2011年07月14日

「フェイク〜京都美術事件絵巻」(NHK、2011年)

「フェイク〜京都美術事件絵巻」(NHK、2011年)まとめです!!

NHKドラマ10にて1月4日から2月8日放送まで放送。全6回。

<あらすじ>

海外の美術界から追われるようにして日本へ戻ってきた浦沢右。
彼女の鑑定眼は一級品。
どんな精巧な贋作もたちどころに見抜いてしまう。
海外を追放されたのもそれが原因らしいが……。

そんな右の前に今日も新たな贋作が立ち塞がる。

右と知り合い、共に事件を追う刑事の亜子。
右の恩師・須藤。
右の母で骨董店の店主・曜子。
亜子の上司・真野。

そして……謎の天才贋作家・K。

さまざまな人々の思惑が絡み合うその先には何があるのか……。

<各回あらすじ>

・鳴り物入りで展示された伊藤若冲は贋作!?さらに殺人事件まで起きて……。
NHKドラマ10「フェイク〜京都美術事件絵巻」1話「幻の伊藤若冲」(1月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

・油滴天目茶碗に隠された由来とは……。
NHKドラマ10「フェイク〜京都美術事件絵巻」2話「信長の油滴天目茶碗」(1月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)

・3話「釈迦如来像の謎」(1月18日放送)批評(レビュー)なし。

・尾形乾山の器が盗まれた。犯人は奇妙な暗号文を送りつけて来るが……。
NHKドラマ10「フェイク〜京都美術事件絵巻」4話「尾形乾山誘拐事件」(1月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)

・ある能楽師が殺害された。容疑者は浦沢右!?
NHKドラマ10「フェイク〜京都美術事件絵巻」5話「能面の告白」(2月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)

・果たして天才贋作家・Kの正体は?
NHKドラマ10「フェイク〜京都美術事件絵巻」第6話(最終話)「歌麿の鎖」(2月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)

<感想>

あらすじを自分なりにまとめてみて気付いたのですが、初期設定は凄く面白そうなのにそれが各回に活かされていないのではと思いました。

例えば天才贋作家・K。

彼が毎回のエピソードに絡むだけでも宿命のライバル的演出で盛り上げることも可能だったのでは?
(実際は1話と2話、6話のみ)

亜子との友情ももっと描けたかもしれませんし、恩師・須藤の立ち位置ももっと明確に出来たような気もします。
各話を単独のエピソードにするのではなく連続モノにした方がキャラを掘り下げられたのかもしれません。

もっとも、淡い山水画のようなドラマカラーこそが「フェイク〜京都美術事件絵巻」である……との感もあり、キャラクターを濃くしてしまうのは違うという気もします。
ここらへんはこのドラマをどう捉えたかにもよるのかも……。

ただ、サブタイトルや美術品はもっとドラマ本編に関わりを持たせても良かったかなとは思います。
設定等のポテンシャルは充分に高いと思われるので、是非、シーズン2として続編を願いたいドラマでした。

◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・「フェイク〜京都美術事件絵巻」公式HP(NHK公式HP)
http://www.nhk.or.jp/drama/fake/

・「フェイク〜京都美術事件絵巻」公式ブログ(NHK公式ブログ)
http://www.nhk.or.jp/drama-blog/1060/

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