2010年10月17日

「霊能力者 小田霧響子の嘘」(ビジネスジャンプNo21掲載)ネタバレ批評(レビュー)

先日(10月10日)にドラマ第1話が放送された「霊能力者 小田霧響子の嘘」。
というわけで、「ビジネスジャンプ」(集英社刊)No21に掲載された最新話をネタバレ批評(レビュー)。
最後にドラマ版第1話の感想もあるよ。

霊能力者 小田霧響子の嘘3
「主人公の小田霧響子。画像は単行本3巻より」


<ネタバレあらすじ>

響子のもとへ村山教授の妻から手紙が届く。
村山教授とは霊能力を否定する自称響子のライバル(?)。
教授の妻によれば「村山教授があるイベントに参加すれば教授を害する」との脅迫状が届いたと言う。

夫の身を心配する妻からの依頼に仕方なくあるイベントに参加する響子たち。
そのイベントとはカルロスという外国人霊能力者の是非を問うものだった。
教授は霊能力否定派としてカルロスに対抗する立場で呼ばれたのだ。
だが、実際は否定派は教授1人。カルロス本人とその周囲どころか観客も肯定派ばかりだった。
あっさりと孤立する教授。

カルロスの霊能力を科学的に解明するたびに教授が批難されてしまう。
会場のムードは険悪になるばかり。

そんな中でも怯まない(空気が読めない?)教授は次々と解明していく。
ついにカルロスがとっておきを見せることに。

それは客席から選んだ1人に無作為の数字をホワイトボードいっぱいに書かせ、それを一瞬にして覚えるという大技だった。

7 5 2 7 9 6 5 1 6 7 3
次々と書かれていく数字。
遂には100以上の数字がホワイトボードに並ぶまでに至る。

それを一瞥したのみで覚えたと語るカルロス。
実際にカルロスもホワイトボードに全く同じ数列を書いて行く。
それは一つたりとも間違いのない完璧にコピーされたものだった!!

流石にこれは見破れなかった教授は、同じように自分が書いた数列を覚えるようカルロスに要請。
だが、カルロスは「この大技は一日一回限り」と断る。

進退窮した教授。
そこへ次のゲストであるミステリ作家・古閑が呼び出された。
これまた響子とは因縁の深い人物だが、彼は会場を見回すなり響子を発見。
霊能力肯定派として舞台に上がるよう促す。

「このままでは教授を更に追い込むばかりなのでは」と危惧する谷口をよそに響子には何か秘策がある様子だが―――後編(No.22)に続く。

<感想>

かな〜〜〜り端折ったあらすじですが、如何でしたか?

おそらく次回はカルロスのトリックを響子が暴き教授を助ける展開か?

カルロスの数字記憶トリック自体は結構簡単なので分かりやすいかな。
ヒントは隣り合った数字を足すこと。
ほら、もう分ったでしょう。
今回のあらすじ中の数列もその法則に基づいて書いてます。
一応、答えもこの記事の下部に書いておきます。
気になる方は確認を。

ちなみにこのネタバレ、あくまで端折った物なので、詳細が気になる人は今すぐ近くの書店かコンビニで確認を!!

さて、肝心のドラマ版第1話。
気弱な小田霧響子や謎のスパイSこと谷口など、主人公関連の設定が完全に変更されていましたね。ドラマオリジナルキャラである女社長・薫を加えていたことも衝撃でした。
漫画版が原作よりも原案に近い感じ。
とはいえ、設定を除けば1話のストーリーは原作に忠実。
犯人も原作通り高峰彩子でした。

しかし、公式を確認した所では2話は完全オリジナルストーリーの模様。
ここがドラマ版の真価が問われる所か?

一方、最近のネット上で話題になっているのが「小田霧響子の嘘」と井上夢人先生のある作品との類似性。
その作品の名は「the TEAM」(2006年集英社刊)。

「the TEAM」あらすじは―――

人気霊能者の陰で〈彼ら〉が大活躍!?
盲目で難聴の人気霊導師、能城あや子。百発百中の“霊視”を支えるのは、彼女の仲間たちだった。過去の事件の真相や、不思議な現象の真実を次から次へと暴き出す! 極上ユーモアミステリ集。
(集英社公式HPより)


「小田霧響子の嘘」は2007年から2008年頃にかけて連載開始している筈だから後発になりますね。
井上夢人先生もツイッター上で「小田霧響子の嘘」についてコメントされたこともあるようです。

ただ、あらすじを読む限り設定上近い部分はあるようですがあくまで一部。
全体として余り似ていないように思いますが……。
「小田霧響子の嘘」の場合は響子自身が調べて推理してるし。

ふと気付きましたが、両方とも奇しくも出版社が同じ集英社というのが……運命なのかな?
「the TEAM」について興味のある方は下記にアマゾンリンクを用意したのでどうぞ!!


さて、いよいよカルロスの数列記憶トリックの種明かし!!

実は、ふたつの隣り合う数字があり、それを足した答えの1の位の数字が次の数になっているのです。

例)7 5 2 7 9の数列。

7+5=12 1の位である2が5の次に来る数字。

5+2=7 2の次は7が来る。

2+7=9 7の次は9が来る……これの繰り返しで数列は完成されている。

つまり、無作為に選ばれた筈の観客もカルロスの仲間。
これを次回、小田霧響子が利用するものと思われます。

◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・集英社「霊能力者 小田霧響子の嘘」公式HP
http://bj.shueisha.co.jp/manga/odakyo/index.html

◆関連過去記事
「ビジネスジャンプ」(集英社)連載中「霊能力者 小田霧響子の嘘」ドラマ化!!&最新話ネタバレ批評(レビュー)

「霊能力者 小田霧響子の嘘」(ビジネスジャンプNo19、20掲載)ネタバレ批評(レビュー)

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◆その他の甲斐谷忍先生の作品はこちら。


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