2010年10月01日

「エスプレッソ・ブック・マシーン」って何さ?

「エスプレッソ・ブック・マシーン」ってご存知ですか?

「『エスプレッソ・マシーン』といえばコーヒーを作るアレのことでしょうけど、それのブック版ってどういうこと?」と小首を傾げられている方も多いのではないでしょうか。
実はコレ、コーヒーよろしく、その場で製本出来ちゃう機械なのです。

ソースの「asahi.com」さんによれば―――

目の前で欲しい本を作れる機械が、東京・神保町の三省堂書店に12月にも登場する。米オンデマンドブックス社が販売、コーヒーショップの待ち時間程度で完成することから「エスプレッソ・ブック・マシーン」と呼ばれる。導入は日本初だ。

機械の本体部分は幅約1メートル、高さ約1.4メートル。ほしい本をリストから選ぶと、5分ほどで印刷・製本・裁断が行われ、カラー表紙つきのペーパーバックが出てくる。本を選んだりスタッフが機械を操作したりする時間を含めても10分ほど。側面が透けているので、本ができていく様子を見て楽しむことができる。

印刷できるのは、グーグルが電子化した約200万冊のほか、海外の学術書など約100万冊で、いずれも洋書。現在国内の出版社とも交渉中で、データの提供を受けられれば、日本語の本も作ることができるようになる。まずは品切れなど手に入りにくい本のデータ登録を目指すが、「すべての書籍が手に入るようにするのが理想」という。

これも「電子出版の一つの形」と見る企画室長の児玉好史さん。「お客さんに尋ねられた本が店頭にないのは本屋にとって悔しいこと。製本・印刷が店頭でできたら、というのは、先輩書店員の時代からの夢物語だった」と話す。

一般的には少量印刷や注文印刷の本は割高になる。価格を決めるのは出版社で、現在試算中だが、「できるだけ普通の本に近い値段で売りたい」。流通費などは抑えられる一方、材料や印刷のコストがかかる。

出版社が少部数の印刷を頼んだり、自費出版などに使用したりすることもできる。また、電子版だけで出ている本を、紙で読みたい人向けに出版するという需要も想定する。

「本屋に行けば何かがあると思って、足を運んで欲しいということが一番大きい」。電子出版と共存しながら、書店の店頭をもり立てる試みが、ここでも始まっている。(高重治香)
(asahi.comさんより)


これが実用化されラインナップが充実すれば取り寄せに悩まされることも無くなるわけですね。

しかも、ペーパー派(書籍派)にとっては本の手触りはそのまま。
ペーパーレス派(電子書籍派)にとっては書店に赴く必要はあるものの、利便性はそのまま。
まさに両派のいいところどり。
その分、中途半端とも言えるわけですが、これは大きなメリットだと思いますよ〜〜〜。

ただひとつ気になる点が……装丁等は質感もオリジナルに忠実なのでしょうか?
書棚に並べた時の見た目とかが気になる人もいるからなぁ……。
ここらへんがこのマシーン普及のキーになりそうです。

「エスプレッソ・マシーン」ということで「サエコ ニーナ カプチーノ (ブラック) SIN 026 X」です!!
サエコ ニーナ カプチーノ (ブラック) SIN 026 X




【関連する記事】
posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 面白ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。