2011年03月04日

第45回吉川英治文学賞&第32回吉川英治文学新人賞決定!!

第45回吉川英治文学賞&第32回吉川英治文学新人賞が決定しました!!

受賞作は次の通り。

第45回吉川英治文学賞:森村誠一先生「悪道」(講談社)
第32回吉川英治文学新人賞:辻村深月先生「ツナグ」(新潮社)

受賞、おめでとうございます!!

そして、第45回吉川英治文化賞の受賞作は次の通り(受賞者名、評価された活動内容の順)。

宇梶静江さん(創作を通じたアイヌ文化の伝承と海外文化との交流)
木村若友さん(浪曲師としての長年の活躍と後進育生)
具志堅隆松さん(沖縄の遺骨収集)
斎藤晶さん(大地に根ざした酪農の実践と市民交流)
笹本恒子さん(報道写真家としての活動)

受賞、おめでとうございます!!

意外なことに森村誠一先生は今まで受賞されていなかったんですね。
講談社創業100周年書き下ろしの「悪道」はそんな意味でも特別な作品となりました。
そんな「悪道」の粗筋はこちら。

<あらすじ>

人間とは、宿命という檻の中で競り合う動物なのだ。
歴史を覆す大胆な設定で、究極の悪と、人間の本性を描く。
著者10年ぶりの単行本書き下ろし!

孤独の行路の狩人か、宿命の檻の終身囚となるか。おれは宿命というものと、命ある限り対決する。
百花繚乱たる人間群像ひしめく元禄の江戸。恐るべき独裁者、犬公方をめぐって張りめぐらされた巨大な罠とは何か。その仕掛けを見破った下忍と少女の生き残りをかけた壮絶な戦いの果ては!

「大胆不敵な着想をベースにした逃亡と抵抗のドラマが、権力への怒りと、人間性への共感を呼ぶ。これが物語だ、これが森村誠一だ」――(文芸評論家・細谷正充氏)

講談社創業100周年記念出版
(講談社公式HPより)


「悪道」に興味のある方は下記にアマゾンさんへのリンクがあるのでそちらをどうぞ!!

豆知識:ちなみに吉川英治文学賞第1回受賞者は松本清張先生だったりします。

◆森村誠一先生関連過去記事
【アタミステリー紀行関連】
「アタミステリー紀行2010」結果が発表される

「熱海の靴屋」(森村誠一著、アタミステリー紀行2010より)3つのミスにチャレンジ!!

近付く「アタミステリー紀行2010」の足音……

アタミステリーへの誘い……
(アタミステリー紀行2009について触れた過去記事です)

【関連ドラマ】
土曜ワイド劇場「終着駅の牛尾刑事vs事件記者冴子・森村誠一の完全犯罪の使者!!富山八尾〜風の盆に始まる殺意の連鎖!!赤いルージュの伝言」(12月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「森村誠一の終着駅〜新宿着あずさ22号の殺人同乗者・消えた姉と三千万の行方…顔のない脅迫者を追う!!」(7月31日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「森村誠一の灯〜終着駅の牛尾刑事vs事件記者冴子!!バス事故から生還した3人新宿〜妙高高原に運命の連続殺人!?」(12月12日放送分)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「森村誠一の棟居刑事 愛犬が暴く不倫四重奏!」(11月21日放送分)ネタバレ批評(レビュー)

原作者・森村誠一先生に関する記事はこちら。
クリスマス(12月24日)の森村誠一さん!!

受賞作「悪道 (100周年書き下ろし)」です!!
悪道 (100周年書き下ろし)





こちらは新人賞受賞作「ツナグ」です!!
ツナグ





◆森村誠一先生の作品はこちら。




【関連する記事】
posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説賞関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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