2010年12月18日

金曜プレステージ 傑作ミステリー小説・待望の完全ドラマ化!「目線〜華麗なる一族の晩餐が血の惨劇に!犯人はこの中にいる!?幸せな家族に一体何がショパンの調べに乗せ悲劇の連鎖いま開幕」(12月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ 傑作ミステリー小説・待望の完全ドラマ化!「目線〜華麗なる一族の晩餐が血の惨劇に!犯人はこの中にいる!?幸せな家族に一体何がショパンの調べに乗せ悲劇の連鎖いま開幕」(12月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

目線


高級住宅地にある大豪邸・堂島家。主人である堂島建設社長・新之助(団時朗)の65歳の誕生日を祝うため、親族が集まっていた。集まったのは、堂島家の長女・桐生苑子(奥貫薫)、苑子の夫で堂島建設社長秘書の直明(宇梶剛士)、堂島家次女の堂島貴和子(国分佐智子)、堂島家三女・堂島あかり(仲間由紀恵)、堂島家長男・堂島大輔(田中幸太朗)、大輔の婚約者・水谷香苗(上原美佐)、そして堂島家と家族ぐるみの付き合いのある加納拓真(山本耕史)、さらに家政婦の野村清美(西尾まり)と堂島邸でのパーティーでは毎回腕をふるう元コック・宮本茂(火野正平)がいた。
しかし、パーティー直前に新之助は、書斎の窓から飛び降りて死亡してしまう。津由木(小日向文世)や田神(伊阪達也)ら田園調布東署の刑事が捜査にあたり、親族や堂島邸のすぐそばに住む新之助付きの運転手・松浦(きたろう)などにも話を聞いた結果、新之助の死は自殺としていったん処理された。
そして初七日の法要に再び集まる親族一同。悲しみにくれる堂島家だったが、そこでも宮本、貴和子、松浦と、3人もが次々に謎の死を遂げ、連続殺人事件へと発展する。謎に包まれた事件の真相を究明するべく、刑事たちが本格的な捜査を開始。結果、意外な真犯人と悲しい真実が浮かび上がる…!!
(金曜プレステージ公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

松浦は遺書を残しており、それによれば新之助、貴和子、宮本を殺害したのは自分だと書かれていた。
事実、宮本殺害は松浦の犯行と証明される。

しかし、松浦が自殺とされていた新之助殺害についてまで触れていたことから新之助の死に秘密があり、松浦が誰かを庇っていると確信、捜査を開始する。
津由木の捜査の結果、ただ1人あかりのみ貴和子たちと母親が違うことが判明。
あかりの実母が松浦の妹と知る。
同時にあかりのアリバイを構成するトリック(電話や場所移動による殺害時刻の誤認)すべてを看破。
あかりを守る壁が崩壊する。

その頃、松浦の遺骨を弔うとして拓真と共に母の故郷を訪れていたあかり。
拓真の目を盗み、崖から自殺しようとしたところを拓真に止められる。

あかりはすべての犯行が自身によるものと告白。
罪の意識から自殺を図ったのだ。

涙ながらに動機を語るあかり。

あかりの母は兄・松浦を助けるために新之助から意に沿わぬ関係を持たされ続けており、結果あかりが生まれた。
しかし、母はあかりと引き裂かれたことで自殺。
それを知ったあかりは普段から実父・新之助を恨んでおり、血縁である松浦を慕っていた。
だが、新之助は松浦を愛人との別れ話に使うなど軽んじていた。
こうして、ただでさえ新之助へ遺恨を含んでいた所へ貴和子と拓真の婚約が浮上。
貴和子から新之助に働きかけた結果であり、そこには拓真の意思は無かった。
それを聞き拓真を愛していたあかりは怒ると同時に拓真を助けなければと考えるように。

こうして、新之助の殺人計画を立てたあかり。
電話をアリバイ工作に用い、遂には殺人を実行に移してしまう。
だが、そこを宮本に見られてしまった。
松浦はあかりを庇うべく宮本を殺害。
その頃、あかりもまた貴和子を殺害していた。
貴和子殺害時に殺害場所の移動と演奏テープの組み合わせによる殺害時刻の誤認でアリバイを作ったあかり。
そこで、松浦はあかりの罪を一身に背負い自殺することで決着を図ったのだった。

大切な松浦を身代わりとして失ってしまったあかりは自責の念に駆られ続けていた。

拓真は「今度は自分があかりの身代わりになる」と告げる。
だが、それが適わぬことなのは他ならぬあかり自身が知っていた。

同時刻、津由木たちはあかりの部屋で証拠品を回収。
こけしによる犯行も見抜く。
あかりはこけしで新之助に止めをさしていた。

あかりの身体を負傷させ車椅子生活を強いたのは他ならぬ貴和子。
貴和子を憎んでいたと本心を明かすあかり。
そんなあかりに貴和子からの求婚を断っていた拓真は「ただ、あかりの傍に居たかった」と語るのだった。

あかりはその言葉を胸に警察へと連れられて行く―――エンド。

<感想>

ドラマ原作は天野節子先生「目線」(幻冬舎刊)。
詳しくは過去記事にてネタバレ書評(レビュー)があるのでそちらをどうぞ!!
意外な発見があるかも……。

「目線」(天野節子著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)

さて、ドラマ版。
こちらは仲間由紀恵さん主演では初の2時間ドラマ作品とのこと。
大いに期待が集まりました。

天野節子原作「目線」が金曜プレステージにてドラマ化!!主演は仲間由紀恵さん!!

感想は……ちょっと微妙だったかなぁ、と。
原作もトリック関係はあんまり面白くない所だったので、そこに時間を割くとなぁ……。
あくまで「目線」は犯行動機とその方法が犯人の内実を指し示しているという点が特徴なのであってドラマ性に富んでいるとは言い難いところがあるからなぁ。
それと拓真関連が……大幅に変わってた。
あかりに救いを与えるためかな?

原作との変更点が幾つかありましたね。
まずは、3人の刑事が2人に減ったこと。
これは良かった。
原作通りだと刑事3人ともキャラが薄かっただろう。

次にあかりの犯行告白シーンが何故か崖上に変更。
これは……様式美?

他にもあかり母関連が改変か。
あかりの動機を補強するためかな。
ここらは、原作通りでも良かったような。

ラストあたりも変更。
小枝子が消されました。
それに伴い言いようのない救いの無さが削除されてしまいました。
これは改悪でしょう。

ここらは上記の原作書評(レビュー)を読んで頂いた方が分かり易いかも。

ちなみに、小日向文世さんが刑事役ということで2010年1月11日に放送された「Wの悲劇」を思い出しました。

月曜ゴールデン「Wの悲劇」(1月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

あれは結構面白かったな。
その意味で、意図せず本作と比較するところがあったので本作批評(レビュー)は多少辛口になったかもしれないなぁ。

◆仲間由紀恵さん関連過去記事

【出演ドラマ】
TRICK 新作スペシャル2「村祭りに響く死を呼ぶ子守唄!!歌詞になぞらえ殺されていく若い娘!?女霊能者に秘められた哀しい過去…」(5月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「アンタッチャブル」(テレビ朝日:2009年)まとめ

【その他】
仲間 由紀恵さん!!
(実はアニメの声優もされていた仲間さんについての記事です)

「アンタッチャブル」誌、鳴海遼子記者に熱愛発覚!?
(今も話題になっている田中哲司さんとの交際第一報です)

<キャスト>

堂島あかり(28):仲間由紀恵(堂島家の三女)
加納拓真(30):山本耕史(堂島家と家族ぐるみの付き合いのある青年)
桐生直明(45):宇梶剛士(堂島建設社長秘書で、苑子の夫)
桐生苑子(37):奥貫 薫(堂島家の長女)
堂島大輔(30):田中幸太朗(堂島家の長男)
水谷香苗(27):上原美佐(大輔の婚約者)
堂島貴和子(29):国分佐智子(堂島家の次女)
野村清美(36):西尾まり(堂島家の家政婦)
田神修司(23):伊阪達也(田園調布東署の警部補)
堂島新之助(65):団 時朗(堂島建設社長で会社と一族を反映させた人物)
宮本 茂(65):火野正平(堂島邸でのパーティでは毎回腕をふるう元コック)
松浦郁夫(65):きたろう(堂島新之助のお抱え運転手)
津由木哲夫(52):小日向文世(田園調布東署の刑事課長) ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


「目線 (幻冬舎文庫 あ 31-2)」です!!
目線 (幻冬舎文庫 あ 31-2)





「氷の華 (幻冬舎文庫)」です!!
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実はコミック化もされてました。
「氷の華 1 (バーズコミックススペシャル)」です!!
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同じコミック版の最終巻。
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