2010年12月04日

【速報】「2011 本格ミステリ・ベスト10」発表!!

「2011 本格ミステリ・ベスト10」が発表されました!!

果たして気になる結果は?

◆「本格ミステリ・ベスト10 2011」(原書房、探偵小説研究会著 2010年12月3日発売)

注意:各タイトルのリンクは「ネタバレ書評(レビュー)」に繋がっています。

順位国内海外
隻眼の少女ベヴァリー・クラブ
叫びと祈り陸軍士官学校の死
水魑の如き沈むものストラング先生の謎解き講義
綺想宮殺人事件警官の証言
アルバトロスは羽ばたかないパニック・パーティ
貴族探偵悪魔パズル&殺す手紙
写楽 閉じた国の幻なし
丸太町ルヴォワール愛おしい骨
謎解きはディナーのあとでロードサイド・クロス
10こめぐらフレンチ警部と毒蛇の謎&修道女フィデルマの洞察


国内編1位は麻耶雄嵩先生「隻眼の少女」に。
麻耶先生は6位の「貴族探偵」でもランクイン。
「神様ゲーム」以来5年ぶりの新刊2作が共にベスト10入りを果たしました。
事前の予測では2作品ということで票割れも予測されていましたが流石の強さを見せました。
しかも、麻耶先生は今年(2010年)に入ってからの著作発表が凄い!!

上記2作以外に管理人の知る範囲だけでも……

PSPゲーム「トリックロジック」に2作を発表。

話題の新作「TRICK×LOGIC(トリックロジック)」収録シナリオが明らかに!!

「メフィスト 2010 VOL.1」にて「メルカトルかく語りき 第二篇 九州旅行」掲載。

「メフィスト 2010 VOL.1」より「メルカトルかく語りき 第二篇 九州旅行」(麻耶雄嵩著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「オールスイリ」にて「神様ゲーム」続編「少年探偵団と神様」掲載。

オール讀物増刊「オールスイリ」(文藝春秋社刊)を読んで(米澤穂信「軽い雨」&麻耶雄嵩「少年探偵団と神様」ネタバレ書評)

さらに「メフィスト」に短編掲載予定とのこと。
2011年も目が離せません。

2位は新鋭・梓崎優先生「叫びと祈り」。

「週刊文春ミステリーベスト10 2010」に続き2位です。
「叫びと祈り」各ランキングで上位との噂を実証しました。
「このミス」でも5位以内に存在との噂が出ていますが果たして……(5位以内とのことで5位付近か?)。

3位は三津田信三先生「水魑の如き沈むもの」。

ここまで行くとは予想外でしたが、流石の底力。

4位は芦辺拓先生「綺想宮殺人事件」。

問題作です。

注目は9位の東川篤哉先生「謎解きはディナーのあとで」。

11万部を突破した話題作です。
今後に注目の作家さんになりそう。

東川篤哉先生「謎解きはディナーのあとで」11万部突破!!遂に「きらら」(小学館発行)にて連載再開!!

海外は詳しくないので、とりあえず10位「フレンチ警部と毒蛇の謎」。
シリーズ最後の未翻訳作品の登場です。
話題が集まったか。

とりあえず、管理人個人としては国内ランキング4位まできちんと書評(レビュー)していたので満足です。
本格ミステリ愛好家を自称するものとしては良い結果だ……。

2010年12月10日追記:2011年度(2010年発売)ミステリ書籍各ランキング(「このミステリーがすごい!2011」、「2011本格ミステリ ベスト10」、「ミステリが読みたい2011年版」、「週刊文春ミステリーベスト10」、「IN★POCKET 文庫翻訳ミステリー・ベスト10」)をまとめてみました!!

2011年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

リンクよりどうぞ。

◆観覧外部リンク(外部サイトに繋がります)
・探偵小説研究会HP
http://www.geocities.co.jp/tanteishosetu_kenkyukai/

◆関連過去記事
・「週刊文春ミステリーベスト10 2010」はこちら。
【速報】「週刊文春ミステリーベスト10 2010」発表!!

・2010年の結果はこちら。
2010年ミステリ書籍ランキングまとめ!!

上記、ランキング中で気になる本がある方はこちら。


「2011本格ミステリ・ベスト10」です!!
2011本格ミステリ・ベスト10




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posted by 俺 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリランキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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