2010年09月25日

土曜ワイド劇場「法医学教室の事件ファイル 殺人犯は私の夫絶体絶命の女医vs疑惑の新妻!OKサインを出す死体…謎の爪痕と深さ=速度÷距離?の検証」(9月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「法医学教室の事件ファイル 殺人犯は私の夫絶体絶命の女医vs疑惑の新妻!OKサインを出す死体…謎の爪痕と深さ=速度÷距離?の検証」(9月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

法医学教室の事件ファイル31


二宮早紀(名取裕子)は港南医大・法医学教室の准教授で神奈川県警から監察医を委託されている。夫の一馬(宅麻伸)は横浜東署の警部で、2人の間には愛介(佐野和真)という大学生の息子がいる。
また、一馬には七海(由紀さおり)という叔母がいて、時々二宮家に現れては引っ掻き回していくので、早紀にとってはありがたい相手ではない。

ある朝、早紀のもとに一馬の部下・大石(浜博文)から、倉庫街で女性の死体が見つかったという連絡が入り、その件を一馬にも伝えてほしいという。
実は一馬は昨夜帰宅せず、早紀は徹夜で報告書でも書いているのだろうと思っていたのだが、大石によると一馬は昨夜8時ごろ署を出たらしく、朝、携帯に連絡しても出ないらしい。七海から「浮気でもしてるんじゃないの」といわれ、早紀は一抹の不安を抱きながら検視に赴く。
死体の身元は、大手外食チェーン“副島フード”の社長秘書・橘有季子(渋谷琴乃)で、死因は絞殺と思われた。だが、その直後、驚くことに現場から一馬の携帯電話とネクタイが発見される…!
しかも遺体の爪の間に残された皮膚組織のDNAが一馬のものと一致。その上、有季子の部屋のベッドに一馬の毛髪が残されていたとわかる。
早紀は夫が罠にはめられ、犯人に仕立てられたことを直感。一馬の安否がわからずに心配が増す中、非情にも一馬を容疑者とみなす県警本部・前原警部(佐野史郎)から家宅捜索されるという屈辱まで受ける。

そんなとき、一馬が見つかったという知らせが入った。一馬はビル屋上から転落し、港南医大の救急に運ばれていた。だが、幸いビルの下に生えていた樹木が衝撃を和らげてくれたおかげで、奇跡的に全身打撲だけですんでいた。
無事再会できて安堵する早紀に、一馬は昨夜、“山田”と名乗る女性から、弟の覚せい剤使用について相談に乗ってほしいという電話があったと打ち明ける。そして、その女性の車に乗り込んだとたん、首の後ろに何かを刺されて意識を失い、以降の記憶がないと話す。
山田と名乗って一馬を呼び出した女は、有季子に違いなかった。いったい有季子はなぜ一馬をおびき出したのか…!? 有季子は誰に、なぜ、殺されたのか…!?
しかし、一馬の証言とは裏腹に、一馬の血液から麻酔薬の成分は検出されず、県警はすべて作り話と断定。一馬が不倫関係にあった有季子を殺害後、自殺を試みたものと決めつける。
だが、早紀の助手・永岡(本村健太郎)が鑑識とは違う分析装置を使い苦労のすえ、一馬の血液から微量の麻酔薬ケタミンを検出! それは1ヶ月前、副島フード社長の副島貢(山口河童)と有季子が2人組の男に手製の麻酔銃で襲われ、1億8000万円が社長室から強奪された事件で使われたのと同じ薬だった…

一連の事件の背後には、8ヶ月前に副島フードが起こした食中毒騒ぎが関わっていると推理した早紀。一馬は余計なことはするなと強く釘を刺すが、早紀は夫の疑いを晴らすべく行動を開始。食中毒を見逃して糾弾された保健所職員・白石護(鈴木一真)と、食中毒がきっかけで死亡した獣医・斉藤要(菊原祐太朗)の妻・映子(京野ことみ)に会いに行くが…!?
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

前原は一馬を疑い拘束、不安になった早紀は一馬に話を聞く。

そこで事件当日、一馬が過去に世話をした稲尾里佳子と出会い食事を共にしたことを聞いた早紀は手掛かりを求めて里佳子宅を訪れる。
妊娠中の里佳子はどこか思い詰めた表情を浮かべていた。
早紀は、そこで里佳子の夫・翔太のジーンズを見つける。
それには白い粉が付着していた。
粉に興味を示した早紀はそれを分析にかけることに。

白い粉の正体は一馬を昏睡させた“ケタミン”。
実は翔太は副島フードの起こした食中毒事件の被害者だった。
副島フード側は被害者に対しろくな謝罪すらせず、補償の必要もないと突っぱねるなど酷い対応だったらしい。

ここで早紀は翔太が副島フード強盗殺人事件の犯人ではないかと仮説をたてる。
里佳子が一馬に会ったのは偶然では無く、夫・翔太について相談する為だったのでは?と言うのだ。
そこを翔太に目撃され、今回の罠にかけられたのでは―――と想像する早紀。
だが、問題の“ケタミン”の入手法が分からない。
副島フード強盗殺人事件の手口と併せても副島フード内に手引きした人間がいることは確実と思われるなど、いろいろ謎が残っていた。

一馬の部下・大島らは一馬の無実を信じて独自の捜査を続行。
副島フード強盗殺人事件の犯人は男性2人。
食中毒事件の被害者は稲尾翔太、斉藤要、谷口、樋口、村田の五人。
そのうち、斉藤要は事件の10日後に死亡していた。
翔太を除き残った3人の中にもう1人の犯人が居ると判断する大島たち。

同じ頃、里佳子が心労から倒れてしまう。
付き添った早紀だったが、病院で清掃員に変装した翔太と遭遇。
追い詰めたものの「俺はやっていない。あいつに言っただけだ」と謎の言葉を残し姿を消してしまう。

これにより翔太への疑惑が濃厚になり、一馬の容疑は軽減。
結果、一馬は拘束を解かれる。
早紀に感謝するとともにこれ以上深入りしないよう警告する一馬。

食中毒事件の対応によりメディアから批難を受け続ける保健所職員・白石護から話を聞く早紀。
なんでも白石は食中毒の報告を受けながら対処に3日もかかっていた。
杖を片手に「虚偽報告の疑いがあった」と語る白石の言葉に納得する早紀。

白石から食中毒事件で死亡した斉藤要の話を聞いた早紀。
斉藤要は獣医師。
医療従事者ならば“ケタミン”とも関係あるのではと考えた早紀は白石に頼み、死亡した斉藤の妻・映子の家を訪ねる。
たまたま元町で購入した同じ型のヒールで意気投合する早紀と映子。
だが、早紀の用件を聞いた途端、映子の表情が変わる。
激怒する映子に理由の分からない早紀は困惑。

それでも頭を下げる早紀を映子は“ケタミン”の保管場所へと案内する。
愕然とする早紀。
“ケタミン”は何者かの手により斉藤宅から盗まれていたのだ―――。

斉藤家での出来事を一馬に伝える早紀。
そんな早紀を叱りつける一馬。

夫・要に死なれた映子。
彼女は夫の死因について副島フードを訴えたものの敗訴、次いで控訴の準備を進めていた。
その矢先、映子は2ヶ月前に何者かに襲われ暴行を受けてしまう。
一馬は映子に「(映子を襲った)犯人を絶対に捕まえる」と約束していた。
だが、未だに犯人は捕まっていなかった……。

「だからこそ、映子が一馬を罠に嵌めたのでは?」主張する早紀だったが一馬に一蹴され、しょげかえる。

一歩進めて、副島フード強盗殺人事件が実行犯二人(翔太と何者か)に有季子ともうひとりを加えた4人組の犯行であると疑い出す早紀。

その頃、翔太は廃倉庫で谷口と会っていた。
谷口に油をかけられ火だるまになる翔太。

翌朝、廃倉庫にて谷口がうつ伏せの死体で発見される。
その傍には翔太が瀕死の状態で横たわっていた。
翔太は「谷口殺害は自分では無い」と訴えていた。

翔太の言葉を信じ、谷口の遺体を解剖する早紀。
奇妙なことに谷口の手は何かを掴むように握り込まれており、胸には丸く小さな圧迫痕が残されていた。

谷口の死因はモデルガンより射出されたダーツに付着していた“ケタミン”によるもの。
モデルガンの使用免許を所持していた実験君こと永岡助手の助けを得て実験に挑む早紀。
実験結果から翔太に犯行は不可能と断定し、別の何者かにより至近距離から谷口が撃たれたと分かる。

ふと何かにひっかかった早紀はその正体を追及。
遺体についていた圧迫痕がヒールによるものと思いつく。
それは、早紀と同じ型のヒールを持つ映子にしか出来ないことだった。

止める一馬を振り切り、監察医資格を懸けてまで映子のヒールを分析する早紀。
そこから谷口の血痕が検出され、映子は連行される。

谷口の死体がうつ伏せで発見されたにも関わらず、胸に圧迫痕が残されていたことを不審に思った早紀。
犯人が映子に罪を着せる為にヒールを利用したと結論。
工作時仰向けだった筈の谷口がうつ伏せだったのは、何者かと争った末に殺害されたからだと推理する。
一馬と早紀はとある人物を思い浮かべる―――。

白石を訪ねる一馬と早紀。
谷口の何かを掴む様な手は白石の杖を掴んだものだった。
当然、その際に白石は転倒した筈。
その先には熱く焼けた溶鉱炉が……。
案の定、白石は腕を火傷していた。
それでもシラをきる白石だったが、杖から谷口の血液が検出されるや豹変。
ナイフを抜き襲いかかる……が、一馬に蹴散らされることに。

白石の動機は食中毒事件の対応に失敗した後、配置転換され野犬対策にまわされたこと。
結果、野犬にかまれた白石は杖を手放せない身体になった。
そこへ有季子が計画を持ち掛け、金に目がくらんだらしい。
有季子、谷口を殺害し、映子に罪を着せるべく工作したのもすべて白石。

こうして事件は解決。
映子は一馬と早紀の姿に励まされ生きる意欲を得た。
翔太は罪を償うことを里佳子に約束。

一馬と早紀は……普段通りの日常を取り戻したのだった―――エンド。

<感想>

一馬、割食ってたなぁ……。
理想は良いんだけど、実際の行動や結果に結びついていないのが……(泣)。

それと前原役の佐野史郎さん本当にミスリード要員だった。

犯人も続々出て来るし、何より真犯人が開始1時間後に出て来た人間では微妙。
最初の1時間視る必要がない……。

しかも、犯人は映子宅に出入り自由になってるし。
何故だ?

映子役の京野ことみさんはこういう感じの役が多いなぁ。

詳しくは土曜ワイド劇場「西村京太郎スペシャル 山形新幹線・つばさ111号の殺人!謎の駅に途中下車のトリック十津川警部vs黒い帽子の女…」(2月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)を参考のこと。

そういえば、今回は永岡助手が身体を張らなかった。
個人的にはあの実験シーンはどうかと思うので好感が持てた。
そこは評価したい。

ここ最近、2時間ドラマは不作傾向が続いてる気がする。
少なくとも「これはスゲェ!!」というのには余りお目にかかりにくくなってる。
シリーズ次作に期待したい。

◆関連過去記事

・前作はこちら。
土曜ワイド劇場「法医学教室の事件ファイル 女医VS水曜日の絞殺魔!蟻の死体解剖が殺人トリックを暴く 砂糖+コーンスターチ殺意の合成」(1月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【名取裕子さん出演作はこちら】
パナソニックドラマシアター「ハンチョウ〜神南署安積班 シーズン2」1話「あのチームが帰って来た!涙…母の手錠」(1月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)!!

2010年10月期木曜ミステリーは「京都地検の女」!!

<キャスト>
二宮早紀:名取裕子
二宮一馬:宅麻 伸
七海:由紀さおり
斉藤映子:京野ことみ
前原警部:佐野史郎
稲尾里佳子:橋本愛実
稲尾翔太:徳山秀典
村中検事:五十嵐めぐみ
橘有季子:渋谷琴乃
白石 護:鈴木一真
永岡助手:本村健太郎
二宮愛介:佐野和真 ほか
(敬称略、順不同、公式HPより)


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