2010年12月10日

2011年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

2011年度(2010年発売)ミステリ書籍各ランキング(「このミステリーがすごい!2011」、「2011本格ミステリ ベスト10」、「ミステリが読みたい2011年版」、「週刊文春ミステリーベスト10」、「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10」)をまとめてみました!!
ご購入の参考にどうぞ。
タイトルに内部リンクのあるものはネタバレ書評(レビュー)に繋がります。

◆「このミステリーがすごい!2011」(宝島社、2010年12月10日発売)
このミステリーがすごい! 2011年版


順位国内海外
悪の教典愛おしい骨
写楽 閉じた国の幻音もなく少女は
叫びと祈り卵をめぐる祖父の戦争
隻眼の少女フランキー・マシーンの冬
シューマンの指ラストチャイルド
マリアビートルエコー・パーク
水魑の如き沈むものエアーズ家の没落
小暮写眞館陸軍士官学校の死
アルバトロスは羽ばたかないロードサイド・クロス
10綺想宮殺人事件英雄たちの朝 ファージングT


・関連過去記事
【速報】「このミステリーがすごい!2011」発表!!

◆「本格ミステリ ベスト10 2011」(原書房、探偵小説研究会著 2010年12月3日発売)
2011本格ミステリ・ベスト10


順位国内海外
隻眼の少女ベヴァリー・クラブ
叫びと祈り陸軍士官学校の死
水魑の如き沈むものストラング先生の謎解き講義
綺想宮殺人事件警官の証言
アルバトロスは羽ばたかないパニック・パーティ
貴族探偵悪魔パズル&殺す手紙
写楽 閉じた国の幻なし
丸太町ルヴォワール愛おしい骨
謎解きはディナーのあとでロードサイド・クロス
10こめぐらフレンチ警部と毒蛇の謎&修道女フィデルマの洞察


探偵小説研究会HPはこちら。(外部サイトに繋がります)

・関連過去記事
【速報】「2011 本格ミステリ・ベスト10」発表!!

◆「ミステリが読みたい2011年版」(早川書房、ミステリマガジン編集部編 2010年11月26日発売)
ミステリが読みたい! 2011年版


順位国内海外
Anotherラスト・チャイルド
悪の教典ノンストップ!
写楽 閉じた国の幻エコー・パーク
犬なら普通のこと陸軍士官学校の死
叫びと祈りファージング1・2・3
水魑の如き沈むもの卵をめぐる祖父の戦争
隻眼の少女音もなく少女は
シューマンの指沼地の記憶
綺想宮殺人事件ツーリスト 沈みゆく帝国のスパイ
10神の棘ベルファストの12人の亡霊


・関連過去記事
【速報】「ミステリが読みたい2011年版」発表!!

◆「週刊文春ミステリーベスト10 2010

順位国内海外
悪の教典ラスト・チャイルド
叫びと祈りファージング1・2・3
マリアビートルロードサイド・クロス
隻眼の少女愛おしい骨
シューマンの指音もなく少女は
写楽 閉じた国の幻沼地の記憶
小暮写真館エアーズ家の没落
綺想宮殺人事件ノンストップ!
死ねばいいのにフランキー・マシーンの夜
10謎解きはディナーのあとで卵をめぐる祖父の戦争


・「週刊文春ミステリーベスト10 2010」サイト(外部サイトに繋がります)
http://www.bunshun.co.jp/stockfile/best2010.htm

・関連過去記事
【速報】「週刊文春ミステリーベスト10 2010」発表!!

◆「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10」(講談社)
IN★POCKET 2010年11月号


順位海外
エコー・パーク
陸軍士官学校の死
バッキンガムの光芒 ファージング3
英雄たちの朝 ファージング1&音もなく少女は
沼地の記憶
ラスト・チャイルド
サム・ホーソーンの事件簿VI
震える山
10五番目の女


・関連過去記事
【速報】「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10」発表!!

【総括】

貴志祐介先生「悪の教典」が2冠達成。
「ミステリが読みたい」でもあと一歩の2位に。
もう少しで3冠まで迫った。

「ミステリが読みたい」と言えば、他のランキングと集計期間の違いから綾辻行人先生「Another」が1位という大波乱。
「Another」自体は1位になっても不思議ではない作品だったが、ついに1年越しの2011年版(2010年)で1位達成!!

そして、麻耶雄嵩先生「隻眼の少女」。
「2011 本格ミステリ・ベスト10」1位。
他のランキングでも上位に。
「神様ゲーム」以来5年ぶりの話題の新作が評価されたか。
2010年には「貴族探偵」も出版されており、事前の予測では票割れも噂されていたが流石の強さを見せた。

今年の注目は新鋭・梓崎優先生「叫びと祈り」。
各ランキングで5位以内という大健闘。
文庫「放課後探偵団」(東京創元社刊)によれば2011年に新作の予定ありとのこと。
「叫びと祈り」同様に海外を舞台にしたモノらしい。
ちなみに、上記に収録された「スプリング・ハズ・カム」もなかなかの切れ味。
言うなれば「ハートフルな『凍れるルーシー』」か。
これもなかなか良かっただけに次回作への期待は膨らむ。

「スプリング・ハズ・カム(放課後探偵団収録)」(梓崎優著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

今年、大ヒットを飛ばした東川篤哉先生「謎解きはディナーのあとで」も注目作。
11万部を突破。

東川篤哉先生「謎解きはディナーのあとで」11万部突破!!遂に「きらら」(小学館発行)にて連載再開!!

そして、問題作で評判の芦辺拓先生「綺想宮殺人事件」も奮闘。
ここにあなたは「ミステリ」の真髄を見る?

一方で、去年「新参者」で2冠を達成した東野圭吾先生は今年のランクインならず。
2010年には「カッコウの卵は誰のもの」、「プラチナデータ」、「白銀ジャック」の3作があったのですが……。
2011年刊行予定「あの頃の誰か」&「マスカレード・ホテル」に期待か。

・去年の各種ランキング。「新参者」が2冠を達成。
2010年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

米澤穂信先生「ふたりの距離の概算」も10位以内にはない。
「古典部シリーズは上位にランクインしない」との定説が証明された形に。
2012年版にて「折れた竜骨」(2010年11月発売)がどう評価されるかに注目したい。

「ふたりの距離の概算」(米澤穂信著、角川書店刊)ネタバレ書評(レビュー)

「折れた竜骨」(米澤穂信著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

もうひとつ意外だったのは、管理人イチオシの天祢涼先生「キョウカンカク」がランクインしていないこと。
続編「闇ツキチルドレン」は改善点があるかと思うが、「キョウカンカク」は10位以内に入ることも可能な出来だと思われたが……。

「キョウカンカク」(天祢涼著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「闇ツキチルドレン」(天祢涼著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

そういえば、乾くるみ先生「セカンドラブ」、「スリープ」もないか。

結果として、各ランキングの上位陣は割と固定された形かな。
これを「2010年のミステリ作品は豊作だった」と見るか、逆に「不作」と見るか。
解釈は各読者に委ねられそうだ。

海外では「ラスト・チャイルド」が2冠達成。
他は割れたか?
とはいえ、やはり上位陣は固定気味っぽい。
管理人オススメの寵物先生「虚擬街頭漂流記」は10位以内にランクインせず、残念。
結構面白いと思うが……。

「虚擬街頭漂流記」(寵物先生、ミスターベッツ著、玉田誠訳、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

良ければ読んで欲しい一作。

その他については去年の各種ランキングと比較するのも面白そうだ。
以上、2010年ミステリ総括でした。

上記、ランキング中で気になる本がある方はこちら。











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