「未来日記」とは―――世界を管理する神の座を巡り、神から未来予知能力を与えられた12人(実際はペアも含めた13人)の能力者が行うサバイバルゲームを描いた作品。
連載開始は2006年3月号より。
コミックス既刊は11巻(加えて外伝2巻が存在)、最終話を掲載した12巻が最終巻となる。
ちなみに11巻オビにて2011年の新規アニメ化情報アリ。
などなど話題性に富んだ期待の作品である。
そこで完結を記念してネタバレ批評(レビュー)やっちゃいます。
これを機にご存知の方もご存知で無い方もこの作品に興味を持って下さり、書店にて手にとって下さればいいなぁ……と願いつつ、早速、開始!!
最終話の前にそこまでのおさらい。
天野雪輝は中学校2年生の少年。
両親が離婚し、母に引き取られたがその母も仕事で家を留守がち。
そんな環境の為か内向的な雪輝には友達が居らず、彼の妄想に現れるデウスとムルムルだけが彼の話し相手だった。
そんな雪輝の趣味は自分の周囲に起こった出来事を無差別に携帯に書き込む「無差別日記」とダーツの二つ。
ある日、話し相手のデウスが実際の神であると判明。
そのデウスから未来の雪輝が書き込むであろう情報を60日先まで事前に予知できる能力を付与した「無差別日記」を与えられることに。
未来予知の能力を得て「ラッキー」と呑気に構えていた雪輝だったが、彼の前に行動を予知できない少女が現われる。
同じクラスの我妻由乃である。
由乃もまた「未来日記」の所持者であった。
彼女の所持する日記の名は「雪輝日記」。
雪輝の行動なら何でも未来が分かる日記である。
由乃は雪輝の行動をそれと知られず日記にしていたストーカーだったのだ!!
彼女を警戒する雪輝だったが「無差別日記」に自身の死が予知され困惑。
由乃によれば別の未来日記所持者が雪輝殺害を狙っておりこのままでは予知通り雪輝は殺害されてしまうと言う。
慌てた雪輝は由乃の助けを借り、自身の殺害に現れた3番目の未来日記所持者・火山を返り討ちに。
所持する日記を破壊された火山は消滅してしまう。
事態の説明をデウスに求める雪輝。
デウスによれば「神の後継者の座を巡るサバイバルゲーム」らしい。
全12人の日記所持者のうち、生き残った最後の一人がデウスに代わる“神”となれるのだ。
こうして、ゲームに巻き込まれた雪輝。
他の未来日記所持者である雨流みねねや来須圭悟らなどと出会いと別れを繰り返し、時に仲間に時に対立しつつ生き残っていく。
さらに、「雪輝を愛している」由乃の活躍で他の所持者もひとりまたひとりと消滅していくことに。
春日野と対立していた平坂が雪輝を引き込んだ春日野の策で由乃の手にかかり死亡。
次いで策を弄した春日野自身も雪輝に敗れ消滅。
自身が子供であることを利用し由乃を狙った豊穣礼佑も雪輝&由乃の前に敗北を喫し消滅。
娘を使い所持者撃破を計画した月島狩人も雪輝の友人となった名探偵・秋瀬と雪輝自身の前に敗北、暗躍した来須の手で処刑される。
その来須も、雪輝&由乃との決着を急いだ末に雪輝の手で命を落とす。
その後、来須の事件が発端で指名手配されることとなった由乃は雪輝を監禁し、二人だけの世界を築こうと企むが、秋瀬の活躍で雪輝は救出され雪輝と由乃の仲は深刻な事態に。
そこへ戦場&美神ペア(二人で一つの未来日記)が参戦。
由乃抜きでは勝てないと悟った雪輝は由乃を利用するべくコンビを組みこれに対抗。
その過程で本当の愛の意味について考えさせられることに。
結果、戦場自身の甘さと頭脳プレイを駆使した由乃により、戦場ペアは敗北し死亡。
いよいよ、残す未来日記所持者は5人。
ここで残り2人、上下かまど、ジョン・バックスの正体が明らかになり、みねね、雪輝&由乃組を含む4組で争うことに。
だが、ジョン・バックスは「他者の未来日記を盗み読む」能力の日記所持者だった。
しかも、デウスと共に未来日記開発にも関わっていた強敵。
みねねは挑戦するものの敗北し逃げ延びることに。
ここにきて、当初は身を守るための戦いだった雪輝も、自身の両親をジョン・バックスが原因で失い豹変、両親を生き返らせるべく自ら神を目指す。
やがて、やり方が間違っているものの自身を献身的に支えようとする由乃に惹かれるようになる雪輝。
二人の間に本当の意味での“愛”が芽生えつつあった。
一方、デウスの影でムルムルが不審な動きを示していた……。
自身の身を犠牲にしたみねねと人の枠を超えたかのような由乃の活躍でバックスを破ることに成功。
バックスは死亡する。
だが、今度は秋瀬が由乃の存在を危険視し雪輝を守るべく由乃排除に動く。
かまどを仲間に加えデウスと直接交渉した秋瀬は、自身の役割を知ると共に、かもどの未来日記の力を借りて新たな未来日記所持者としてサバイバルに参戦する。
秋瀬の日記は「能力者の未来を予知する日記」であり由乃は敗北。
だが、秋瀬は再戦時に由乃の切り札に敗れることとなる。
由乃の切り札とはもうひとつの「雪輝日記」だった。
これにより由乃の正体に辿り着いた秋瀬は雪輝に後を託す。
秋瀬と共にかまども消滅。
いよいよ、“神”の座は雪輝と由乃の二人に絞られた……。
雪輝は死んだ人間が生き返ることは無いことを知るや両親の再生を諦め、由乃と心中を選ぶ。
最後の一日を過ごす二人だったが……。
ここでムルムルがデウスに反逆。
力を失いつつあったデウスを破ると由乃のもとへ駆け付ける。
実は由乃こそはデウスの後継の神であった。
ムルムルは由乃に従っていたのだ。
雪輝の存在するこの世界は2周目の世界であり、1周目の世界の勝利者こそが由乃だったのだ。
1周目の世界でも由乃との心中を決意し実行した雪輝。
ところが、由乃には心中する気が無く生き残り勝者へ。
その後、自身が神となり雪輝を生き返らせるつもりだった。
しかし、死んだ人間は生き返ることがないため、蘇生に失敗。
絶望した由乃は、本来なら1周目の管理を行わなければならない所を放棄。
1周目の世界を見捨て2周目の世界へやって来た。
もう一度雪輝に会うために2周目世界の由乃を殺害し「雪輝日記」を奪い入替るとそのままゲームに参加していた。
しかし、この2周目の世界も勝者を決めなければ存続することが出来ず崩壊する。
雪輝殺害を選んだ由乃だったが最後の最後で躊躇。
そこで由乃は3周目の世界へ移動し今回と同じ行動を取ろうとする。
デウスの力を分け与えられ生きていたみねねと共に由乃を追い3周目の世界へとやって来た雪輝。
そこでは、由乃が3周目の由乃を殺害しようとしていた。
3周目由乃を救い、1周目由乃と対決する雪輝。
由乃は雪輝を殺すことを避け、雪輝が望むものが由乃以外なんでも手に入る幻想の世界に幽閉する。
一方で、自身の失ったすべてを持つ3周目由乃を今度こそ殺害しようとするが……最終話に続く。
ではお待ちかね最終話ネタバレ批評(レビュー)です。
ネタバレあります、注意!!
望むものが由乃以外なんでも手に入る幻想の世界に幽閉された雪輝。
そこには雪輝の求めてやまない両親の姿もあった。
だが、肝心の由乃が居ないことに喪失感を抱いた雪輝は幻想の世界を否定。
幻想の父母に見送られ3周目世界への帰還を果たす。
驚く由乃に雪輝は“愛”を告白し、由乃の持つナイフで自分を殺害するよう告げる。
一方、雪輝の行動の余波で捕らえられていた2周目世界のムルムルが解放。
由乃に仕えるムルムルを取り押さえる。
額の絆創膏を剥すや、そこから出て来たのは「1」の文字。
このムルムルは1周目世界のムルムルでサバイバルゲーム開始前に2周目ムルムルを拘束していたらしい。
その頃、由乃は躊躇した末にナイフを振り下ろす。
振り下ろした相手は自分自身。
雪輝を殺せない由乃は自殺し、雪輝は2周目世界の神となった―――。
しかし、由乃を目の前で失った雪輝は呆然自失。
なにも無い2周目世界の闇の中に閉じ籠ってしまう。
存在するのは神となった雪輝と2周目ムルムルだけ。
そして、ただ時間だけが過ぎて行く―――。
一方、3周目世界では3周目由乃が友人とショッピングを楽しんでいた。
両親とも上手くいっているらしく、星を観に行ったことを笑いながら語っている。
だが、何かが足りない……それが由乃の笑顔に一点影を差していた。
そんな由乃の前を両親や恋人(おそらく若葉萌絵)と共に歩き去る3周目雪輝の姿があった。
もちろん、3周目由乃も3周目雪輝も互いに気付かない……。
さらに膨大な時が過ぎた頃、2周目世界の神となった雪輝の身に思いも寄らぬ自体が発生する。
神である雪輝が作った世界に干渉する者が現われたのだ。
驚く雪輝の前に闇を破り現れたのは、3周目のデウス、ムルムルに1周目ムルムル、それに……3周目の由乃だった。
3周目由乃は雪輝のことを覚えており迎えに来たのだと言う。
なんでも、1周目のムルムルが1周目由乃の死に際し3周目由乃に記憶を分割したらしい。
その為3周目由乃は自身の記憶と1周目由乃の記憶を保持していた。
1周目由乃の記憶発現が遅くなり、此処へ来るまで時間がかかったのだ。
そして、3周目デウスは2周目世界の神となった雪輝に3周目世界のことも任せるべく出向いていた。
由乃に迎えられ歩き出した雪輝は、3周目世界へと降り立つ。
そこでは西嶋と結婚し子供2人を抱え、3周目世界の自身の活躍をテレビで眺める2周目みねねの姿もあった。
雪輝&由乃は走り出す。
約束だった星を観る為に―――「未来日記」エンド。
<最終話感想>
ストーリーの為に整合性を犠牲にした部分はありますが、それでも面白かった。
まぁ、厳密に考えると1周目から2周目、3周目と自由に世界移動できるのならばデウス自身が別世界から健在である自分を呼び、入替るなり兼任してもらうなり可能では?とか、死者は魂(記憶)がないので生き還らない筈だが、記憶の転移が出来るのならばそれを用いれば生き還ったのと同じではないか?とか、3周目と同じことが2周目でバックスに起きないのは何故か?など気になる点もありますが……そこらは別に瑕疵には感じません。
これはストーリーの流れがはっきりしていたからでしょう。
惜しい点は各日記の特徴がストーリーに余り反映されなかった点かな。
もっと日記の特性を活かした方が良かったかも。
まぁ、それを引いても充分楽しめた。
雪輝と由乃、互いに一方通行だった気持ちが最終話で相互に繋がり手を取り合って外界へと飛び出して行くラストは非常に良かった。
多少ご都合主義的な面はありますが、それは少年漫画全般の王道。
読んで損はない作品でしょう。
2011年にアニメ化も予定されており、完結を迎えたとはいえスピンオフや外伝はありそう。
「未来日記」には、まだまだ楽しませて貰えそうです。
えすの先生、次作も期待してます!!
2011年4月29日追記:
12巻購入して読みました。
連載時から変更点がありますね。
特に最終話の変更点は印象的。
「2周目世界の闇に閉じ籠った雪輝を3周目デウスやムルムルが迎えに来るシーン」がカットされ、迎えに来たのが「由乃のみ(背景にデウスたちがいるが台詞無し)」になっていました。
これにより、「未来日記」がより「雪輝と由乃」2人の物語であることが強調されています。
2011年12月28日追記
えすの先生の新作「ビッグオーダー」1巻が発売されました。
内容的に「コードギアス」のテイストを活かしているのかな。
・「ビッグオーダー1巻」(えすのサカエ作、角川書店刊)ネタバレ批評(レビュー)
ちなみに「未来日記」にもテイストを活かした作品が。
それが「エヴァンゲリオン」。
こんな感じで活用されています。
雪輝はシンジポジション、後に新世界の神になる。
由乃は綾波とアスカの特徴を継ぐ(綾波の「3人目だから」が由乃複数人、アスカのツンデレがヤンデレに)。
みねねは服装を見ても分かるとおりミサトさん。
西嶋はミサトと結ばれるも途中で殺害される梶ポジションかな。
秋瀬は渚カオル。
デウスが規定どおりにことを運ぼうとするゼーレポジション。
ムルムルが由乃を用いたことから、レイを用いユイを追ったゲンドウポジションかな。
12人の未来日記所有者はそのまま使徒ですね。
かなり牽強付会ぎみですが、このように「未来日記」はもう1つの「エヴァンゲリオン」の完結編ととれないこともありません。
そう考えるとさらに「未来日記」を楽しめるのではないでしょうか。
2012年2月17日追記
なんと「未来日記」のドラマ化が発表されました。
その名も「未来日記-ANOTHER:WORLD-」!!
詳しくは下記記事よりどうぞ!!
・「未来日記」がよもやのドラマ化!!その名は「未来日記-ANOTHER:WORLD-」!!
2012年4月16日追記
2012年4月16日、アニメ版が最終回を迎えました。
その最終回にて、あるサプライズが。
それが「NEXT PROJECT始動」。
果たして、何が起こったのか?
詳しくは下記記事をどうぞ!!
・アニメ版「未来日記」完結……も「NEXT PROJECT始動」って!?
2013年5月18日追記
「NEXT PROJECT」の正体が、アニメ最終回からコミック版最終回を繋ぐ3周目由乃の物語であることが判明しました。
その名は『未来日記リダイヤル』。
詳しくはこちら。
・『未来日記リダイヤル』プロローグ(えすのサカエ作、角川書店刊)ネタバレ批評(レビュー)
追記終わり
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文章わかりやすかったのですが疑問があります。
2週目雪輝が3週目ゆのとハッピーエンドになったのはいいんですが、 3週目雪輝はどうなったんですか?
コメントありがとうございます(^O^)/!!
管理人の“俺”です!!
お尋ねのあった3周目雪輝については、原作コミックだと「両親や恋人(おそらく若葉萌絵)と共に歩き去る」描写のみとなっています。
ラストでもちらりと姿が見えますが、こちらも同じです。
ここからは私見になりますが、おそらく3周目雪輝は2周目の自分自身が神となっていることも知らず、両親と萌絵と共に普通に暮らしているものと思われます。
なので、由乃の存在を知る以前の雪輝の姿と捉えることも出来るかもしれませんね。
改めて考えてみると、2周目の雪輝が幻想世界で行った選択がそのまま活かされているように感じます。
2周目世界の雪輝が由乃を選び、最終的に彼女と結ばれたように、もしも、幻想世界が現実化したならば、3周目雪輝の世界と同じものになっていたのではないでしょうか。
一瞬「そう言えばそうだな」と思いましたが、よくよく考えると、それをどんどん繰り返すと、その内無限に近い数の平行世界をデウス一柱で管理することになるのでは・・・。いくら神でも寿命より先に過労死しますよ、きっと。
個人的に「未来日記」は、説明らしい説明が少ないので「?」となる展開も多いのですが、まるっきり破綻しているほどでもないので、なんだか深く考えてしまう作品でした。
コメントありがとうございます(^O^)/!!
管理人の“俺”です!!
>>無限に近い数の平行世界をデウス一柱で管理することになるのでは。
確かに、疑問に思われるのも尤もです。
これについて管理人的には次のような理解です。
たしか、別世界が生まれるのは周回したときの筈。
1人のデウスが周回し、生まれるのは2人のデウスと2つの世界。
で、この2人が健在の内に周回すると、4人のデウスに4つの世界。
ここで最初のデウスが逝去しても、3人のデウスに4人の世界が委ねられます。
この調子で、1人のデウスが逝去する前に自身が健在な世界を何周かすれば、常に複数のデウスに管理を分散出来るかな……と。
複数回の周回については、1周目の由乃が2周、3周したことを前提にすれば問題は無い筈。
これは複数のムルムルが同時に存在していることからも可能かなと思います。
これを繰り返すと無限に世界が出来ることになりますが、その分、健在なデウス自体も無数に居ることになるので大丈夫な筈。
仮に、周回する前から別世界が存在しているとしても、その時点で無数の世界に枝分かれしているので、同じだけデウスが健在な世界が存在することになるから、兼任は可能……な筈。
こんな感じです。
確かに「未来日記」は懐の深い作品だと管理人も思います、面白かった!!
えすの先生の次作「ビッグオーダー」もオススメです!!