、両親の出身地に近い真備地区へ疎開した際、「本陣殺人事件」を執筆し、その中で誕生させた。

イベントは倉敷、総社市、県備中県民局などが実行委員会をつくり、昨年から開催。期間中楽しめるミステリーラリーは、「本陣…」で金田一が降り立った清音駅から作品の舞台とされる川辺本陣跡、疎開宅などを巡る真備地区中心の約7キロコースのほか、満奇洞(新見市)、広兼邸(高梁市)といった映画ロケ地を回る広域コースも新たに設定。両コースとも専用マップ(100円)に必要事項を記入して応募すれば、抽選で景品が当たる。

ロケ地の笠岡諸島を船で巡るツアー(11月6日)、満奇洞で映画「八つ墓村」を観賞するツアー(同13日)も計画。いずれも定員40人(申し込み15人未満の場合は中止)、参加費4500円。

金田一に仮装してJR倉敷駅から疎開宅まで行く「千人の金田一耕助」(10月2日、要予約)、小説で描かれた殺人トリック現場の再現(同月3、24日、11月7、14日・真備ふるさと歴史館前広場)もある。

問い合わせは倉敷市観光課(086―426―3411)。
(山陽新聞さんより)


同じくソースの「読売新聞」さんによれば―――

推理作家・横溝正史(1902〜81年)の小説の舞台や映画のロケ地などを巡るイベント「巡・金田一耕助の小径(こみち)」(倉敷市など実行委主催)が1日から、倉敷市真備町を中心に行われる。昨年に続き2回目で、前回が好評だったため、今回はエリアを新見、笠岡市などに拡大する。倉敷市は「新たな観光名所に」と期待している。12月20日まで。

巡・金田一耕助の小径
「巡・金田一耕助の小径マップ」


横溝氏は、戦時中の1945年4月、旧岡田村(現・倉敷市真備町岡田)に疎開。約3年間の滞在中、名探偵・金田一耕助がデビューした小説「本陣殺人事件」などを執筆した。町内には、横溝氏の疎開宅や小説の舞台となった旧家の屋敷跡、金田一が捜査のために往復した道など、ゆかりの地が数々ある。

昨年、JR清音駅から同市真備町内の疎開宅などを通って約7キロを歩く「ミステリーラリー」と、名探偵・金田一にふんして歩く「1000人の金田一耕助」を実施したところ、2か月間で全国から約6400人が来場。市のアンケートでは、約9割が「次も来たい」などと回答したため、市観光課は「もっと多くの人に楽しんでもらおう」とエリア拡大を決めた。

今回のミステリーラリー(1日〜12月20日)は、昨年好評だった同市真備町中心の「真備編」に加えて、映画やドラマのロケ地を巡る「広域編」を用意。満奇洞(新見市、「八つ墓村」)や吹屋ふるさと村(高梁市、「犬神家の一族」)、笠岡諸島(笠岡市、「獄門島」「悪霊島」)などをポイントにした。また、笠岡諸島を巡る「悪霊島・獄門島」クルーズツアー(11月6日)と、映画「八つ墓村」を鍾乳洞内で鑑賞するツアー(11月13日)も行う。いずれも昼食付き4500円。

このほか、10月2日に「1000人の金田一耕助」を実施、3、24日と11月7、14日に、同町の「真備ふるさと歴史館」前で小説「本陣殺人事件」で描かれた密室殺人トリックを実物大セットで再現する。問い合わせは市観光課(086・426・3411)。
(読売新聞さんより)


去年はこのイベントの一環で「1000人の金田一」が練り歩くというものがありましたね。
「本陣殺人事件」のあのトリックが実演されたそうです。
興味のある方は過去記事よりどうぞ。

◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・金田一耕助 ミステリー体感 ロケ地巡り、仮装 …来月からイベント(山陽新聞さん)
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010091710303770

・金田一ラリー広域編登場(読売新聞さん)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20100930-OYT8T01210.htm

◆関連過去記事
1000人の金田一耕助登場!!

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◆作家・横溝正史先生に関連する書籍はこちら。

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