2010年11月09日

「講談社ヤングマガジン」にて連載中の「三億円事件奇譚 モンタージュ」第21話ネタバレ批評(レビュー)

「講談社ヤングマガジン」にて連載中の「三億円事件奇譚 モンタージュ」第21話ネタバレ批評(レビュー)です!!

三億円事件奇譚 モンタージュ1


<第21話あらすじ>

潜伏先のホテルの窓から街を見下ろす大和と未来。
そこは闇の帳に覆われ静けさに包まれていた。
「まだかな……」
呟く未来。その手は小さく震えている……。
「今更、変だよね……」
自嘲するような未来の様子。
その隣に佇む大和はそんな未来を無言で見詰める―――。

その頃、街では夏実を連れ大和と未来のもとへ案内させる関口の姿があった。
夏実から大和たちの居場所がホテルの「1105室」であることを聞き出す関口。
そこへ、関口にとっては間の悪いことに、夏実にとっては天の助け、水原が現われる。

水原は街で関口と連れ立つ夏実を発見、大和と未来の事を聞き出すべく追って来たのだ。

「えぇ、私はこの娘の叔父でして……」
後々のことを考え警察であることを隠し、表面上態度を装いながらも、水原の出現に苛立つ関口。
(面倒だ……殺すか……)
ポケットに忍ばせた拳銃に手をかける。
そんな関口に不穏な様子を感じた水原は余計に関口を不審視、こちらも警棒へと手を伸ばす。

カタストロフが迫るかと思われたそのとき。
間に割って入った夏実が関口の芝居に乗った!!
「叔父さん、私もう1人で帰れるからここでお別れしよ。ね!!」
水原の存在を盾に関口から逃れようとする夏実。
急展開に戸惑う水原だったが、そこへ上司から無線が。

内容はなんと―――郵便ポストから大量の紙幣が発見されたとの報。
街は一躍大騒ぎに!!
水原の視界にもその騒ぎがはっきりと確認出来るほど。

ふと気付き、慌てて関口へと向き直る水原。
その隣には夏実も居る。
だが……肝心の関口は姿を消していた……。

騒ぎに乗じ水原たちを撒いた関口は一路、夏実から聞き出したホテルへ。
ついに「1105室」へと踏み込む。

だが、そこには既に大和と未来の姿は存在していなかった―――22話に続く。

<感想>

今回も盛り上がりました!!

夏実を救出したのはやっぱり水原!!
分かっていても燃えたッッッッッ!!

そして、これで夏実&水原コンビの結成です。
二人で行動を共にしながら本編に絡んできそうですね。
どうも、対関口のキーマンになるか。

そして、いよいよ明かされ始めた大和の策。
それは街に紙幣をばら撒き騒ぎを起こすこと。

これが街を脱出するためだけならばここで終わりでしょうが、最終的な反撃に繋げるのならばまだまだ序の口の筈。
どう展開するのか期待!!

個人的に気にかかるのは前回記した「大和と父の関係」=「スターウォーズ」説。
これは、19話の沢田幹事長側近が鉄也だとすると……。

大和:ルーク
鉄也:ダースベイダー
沢田:皇帝

との説。
この通りだと未来はレイア姫のポジションか?
この推理が当たるのか妄想に終わるのかも最近の楽しみのひとつ。

さ〜〜〜て、グイグイ面白くなっている「三億円事件奇譚 モンタージュ」。
逃亡し続ける大和と未来の明日はどっちだ!!
22話に期待です!!

◆関連過去記事
「ヤングマガジン27号」(講談社刊)より「三億円事件奇譚 モンタージュ」連載開始!!

「講談社ヤングマガジン」にて連載中の「三億円事件奇譚 モンタージュ」第1話から20話までまとめ
(各話レビューへのリンクです)

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posted by 俺 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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