2011年04月19日

NHKドラマ10「マドンナ・ヴェルデ」第1話(第1回)「希望の卵」(4月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

NHKドラマ10「マドンナ・ヴェルデ」第1話(第1回)「希望の卵」(4月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

55歳のみどり(松坂慶子)は一人娘で産婦人科医の理恵(国仲涼子)に「病気で子宮を失った自分の代わりに子どもを産んでほしい」と頼まれる。代理出産は日本ではまだ正式に認められていない。一度は拒んだみどりだが遂には引き受ける。理恵と米国に住む夫・伸一郎(片桐仁)との受精卵をみどりの子宮に戻す手術を理恵は勤務するマリアクリニックで秘密裏に行う・・・。
(NHK公式HPより)


では、続きから(重複アリ)……。

一度は断ったみどりだったが、娘・理恵の子供への熱意に心を動かされ協力を約束することに。
それは、現在の自身の生活を手放すことだった……。

本来、認められていない代理出産。
当然、理恵にはみどり以外の協力者が居ない。
そこで理恵は、自身が自由に手術可能なマリアクリニックを使用し強行するつもりだった。

手術当日。
院長の容態が思わしくない為にマリアクリニックの閉鎖が近いことから、「チャンスは1回のみ」と語る理恵。
そんな理恵の気持ちに応えるべくみどりは二つの受精卵での手術を望む。
たとえ母体に負担がかかろうとも、少しでも成功の可能性を高めようとの配慮だった。

こうして、みどりと理恵は新たな領域へと踏み込んだのだった。
それは許されざる禁断の道か、それとも前人未踏の楽園なのか。
神ならぬみどりには知る術もなかった―――1話了。

<感想>

原作は「チーム・バチスタ」で知られる海堂尊先生の「マドンナ・ヴェルデ」。
映画化されている「ジーン・ワルツ」とは表裏の関係にある。

海堂尊先生原作「マドンナ・ヴェルデ」がNHKドラマ10枠にてドラマ化!!

「マドンナ・ヴェルデ」(海堂尊著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

さて、ドラマ版の感想は。

内容が内容だけに状況設定等の説明に1話費やした印象かな。
静かな映像が織り成す展開の数々は、淡々と心に染み入ってきて勢いこそないものの、力強く訴えるものがありました。
特にみどりの周囲の人々が映像化されていたのは活字よりも説得力がありましたね。

ドラマ版を視て原作を読む。
原作を読んでドラマ版を視聴する。
どちらも楽しめそうです。

静か過ぎる映像は人を選ぶでしょうが、2話にも期待でしょう。

◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・ドラマ「マドンナ・ヴェルデ」公式HP(NHKさん)
http://www.nhk.or.jp/drama/madonna/

・ドラマ「マドンナ・ヴェルデ」公式ブログ
http://www.nhk.or.jp/drama-blog/1080/

◆海堂尊先生関連過去記事
【原作映画】
「チーム・バチスタの栄光」(2008年、日本)ネタバレ批評(レビュー)

「ジェネラル・ルージュの凱旋」(2009年、日本)ネタバレ批評(レビュー)

【原作ドラマ】
チーム・バチスタSP2011〜さらばジェネラル!天才救命医は愛する人を救えるか〜「ICUに殺人予告!!愛する人を救えるか?チームジェネラルVS完全犯罪」(1月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

【その他】
海堂尊さん講演会!!

海堂尊さんに110万円賠償命令下る

フジテレビにて放送中「ジェネラルルージュの凱旋」で知られる海堂尊さんを巡る名誉棄損訴訟結論出る!!

海堂尊先生が教える文章のまとめ方とは?

ドラマ原作「マドンナ・ヴェルデ」です!!
マドンナ・ヴェルデ





前作にして別面を描いた「ジーン・ワルツ (新潮文庫)」です!!
ジーン・ワルツ (新潮文庫)





続編「医学のたまご (ミステリーYA!)」です!!
医学のたまご (ミステリーYA!)





早くも登場!!気にいった楽曲はこちらから。
「NHKドラマ『マドンナ・ヴェルデ』OST」です!!
NHKドラマ「マドンナ・ヴェルデ」OST




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posted by 俺 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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