2011年02月20日

土曜ワイド劇場「『ヤメ検の女2』殺人を隠蔽する検察!?夫は自殺じゃない!権力に塗り替えられた真実・・・謎のペンダントに隠された哀しい過去 」(2月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「『ヤメ検の女2』殺人を隠蔽する検察!?夫は自殺じゃない!権力に塗り替えられた真実・・・謎のペンダントに隠された哀しい過去 」(2月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

葵あかね(賀来千香子)は、検察庁を辞めて弁護士に転身した“ヤメ検”。相変わらず、無茶な案件を持ち込んではユニットを組もうという堺虎之助(泉谷しげる)につきまとわれてはいたが、離婚訴訟や遺産相続など市井の弁護士として精力的に励んでいた。

そんなある日、あかねは週刊誌の記者、斉藤雅紀(斎藤陽一郎)の首つり現場に遭遇する。第一発見者の妻、佳絵(村井美樹)と雅紀の遺体を降ろしたあかねは、自殺でできる内出血が雅紀の首にないことに気づき、警察に偽装自殺の可能性を伝える。だが、警察は司法解剖もせず、早々に自殺との結論を発表してしまう。

あかねは、警察に抗議するとともに、遺体を傷つけることをためらう佳絵のために、解剖以外で死因を判断できる方法を模索。検事時代の先輩で今は衆議院議員の渡辺宗子(池上季実子)が、死因究明制度を追求していると知り訪ねてみる。

宗子は、誤認検視による犯罪死体の見落としを問題視し、死因究明の制度改革に力を入れていた。宗子によると、雅紀は宗子の活動を支持し記事を書いてくれたこともあるという。状況を理解した宗子は、あかねに死体の画像診断を推奨する。佳絵の承諾を得て診断を行った結果、死因は肝挫傷による出血死と判明。この報告を受け、警察はようやく殺人事件として捜査を始めるが…。

死因判定のミスや初動捜査の遅れを詫びもせず、捜査の士気も一向に上がらない警察に不審を抱いたあかねは、唯一、協力的な三井大介警部(金山一彦)から事件の真相究明に圧力がかかっていると聞き怒りを爆発。自らの手で真相を明らかにしようと、雅紀の取材対象を探り始める。ほどなく、雅紀が政治家の藤井勉(上田耕一)に関する大スクープを得ていたという情報をキャッチ。藤井は、死因究明制度に反対する大物議員の先鋒で、宗子が尊敬する奥村栄二議員(篠田三郎)のライバルだった。その藤井が大手製薬会社から裏金をもらって、司法解剖にかける予算を薬代の補助に回そうと画策していることに、雅紀は気づいていたらしい。藤井は、検事時代のあかねが汚職の疑いで取り調べするも、事件の鍵を握る秘書が自殺し、起訴できなかった人物でもあった。思いがけずリベンジのチャンスを得たあかねは、藤井と製薬会社の癒着を暴くため、両者の周辺を洗い始める。すると、即座に藤井から田上道明検事正(小木茂光)へ抗議が寄せられ、その田上からあかねに圧力がかけられる。またしても、巨大勢力を敵に回すことになったあかねは、真相に近づくことができるのか…!
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから……(一部、重複アリ)

「死亡時画像診断=オートプシー・イメージング(Autopsy imaging、略称Ai)」により、斉藤の死因が他殺と判明。

ターツ製薬会社の経理に所属する尾関が斉藤と接触していたことが分かる。
「会社から大物議員・藤井への不正な金の流れを内部告発したのでは」と考えたあかねは尾関に確認するが、尾関は「まだ、死にたくない」と認めようとしない。

そこで、旧知で今は議員をやっている宗子を頼るあかね。
宗子はそれならと「Ai」普及活動を推進している議員の奥村を紹介する。
奥村は清廉潔白な人柄らしい。
そこへ玉木社長の代理を名乗る堺がやって来る。
堺によれば奥村が玉木から政治献金を貰ったにもかかわらず玉木を軽蔑した為に返金して貰うとのことだった。
奥村は選挙対策としてそれにあっさり応じてしまう。

あかねは目撃証言を集めようと活動。
ビラ配りを始めるが反応は薄い。
そこへ奥村と宗子が協力を申し出る。
有名議員の参加に周囲の注目が高まり、目撃者が申し出て来る。
目撃者によれば、斉藤の死の当日に家から飛び出してきた若者を見たと言う。

目撃者の証言により似顔絵が作成される。
それに基づき捜査が開始された矢先、似顔絵の男・山本がバイク事故死と思われる死体で発見される。
これで事件は終わったかに見えたが……。

直後に斉藤が調べていたと思われる藤井と製薬会社の癒着についての記事が週刊誌に掲載。
藤井が斉藤殺害の指示者ならばこの記事は表に出ない筈と考えたあかねはまだ事件が終わっていないと気付く。

斉藤が児童養護施設「聖バレリアの家」を調べていたと知ったあかねは調査を開始。
斉藤が施設の出身者だった山本を追っていたことを知る。

山本が首から吊るしていた筈のペンダントが紛失していることが判明。

しかも、検死を担当した医者によれば山本には外傷らしい外傷が無かった為に脳挫傷による死亡と判断したと聞かされたあかねは山本の死因に疑問を持つ。
山本の遺体を追ったあかねだがそこには宗子やその秘書・戸塚たちが居た。
危機一髪、荼毘にふされる直前の山本の遺体を押さえたあかね。

「Ai」により、死因は溺死と判明。
バイク事故に見せかけた殺人だったのだ。

宗子と山本の出会いは山本が暴漢から宗子を救ったことにあった。

あかねは堺の発言をヒントに目撃者が山本と顔見知りだったと知る。
目撃者によれば、山本とは風俗で客として知り合ったと言う。
そこで語られた事実……そして、山本宅を訪れたあかねは山本のある秘密に気付く。

山本宅にあったのは海浜清掃に参加した宗子の記事だった。
そこには山本と同じペンダントを着けた宗子の姿があった。
しかも、斉藤は宗子と山本の親子鑑定の書類を保管していたのである。

宗子と山本は親子だったのだ。
妊娠に気付いた時には、山本の父と別れていたと語る宗子。
どうしても検事になりたかった宗子は生まれたばかりの山本を捨てたらしい。
以後、山本と再会してからも親子と知りながら素知らぬフリを決め込んでいた。

目撃者の証言によれば、山本は宗子を恨むどころか誇りに思っており足手まといにならないように近くで見守っていたのだ。
自身の過ちに気付き泣き崩れる宗子。

宗子によれば、山本が斉藤を殺害したのは宗子を守る為だったと言う。
宗子と山本の関係を暴露すると宗子に通告した斉藤。
それに怒った山本は斉藤を殺害したのだった。

宗子によれば山本の葬儀を急いだのは宗子の秘書・戸塚だと言う。
戸塚宅を訪ねたあかねはそこで床の上に落ちた山本のペンダントを発見。
山本殺害が戸塚の犯行と見抜く。

逆上した戸塚はあかねに襲い掛かるも駆け付けた三井警部らにより逮捕される。
逮捕された戸塚は山本殺害を自供する。

戸塚の所持品から不正な金の流れを記した帳簿を発見。
あかねが戸塚を追及すると、戸塚はあっさりと奥村の関与を明かす。

奥村が多額の裏金を受け取っていることを突き止めたあかねは奥村を問い詰める。
斉藤殺害の捜査について圧力をかけたのは奥村だったのだ。
しかも、自身のシンパである宗子のスキャンダルを恐れ山本殺害も指示していた。
開き直る奥村だったが、田上検事正により告発される。

奥村は山本への殺害教唆と政治資金規正法違反で逮捕された。
宗子は責任を取り議員辞職したが、再起を期し政治活動は続けるようだ。

そして、あかねに迫る堺の魔手が……!?
今度こそあかねとのコンビ結成を求める堺。
でも、やっぱり断られるのだった―――エンド。

<感想>

2009年11月14日に放送された前作「〜権力に屈しない!父を殺され心閉じた少女を救え!検察を出た女弁護士が隠蔽された連続殺人の真相を暴く」より1年3ヶ月ぶりの放送となった本作。

・前作はこちら。
土曜ワイド劇場「ヤメ検の女」(11月14日放送分)ネタバレ批評(レビュー)

今回でシリーズ2作目になります。
つまり、「ヤメ検の女」が遂にシリーズ化されたワケです。
感慨深いものがありますね。

早速、感想を。

注意!!
例にして例の如く、管理人の愚痴が並びます。
ここから先は、精神的に余裕のある際に目を通すことをお奨めします。


前作にて、いきなり所属事務所のボス・石川比呂也(大和田伸也)を追ってしまっただけに今作でのあかねのポジションをかな〜〜〜り不安視(現実には弁護士活動を続けることは難しいだろう……)していましたが、そこに全く触れないのはちょっと違和感がありました。
まぁ、前作の視聴を前提とすることはハードルを高くするだけなのでドラマとしては正しい選択なのでしょうが……。

さらに、序盤から中盤にかけては良かったのですが、終盤が詰め込み過ぎてグダグダでした。
これは無いや!!

結果、テーマの所在が曖昧になってしまいました……。
これは無いよ!!

「Ai」を出してきた意味が余りないね。
それどころかイメージ悪くなるね。
これは無いね!!

ラストが唐突だね。
特に戸塚関連は無理矢理だね。
戸塚は自宅に掃除機かけないのかな?
なんで三井がやって来たのかな?
なんでちょっとあかねに脅されたらあっさり奥村の関与を明かしちゃうのかな?
口は堅くないみたいだね。
戸塚の言動が一致せず、あのくだりはまるでコントみたいだった。

ははははははははははははははははははっははははははっはははっは……ははは、はぁ……。
やっぱり、無いわ。

ともかく、明らかに消化不良気味。
レギュラーは良いとして、ゲストの登場キャラクターを減らすべきでしょう。
あるいはシナリオを練り込むか。
このどちらかを行った方が良いかなと思います。

ただ、毎回、清廉潔白を旨とする社会的地位の高い人物が実は真犯人であるとのパターン化が為されているのは、他はともかくこのシリーズにおいては好感が持てます。
このシリーズはそこをもっと突き詰め、強みとするべきでしょう。

第1作に比べ2作目はどうにも……次回に期待します。

ちなみに、劇中で取り上げられた「死亡時画像診断=オートプシー・イメージング(略称Ai)」といえば、「チーム・バチスタ」で知られる海堂尊先生の活動が有名ですね。
海堂先生は普及推進に力を入れていらっしゃるようですが、こんな事件がありました。

フジテレビにて放送中「ジェネラルルージュの凱旋」で知られる海堂尊さんを巡る名誉棄損訴訟結論出る!!

どの世界もいろいろ難しいようです……。

<キャスト>

葵あかね:賀来千香子
葵健介:温水洋一
桜井花子:須藤温子
田上道明:小木茂光
三井大介:金山一彦
戸塚孝之:鶴田忍
斉藤佳絵:村井美樹
大下善巳:丹波義隆
斉藤雅紀:斎藤陽一郎
山本裕司:福山一樹
藤井勉:上田耕一
奥村栄二:篠田三郎
渡辺宗子:池上季実子
堺虎之助:泉谷しげる ほか
(敬称略、順不同、公式HPより)


「検事はその時」です!!
検事はその時





「女検事ほど面白い仕事はない (講談社文庫)」です!!
女検事ほど面白い仕事はない (講談社文庫)





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