2010年09月23日

双葉社刊「漫画アクション」連載「シャーロッキアン!」第9話「BSIの子供たち(後編)」ネタバレ批評(レビュー)

双葉社刊「漫画アクション」連載「シャーロッキアン!」第9話「BSIの子供たち(後編)」ネタバレ批評(レビュー)です!!

シャーロッキアン!1


<9話ネタバレあらすじ>

少年たちが“崇高な目的”の為に活動していると語る車教授に懐疑的な愛理。
車教授は“丸と線で単純化された複数の人間が踊っている壁の落書き”が「踊る人形」の暗号であることを指摘する。
愛理の目の前で暗号を解読する教授。
出てきた言葉は「郵便局に行った」だった……。

「つまり、少年たちはお婆さんを監視していたわけですよね?それは酷い事なんじゃ……」
ワケの分からない愛理は車教授に連れられ藤田老人の家へ向かう。
早速、件の子供たちを見張る車教授と愛理。
子供たちの胸には「BSI」のバッジが光っていた。
車教授はあれこそ「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」の証拠だと愛理に告げる。
車教授によれば少年たちは少年探偵団だと言うのだ。

そこへあの落書き少年がやって来る。
少年は暗号を眺めた後、おもむろにインターホンを押す。
だが返事が無い。

顔色を変えた少年と車教授。
車教授は少年に近付くと事情を説明。
彼らの仲間であると明かした上で、藤田老人の安否を問う。
少年によれば、「藤田老人は出かける際には必ず杖を使用しており、その杖が玄関に見える以上、中に居る筈だ」と言う。
緊張した面持ちの車教授は緊急措置とばかりに手近な植木鉢で窓ガラスを割り、屋内へと侵入する。
そこには倒れた藤田老人の姿があった……。

病院へ運ばれた藤田老人。
心臓に持病があったらしく緊急手術が行われる。
待合室にて長椅子に腰かけた車教授と愛理、そして少年の3人。
少年は泣きながらすべての事情を説明する。

少年は藤田老人の孫と親友。
藤田老人の孫は今年に入って北海道へ引越ししており、家を離れることを嫌った祖母がひとり残されることになった。
その際、祖母の命を心配する孫に少年が代わりに見守るからと約束したのだと言う。

踊る人形が仲間内での連絡網がわり、その日に藤田老人が外出していればその旨を暗号に託す。
していなければ、少年がピンポンダッシュを行い、老人の安否を確認していたのだ。
だが、今回の事件が起こり藤田に会わせる顔がないと嘆く少年。

そこへ当の藤田少年が北海道より駆け付けて来る。
藤田少年は親友である少年の努力に感謝し、今回(独り暮らしの祖母が倒れたことを)発見出来たのも少年のおかげだと礼を述べるのだった。

少年の努力の甲斐あってか藤田老人は一命を取り留めることが出来た。

後日、あのリーダー格の少年(藤田少年の親友)により晴れて「BIS」入りを許される車教授と愛理。
少年によれば「BSI」とはかの「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」の略称では無く、「馬場3丁目イレギュラーズ」の略だそうだ。
拍子抜けする愛理と車教授。

その帰り道―――車教授は「私にも子供が居れば……」と呟く。
そんな車教授の後姿に感極まった様子の愛理―――10話に続く。

<感想>

「BSIの子供たち」ということで「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」がテーマの9話。
つまり少年探偵団がモチーフ。

内容については―――よっしゃ〜〜〜ほぼ前回の予想どおりですっ!!
やったよ〜〜〜っ!!

この予想が当たったのは、丁寧に伏線を敷いていてくれたからこそだと思うので「シャーロッキアン!」はきちんと伏線回収してるなぁと好感が抱けますね。

詳細は上記ネタバレあらすじと前回(8話)ネタバレ批評(レビュー)をご参照ください。

さて、9話ラストにて車教授と愛理にまたも触れましたね。
「シャーロッキアン!」は伏線を疎かにせずほぼ必ず回収しているので、これも何らかの伏線の筈。

これはやはり、以前から管理人が推測している車教授&愛理親娘説の線が濃いかなと思われますが。

以前にも述べましたが「過去に愛理の両親と車教授は交友関係があった(学生時代か?)。愛理の母は愛理に『シャーロッキアン』の男性が父親であると告げている。そこで愛理は車教授を父親だと思っているが実は違う。愛理の父は車教授の親友だった」パターンかな、と。

これは愛理が「シャーロッキアン!」になった(あるいは興味を持った)理由にも繋がってくると思う(愛理は父親を捜すために「シャーロッキアン」になった?)ので今後も注目すべき点かもしれませんね。

まぁ、現在の所はあくまで管理人の妄想段階なのですが……。

車教授と愛理の関係も気になる「シャーロッキアン!」。
10話に期待です!!

蛇足:それにしても少年が「馬場3丁目探偵団」を名乗らず「馬場3丁目イレギュラーズ」を名乗ったのは何故でしょうね。
どうも、「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」を知っていたわけでも無いようですし。
彼の年齢的には「探偵団」を名乗りそうなものですが……。

◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・WEB漫画アクション
http://webaction.jp/

◆関連過去記事
双葉社刊「漫画アクション」にてホームズミステリー「シャーロッキアン!」(池田邦彦作)連載中!!

双葉社刊「漫画アクション」連載「シャーロッキアン!」第4話ネタバレ批評(レビュー)

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