2010年10月24日

土曜ワイド劇場「事件14 横浜港に車が転落!生還した運転手と、死んだ同乗者の妻に秘密?ガラスの謎が暴いた逆転法廷」(10月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「事件14 横浜港に車が転落!生還した運転手と、死んだ同乗者の妻に秘密?ガラスの謎が暴いた逆転法廷」(10月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

事件


伊丹秀一(北大路欣也)は、正義感あふれる人権派の弁護士。伊丹の事務所には若手弁護士の加瀬直人(山下徹大)も所属しているが、加瀬と違って国選弁護人を決して断らない伊丹は、事務員の本多和美(山下容莉枝)に嫌味をいわれてばかりいる。

今回、伊丹が新たに引き受けたのは、危険運転致死罪に問われた学習教材販売会社社員・黒沢良雄(尾美としのり)の国選弁護人だった。
事故が起きた夜、黒沢は、中学時代の同級生・相田晴美(清水美沙)の営む横浜のスナックで飲んでいたが、晴美の夫で同じく中学の同級生・隆二(四方堂亘)が狭心症の発作でひどく苦しみだしたため、病院に連れて行こうと飲酒運転。その挙句、海に転落し、自分はなんとか車内から脱出したものの、隆二を水死させてしまったのだった。
飲酒運転は言語道断と考える伊丹だったが、接見した黒沢から飲酒運転は初めてであること、友人を早く病院に連れて行かねばという一心でハンドルを握ったことを聞き、酌量を求める弁護を行うことに。
横浜地裁に弁護側の証人として出廷した晴美は、自分が黒沢に病院まで送るよう頼んだことを証言。悪いのは飲酒を知りながら運転を依頼した自分だと裁判員たちに頭を下げた。だが、弁護の甲斐むなしく、執行猶予なし懲役4年という厳しい判決が下った。

予想以上に重い判決に、晴美は控訴を懇願。黒沢は躊躇していたようだが、晴美の願いだと聞いて同意したため、伊丹は控訴審に向け、改めて事件を調べはじめる。
すると、黒沢、晴美、隆二の複雑な関係が浮かび上がってきた。隆二と晴美は中学時代からつきあっていたが、高校2年のときに晴美が妊娠すると、隆二はどこかへ逃亡。困り果てた晴美の堕胎費用など一切の面倒を見たのが、中学時代から隆二の“子分”だった黒沢だったらしい。隆二はその後、大阪に渡って結婚したが、数年前、妻と別れて娘の理沙(石橋杏奈)を連れて横浜に戻り、そのころちょうど離婚した晴美と再会、やけぼっくいに火がついて再婚したらしい。隆二はまともに働かずギャンブル三昧で借金も多く、黒沢はかつてと同様、相田夫妻の世話を焼いていたようだった。

そんな中、晴美の店を訪ねた伊丹は、黒沢がキープしていたウイスキーのビンがたまたま割れたところに遭遇。片づけを手伝おうとして、こぼれたウイスキーからアルコールの匂いがしないことに気づく。さらに、晴美が夫に3000万円の生命保険をかけていたことも発覚。これは“事故”ではなく、“事件”ではないかと疑いはじめ、弁護人を辞任するべきか苦悩する…。
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

黒沢は晴美のために殺害したと供述を始める。
晴美は「わたしのせいにしないで!!」と黒沢を批難する。

黒沢が勝手にやったことと主張する晴美に「あなたの心の中では望んでいたことでは?」と問う伊丹。
伊丹の言葉に胸をつかれる晴美。
そのやりとりを聞いていた理沙は大きなショックを受け、家を出る。

一方、晴美が教唆したのではと疑う伊丹はその疑問を率直にぶつける。
理沙の父親を殺すわけがないと語る晴美。
しかも、臆病者の黒沢に依頼などしないと付け加える。

矢先、隆二の死亡した車の中に壊れたサングラスがあったことから伊丹は真相に気付く。

公判で黒沢に問う伊丹。
「あなたは視力がいい方ですか?」
黒沢の視力は0.01。
眼鏡がなければ黒沢は運転など出来はしない。
そう、隆二を殺害した人物は別に居たのだ。

黒沢は隆二を殺害できなかった。
晴美に依頼されたと嘘を吐き、黒沢を動かした人物こそが犯人だった。

そう―――真犯人はポートファイナンスの社長・五十嵐と社員・佐久間だったのだ。

こうして五十嵐と佐久間は逮捕されることに。

真相が明らかになり、理沙が晴美のもとへ戻った。
和解した親娘を眺めやる伊丹。
その眼は微笑んでいた―――エンド。

<感想>

北大路欣也さん演じる伊丹弁護士が活躍するシリーズ14弾。

北大路さんの芯のある芝居が伊丹の存在感を強め、2時間ドラマでありながらありがちの“事件”にせず、テーマをより確立させることで定評のある本作。
管理人にとっては安心して視られる2時間ドラマのひとつです。
今回もその存在感は充分に発揮されていました。
北大路さん、犬の声の人と同一人物とは思えぬ重厚感。
流石、プロの役者さんです。
こりゃ、次回15弾も近いな。

ちなみに今回の「事件14」を手掛けられた脚本家は田子明弘さん。
田子さんはこれまでにドラマ版「金田一少年の事件簿」や「PS羅生門」など刑事ドラマやサスペンスを多く世に送り出された方だけあって手堅いシナリオでしたね。
ただ、犯人が唐突すぎたかなぁ……。

次週の土曜ワイド劇場は、奇しくも本作の裏番組であった「てのひらのメモ」(NHK)原作者である夏樹静子先生の「天使が消えていく」のドラマ版です。

「天使が消えていく」(夏樹静子著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

寡聞にして管理人は知りませんでしたがこの作品は以前に全6話でドラマ化されていたとのこと。
それと比較して視るのも面白いかも……ですね。

<キャスト>

伊丹秀一:北大路欣也
相田晴美:清水美沙
黒沢良雄:尾美としのり
高木ゆり子:加藤夏希
相田理沙:石橋杏奈
加瀬直人:山下徹大
本多和美:山下容莉枝
相田隆二:四方堂亘 ほか
(敬称略、順不同、公式HPより)


“事件”繋がりで大岡昇平先生の「事件 (新潮文庫)」です!!
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この記事へのコメント
はじめまして!相棒や、遺留捜査、他二時間ドラマを見るときには必ずこちらに遊びにきて一緒に楽しませていただいています♪

今、再放送のこのドラマを見ながらこちらを読ませていただいたのですが、まさかの犯人に二度見してしまいました(笑)そうくるとは思わなかったー!

かなり前の記事へのコメントで失礼いたしました。
これからも更新楽しみにしています!
Posted by 香織 at 2013年05月20日 14:38
Re:香織さん

こちらこそ初めまして!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

楽しんで読んで頂けているとのこと、凄く嬉しいです!!

この「事件14」。
記事中にある通り、管理人が大好きなシリーズの1作ということで印象に残っています。
まさに意外な犯人でしたね。
早くシリーズ次作になる第16弾も視たい!!

頂いたコメント、ブログ更新の励みにさせて貰います(^O^)/!!
Posted by 俺 at 2013年05月21日 00:58
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