2010年12月08日

「講談社ヤングマガジン」にて連載中の「三億円事件奇譚 モンタージュ」第25話ネタバレ批評(レビュー)

「講談社ヤングマガジン」にて連載中の「三億円事件奇譚 モンタージュ」第25話ネタバレ批評(レビュー)です!!

三億円事件奇譚 モンタージュ1


登場人物一覧:

【現代】

鳴海大和:主人公、三億円事件の犯人の息子と呼ばれるが……
小田切未来:大和の幼馴染み、両親の行方不明後は大和と共に逃亡中

鳴海鉄也:大和の父、五つの首(首、手首、足首)を失くした遺体で発見されるが……
未来の両親:突然姿を消した。関口が行方を知っている?

鈴木泰成:未来の両親の後輩、要所要所にて不穏な動きを見せるが……
水原:福岡県警所属の巡査。上司曰く「検挙率100%男」。15話より登場。
夏実:泰成の塾の教え子。大和に一目ぼれする。現在は水原と行動を共にしている?14話より登場。

関口:元祖悪徳警官、眼鏡の男の命令に従い大和と未来を追う
眼鏡男:関口に指示を与えている男

沢田幹事長:19話で登場、謎の男を従えているが……
謎の男:シルエットのみ登場した沢田の腹心。実はキーマン?

森田:1話にて関口と共に現われた捜査員。以降、本編に出番なし。
血塗れの男性:元刑事、1話にて殺害される。これは関口の犯行だった
ボート小屋のオヤジ:軍艦島付近でボート小屋を営んでいた。6話で関口に殺害され、この殺人容疑が大和と未来にかかっている。
土居:18話に登場。ミステリ作家兼コメンテーター。三億円を信じていなかった。
島田:5話より登場。関口の部下だったが、19話で失態を犯し関口に処刑された。

【三億円事件当時】

川崎雄大:22話より登場。三億円事件では白バイ警官役を演じたらしい。
望月竜:23話(22話は名前のみ)より登場。雄大と共に三億円事件を実行した。
響子ギブソン:竜の恋人?竜と共に土門への対策を練っていた。
土門:地元の顔役(地廻り)。竜と対立するが……
東海林:25話より登場。土門を追う刑事。雄大の機智に興味を?

<第25話あらすじ>

警察のサイレンを盾に土門と対抗する雄大だったが、土門にサイレンの正体を見抜かれてしまう。
その正体とは、近隣の工場に置かれた手動サイレンだった。
事前に雄大が金を渡し、サイレン音を鳴らすよう頼んでいたのだ。

だが、音の間隔からサイレンの正体を看破した土門は銃を発砲しつつ雄大に迫る。
そこへ駆け付けて来る本物の警察。
土門を追っている東海林たちだ。

東海林を相手にすることを避けた土門は逃走。
雄大、竜、響子は助け出されることに。

雄大に礼を述べる竜。
一方、東海林は雄大が警察の到来を事前に知っていたような素振りを見せたことに疑問を抱き、問いかける。
それに対し、「近所で空き巣が頻発していることから、巡回中の警官がいる筈だと予測した」と答える雄大。
そんな雄大の機智に感心すると共に一抹の警戒心を抱く東海林。

雄大の境遇を聞いた竜は雄大を恩人として家に呼ぶことに。

その日の夜のこと―――恩義を感じる竜は、雄大が捜し人を訪ね当てるまで拠点として竜の家を使うよう勧める。
こうして、東京へ来てようやく人心地ついた竜は床につく。

深夜、雄大の隣で仲睦まじい竜と響子。
響子の嬌声に雄大はまんじりともせず一夜を過ごすのだった―――26話に続く。

<感想>

雄大VS土門第一回戦は雄大の勝利に終わりました。
雄大は雰囲気やその咄嗟のアイデアなどを見るに大和そっくり。
やはり、後の鉄也で確定っぽい。
今回の対決も大和VS関口のそれに近いし。

今回出て来た新キャラは東海林。
土門と対立する立場の警官らしい。
東海林は雄大に興味を持ったようだが、果たして……。

サイレンの正体は時代を反映したものでした。
これは予想がつかない筈だわ、脱帽。
それを見抜いた土門も一筋縄ではいかない相手。
土門については、ここ数話の流れを見るに雄大と協力することは無さそうか。

それにしても、現代篇から過去篇に入り、事件の真相を深く掘り下げ始めたなぁ。
これはこれで広大なドラマを感じるからよし!!

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逃亡し続ける大和と未来の明日はどっちだ!!
そして、雄大と竜はどう関わるのか?
26話に期待です!!

◆関連過去記事
「ヤングマガジン27号」(講談社刊)より「三億円事件奇譚 モンタージュ」連載開始!!

「講談社ヤングマガジン」にて連載中の「三億円事件奇譚 モンタージュ」第1話から20話までまとめ
(各話レビューへのリンクです)

「講談社ヤングマガジン」にて連載中の「三億円事件奇譚 モンタージュ」第21話ネタバレ批評(レビュー)

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「講談社ヤングマガジン」にて連載中の「三億円事件奇譚 モンタージュ」第24話ネタバレ批評(レビュー)

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