ついに最終章である第6章が公開されました。
早速、読んでみたところ全体像が判明!!
なるほど、これが「怪盗Xからの挑戦状」の狙いだったかと膝を打ちました。
それに伴い、解答に近いところまでは推理出来たと自負しております。
名残惜しいですが、これでシーズン3も最後の推理となります。
楽しませて頂きますよ〜〜〜。
登場人物一覧:
探偵X:探偵
助手(江戸川蘭子):探偵Xの助手
怪盗X:天下の大泥棒
指貫良人:天弓館の支配人
椎平実:天弓館の宿泊客
石川次郎:天弓館の宿泊客
園田其一:天弓館の宿泊客
高市ともる:天弓館の宿泊客
外山映彦:天弓館の宿泊客
登呂錦之助:天弓館の宿泊客
皆藤久寿:天弓館の宿泊客、実は怪盗X
「上級チャレンジ」推理投票は2011年5月2日から!!
「普通チャレンジ」推理投票は2011年5月3日から!!
下記のあらすじについては「携帯で配信する」との「番組の意義」を考えて、あくまで管理人版のあらすじに留めています。
正確な内容をお知りになりたい方は携帯サイトかミステリーメールよりご確認されることをオススメします。
<第6回配信分あらすじ>
探偵Xの事務所に現れた怪盗X。
探偵Xは助手と怪盗Xを目の前に自身の推理を披露する。
まず、凶器がボーガンであり止めを刺していないことから、犯人は怪盗Zに対して殺意ほど強いものは持っていなかったと推理。
あくまで、行動不能に追い込む事が目的だったと結論付ける。
では、行動不能にした目的は何か?
それは、怪盗Zが狙っていた「田端の女王」を横から掠め盗ること。
これは、ボイラー室のブレーカーが動いていたことから証明される。
つまり、犯人は怪盗Zの持つ情報を予め知っていた人物―――怪盗Zの手下だった可能性がある。
その人物は、怪盗Zの行動を制限する為に館内からボイラー室へと向かう廊下に煙草を仕掛けた。
これが怪盗Xが発見した燃えた煙草だ。
この狙いは、煙草の匂いを嗅ぎつけた怪盗Zに人目を避けて外回りのルートを選択させる為。
案の定、怪盗Zは人目を避けて外回りのルートを選んだ。
もしも、怪盗Zが煙草を気にせずこのルートをとった場合はまた別の方法を選んだのだろう。
この犯人は、怪盗Zを待ち伏せすると、ボーガンにて足止め(結果として死亡)したが、その現場を高市と登呂に目撃された為、その足でボイラー室へと向かった。
もちろん、「田端の女王」を収めた金庫を開ける為だ。
しかし、ここで大きなミスを犯してしまう。
怪盗Zと同様の情報を持ちながら動かすブレーカーを間違えたのだ。
「312」の順番で動かした場合のみ金庫は開く。
しかし、入力をミスすればボイラー室に閉じ込められてしまう。
それを怖れた犯人は2つまで動かした段階で取り止めにしたのだ。
普通に0から9まで数字が並んでいるとした場合はこうだ。
12345
67890
だが、天弓館では次のように数字が並んでいた。
97531
08642
その為に「31」の順で動かしたつもりが「95」が動いていたのだ。
このミスは何故起こったのか?
答えは簡単。
犯人は数字がよく見えなかったのだ。
何故なら、怪盗Xがボイラー室に入ったときと同様に眼鏡が曇っていたからだ。
つまり、犯人は視力に問題がある人物に絞られる。
天弓館の宿泊客のうち、高市と登呂はレーシックにより視力は回復している(2幕)。
したがって、犯人ではない。
また、その証言も信用できる。
園田はレーシックの会話で視力がよいことを示唆していた(2幕)。
椎平はボトルワインの銘柄を読む事が出来た(2幕)。
これも視力はよい。
石川は被害者なので除外。
支配人と皆藤は、事件発生時に登呂と会話しているので犯人ではない(3幕)。
これは登呂の証言が信用できる為、同様に信用できる。
ここまで推理して探偵Xは止まってしまった。
そう、犯人が居なくなってしまったのだ。
しかし、助手と怪盗Xはそんな探偵Xに称賛の目を向けている。
まるで、名探偵が犯人を断定したそのときのように。
「流石、探偵X」と口々に褒めそやす2人。
不思議がる探偵Xを置いて2人は犯人が分かったと小躍りしている。
意味が分からない探偵Xは混乱するばかり。
やがて、おそるおそる切り出す……。
「えっと、犯人って誰?」
そんな探偵Xに逆に驚く助手と怪盗X。
果たして、探偵Xの推理で突き止められた犯人は誰か?
また、何故探偵Xは犯人を突き止められなくなってしまったのか?
読者諸氏に解き明かして欲しい―――問題編了。
では、ここから【管理人の推理】です。
やっと、物語の全体図が見えました。
それに伴い何がトリックだっかも明らかに。
あらすじでは探偵Xが犯人を突き止められなかった理由も問題としているかのように書いていますが、実際は「犯人は誰か?」の一点のみが問われています。
ですから……これまでのブログ記事を読んでいる方にとっては謎が謎になっていませんね。
ただし、本記事では完全解答に関わるかもしれないので、突き止められなくなった理由についても推理していきたいと思います。
その前にまず負け惜しみを言わせて頂きたいと思います。
基本方針は第1回ネタバレ批評(レビュー)のもので合っていたんですよ。
「本編が怪盗Xの証言では無く、その撮影した映像で構成されることからトリックは視覚トリック」というのも合っていましたし、「探偵Xではなく最終的に助手が解き明かすことになるだろう」というのも展開的にそうなりそうですし、「登場人物の名前にこそ意味がある」というのも真犯人の名前を見ればなんとなく理解できます。
部分部分も合っていたんです。
特に第4回ネタバレ批評(レビュー)の追記の回では犯人も指摘出来ていたのに……。
それなのに、それなのに……どこで間違えたんだ〜〜〜!!
「ぼくたちはどこで道を間違えたんだろう」(byキラ・ヤマト「ガンダムSEED」より)
本当にどこで道を間違えてしまったのでしょうか。
こう言うと「全体像を見損ねてるんだよね」とのツッコミの声が聞こえてきそうだな。
ふぅ、お見苦しいところをお見せしました。
だって、メッチャ悔しいんだよ!!
これなら、上級チャレンジにだって応募出来たかもしれないんだよ!!
もっとも、分かっていたのは犯人の名前だけだけどね……結局、駄目?
えぇい、分かってらぁ!!
このまま、真犯人指摘とそれに伴う推理をバシバシとやっつけてしまいましょう(笑)。
まず、真犯人は既にご存知の通り「外山映彦」。
本編中に登場こそしないものの、登場人物一覧に名前のある人物ですね。
で、なぜ本編中に登場していないかと言うと、名は体を現わすで「外に映っているから」です。
つまり、探偵Xの見た映像の画面外に映っていたんですよ。
ここで、注目!!
あらすじにある探偵Xの推理により、容疑者は居なくなりました。
ですが、実はもう1人容疑者が居たのです。
それが、この外山映彦。
彼の存在は登場人物一覧に記載されていたのでお気づきの方も多いでしょう。
ミステリ的に言う「見えない存在」となっています。
今回の解答フォームが選択方式ではなく文字入力なのも、この「見えない存在」を隠す為と考えられます。
そして、登場人物一覧以外にも彼の存在を匂わす根拠があります。
この根拠は第5回配信分のコメントにてペロリさんに教えて頂きました。
ペロリさん、ありがとうございます(^o^)/。
まず、「天弓」とは「虹」の別名。
で、作中にもたびたび出て来ていたのが客室のエンブレムの色の数々。
皆藤の部屋が黄色、高市と登呂の部屋が赤、石川の部屋が藍色、他にもオレンジがあると作中では明かされています。
つまり、虹の7色ですね。
ここから、客室は「虹の色の数」と同じ7部屋あると想像できます。
第1幕の皆藤の発言により、客室は満室であると分かります。
つまり、7部屋満室なワケです。
で、作中に出て来る宿泊客は皆藤、石川、椎平、園田、高市、登呂の6人。
このうち、高市と登呂は同じ部屋なので埋まっているのは5部屋。
後に、第3幕で支配人よりキャンセルがあったので1部屋空いていると判明するのですが、それでも6部屋しか埋まりません。
つまり、第1幕の皆藤の発言を信じれば、もう1人宿泊客の存在が示唆されていたのです。
これが外山映彦でした。
つまり、登場人物一覧と部屋数からもう1人見えない人物の存在が強調されていたワケです。
では、何故この人物を探偵Xは見逃したのか?
注目したいのは探偵Xが自身の推理により袋小路に陥ったのに対し、助手と怪盗Xが犯人に納得していることです。
つまり、助手と怪盗Xは犯人が外山であると分かったことになります。
現場に居た怪盗Xはともかく、探偵Xと同じ映像しか視ていない筈の助手が何故、分かったのか?
ここに本作最大のトリックが隠されています。
探偵Xと助手……その差はなんでしょうか?
ここで、第2章をご覧下さい。
怪盗Xから映像を受け取った際に、探偵XはDVDだったのに対し助手はブルーレイを貰っています。
では、このディスクに収録された内容が違った?
いいえ、第1章で怪盗Xは探偵Xに初めはブルーレイを渡そうとしていますし、第6章で怪盗Xが探偵Xが気付いていないことに驚いた説明がつきません。
つまり、ディスク内容は同じものだった筈。
ポイントは第1章。
探偵Xが自身の部屋について説明しているシーン。
そこで、彼は何を見ていたか?
ブラウン管のテレビでDVDの古い映画を白黒で視ていたんですよ。
そして、その描写周辺の内容を斟酌するに、彼はクラシックな物で部屋を固めている。
当然、彼のテレビもクラシック。つまり、古い。
古いということは新技術に対応していない可能性が大きい。
アナログテレビの可能性があります。
ところが、怪盗Xの映像は何で撮影されていたか?
そうです、第2章によれば超小型ハイビジョンカメラですよ。
どう考えても、最新技術のシロモノです。
管理人はここらの技術に疎いので調べてみたところ、ブラウン管でハイビジョン映像を再生した場合、ハイビジョン非対応ならば、画質はもちろんのこと画面サイズそのものがブラウン管サイズに固定されるそうです。
つまり、解像度の関係で両端が切れる現象が起こるとのこと。
端的に言えば、アナログテレビでハイビジョン映像を再生した場合、両端が切れるということです。
つまり、両端に別の映像が映っていたとしたら視えなくなる。
管理人の推理の結論を述べます。
管理人はこの切れた部分に外山が映っていたのではないかと考えています。
これこそが視覚トリックだったと。
で、これに思い当たった時に気付いたのが第1幕にあった「縦書きテロップ」の表記。
何故、横書きで無かったのかと言えば、この視覚トリックに必要だったからでしょう。
これを受けると、問題の完全解答は次のようになります。
犯人:外山映彦
理由:登場人物一覧に名前がある。
また、「天弓館」の名前から部屋数を勘案した結果、人数が1人合わないことも彼の存在を示唆している。
探偵Xはアナログテレビでハイビジョン映像を視た為に外山の姿が画面外へと切れてしまい、その存在に気付かなかった。
以上、今度こそ証明終了……だよね。
これにて、長かった「怪盗Xからの挑戦状」との対決もいよいよ決着がついたか?
あとは本放送で確認するのみです!!
果たして、管理人の推理は正しいのか?
2011年5月5日(木)22時からの本放送を待つべし!!
そうそう、一応結論を迎えたとはいえ疑問点も残っていました。
これらの疑問は本放送で解決されるでしょうか?
まずは、時間経過。
皆藤が支配人と共に石川の死体を発見したのが21時ちょうど(第3幕)。
そして、石川の部屋で時間を確認したのが21時06分(第4幕)。
この間、たった6分。
ところが、皆藤はこの間に石川殺害犯を追い、結露対策で1分経過した後、ボイラー室で悩み、支配人に石川の部屋を尋ね、その部屋に侵入している。
これは時間的に不可能だと思うのだが……。
次に、音がしない筈の毛足が長い絨毯で登呂が音をたててやって来たのは何故か?
そして、皆藤には支配人と会話していたアリバイがあるにも関わらず、姿を消しただけで何故容疑者とされたのか?
ここにも注目です!!
2011年5月4日追記:
本記事中にて「外山を見逃した理由」の表記にミスがあり、次の箇所を訂正しました。
誤「見切れる」
正「(画面から)切れる」
「見切れる」の意味は「映り込む」で、ちょうど逆になっていました。
ご指摘頂きありがとうございました<(_ _)>。
◆「怪盗Xからの挑戦状」過去記事
・探偵Xからの挑戦状!「怪盗Xからの挑戦状」(米澤穂信著)第1&2回配信分(4月28日&29日配信)ネタバレ批評(レビュー)
・【推理完了宣言!?】探偵Xからの挑戦状!「怪盗Xからの挑戦状」(米澤穂信著)第3回配信分(4月30日配信)ネタバレ批評(レビュー)
・【振り出しに戻る!?】探偵Xからの挑戦状!「怪盗Xからの挑戦状」(米澤穂信著)第4回配信分(5月1日配信)ネタバレ批評(レビュー)
・【今度こそ推理完了!?】探偵Xからの挑戦状!「怪盗Xからの挑戦状」(米澤穂信著)第4回配信(5月1日配信)ネタバレ批評(レビュー)追記
・【またもご破算!?】探偵Xからの挑戦状!「怪盗Xからの挑戦状」(米澤穂信著)第5回配信分(5月2日配信)ネタバレ批評(レビュー)
参考までに「怪盗Xからの挑戦状」の公式HP上のあらすじとその作者・米澤穂信先生のデータをまとめてみたので推理の手掛かりにどうぞ!!
<「怪盗Xからの挑戦状」あらすじ>
毎回ミステリー問題の出題者として、OL江戸川蘭子(長澤まさみ)をからかってきた探偵X(竹中直人)。今回、その探偵Xのもとに、よりによって世紀の大泥棒・怪盗Xが「挑戦状」を携えてやってきた。自分が、秘宝を盗もうと潜入した山中のホテルで宿泊客の一人が殺されたのだという。ホテルは雪に閉ざされ、容疑者は、数人の宿泊客に絞られた。
怪盗Xがひそかに撮影していた映像記録をもとに、はたして探偵Xは、犯人を指摘することが出来るのか?そして、「探偵」としての面目を保つことが出来るのか?…
人工的な設定の中でアクロバティックな推理が華麗に展開する、奇才・米澤穂信らしい傑作が登場する。MCドラマと推理ドラマが渾然一体となった、仰天の仕掛けもお楽しみいただきたい。
(NHKさん公式HPより)
<米澤穂信先生データ>
米澤穂信先生は硬軟自在の技巧派。
「小市民シリーズ」や「古典部シリーズ」など、主に「痛みを覚える青春小説型ミステリ」を得意とする方です。
他にも短編「満願」など伏線の配置も巧みな方なので油断はなりません。
正直、傾向と対策を掴むのは至難。
それでも、あえて傾向を挙げるとすれば、「凝った構成のミステリを好む」ということか。
おそらく「怪盗Xからの挑戦状」も「一筋縄ではいかない」筈で、怪盗X自身が犯人である可能性も考慮に入れるべきかもしれない。
少なくともそれぐらいの覚悟は必要。
ちなみに、上に挙げた短編「満願」など、我が「ミステリ通信 創刊号」でも多くの著作を書評(レビュー)しております。
予習の意味でも過去記事に目を通されるのもアリかもしれません。
【米澤穂信先生関連過去記事】
・「米澤穂信先生」書評(レビュー)対象著作一覧
当ブログにてネタバレ書評(レビュー)した作品のまとめです。
◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・「探偵Xからの挑戦状!」公式HP(NHKさん)
http://www.nhk.or.jp/tanteix/
◆関連過去記事
【「探偵Xからの挑戦状!」シーズン3、これまでの批評(レビュー)】
・探偵Xからの挑戦状!「殺人は難しい」(貫井徳郎著)本放送(4月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・探偵Xからの挑戦状!「ビスケット」(北村薫著)本放送(4月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【「探偵Xからの挑戦状!」シーズン3情報】
・「探偵Xからの挑戦状!」が3度帰って来る!!シーズン3放送決定!!出題者には北村薫先生、貫井徳郎先生、米澤穂信先生と豪華作家陣の名が
・「探偵Xからの挑戦状!」シーズン3続報!!
・【続報】「探偵Xからの挑戦状!」シーズン3、担当回&シナリオタイトル&出演者判明!!
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・「乱反射」(貫井徳郎著、朝日新聞出版刊)ネタバレ書評(レビュー)
・「慟哭」(貫井徳郎著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・「光と影の誘惑」(貫井徳郎著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)
【北村薫先生関連過去記事】
・「冬のオペラ」(北村薫著、角川書店刊)ネタバレ書評(レビュー)
【米澤穂信先生関連過去記事】
・書評(レビュー)対象著作一覧
当ブログにてネタバレ書評(レビュー)した作品のまとめです。
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私もこの人にまず違いないだろうと思っていた人がいたのですけど、ちょっと自信がぐらつきました。
私のはものすごく単純な消去方です。その人が犯人だという証拠は、実は何一つ無いのですけど、探偵Xの言葉を信じるなら、その人以外は全員犯人じゃないんです。
もし外山が、キャンセルしたお客さんだとしたら、別に犯人がいる可能性が高いと思うのです。事故により、物理的にたどり着けなかったというのですから。
今回の探偵Xは面白いですね。今のところ、ロジックに大きな破綻はなさそうですし。
…でも、ドラマで「外山が見切れていた」を自然に表現できるかがとても不安です。
いつも楽しくみてます!
少し気になったのですが
文中お使いの『見切れる』という
ワードは『見えてしまっている』
という意味で使う言葉だと思います。
管理人の“俺”です!!
Re:誰かさん
今回のトリックが管理人の推理通りならば、映像化することを前提にしたこの番組に向けたアイデアだけに、面白いですよね。
もしかして、マークされている犯人とは「シェフ」のことですか?
Re:ぽぽぽぽーんさん
映像を利用した今回のトリック、イイですよね。
それと、ロジックを重ねつつ、フェアで無理が無いように第6章である程度明かしてしまうというのは良い試みですよね。
これが無ければ管理人は今も大混乱でした。
映像化前提の作品ですが、それだけに丁寧な映像化が求められそうですね。
Re:さん
ご指摘ありがとうございます(^o^)/。
ああっ、確かに誤用していますね。
急ぎ訂正させて頂きます!!
いよいよ、本放送が明日へと迫りました。
果たして如何なる真相が待つのか……楽しみです!!
ふと思ったのですが、虹は6色の国もありますから、外国ぐらしが長い怪盗Xが6色だと思っていた、オーナーが日本人ではない、とかの理由で、部屋の数が7ではない可能性があると思いますよ。
虹に気づかせて、さらにそれが罠というのは意地悪過ぎて考えすぎの気もしますが。
推理に便乗させていただいて、警察がくる前、ロビーに集まったときの画面の端にシェフが映っていたのかもとか言ってみたりして。服装で一発でシェフとわかるというのは映像ならではっぽくないですか?
やっぱり、シェフでしたか。
管理人はテキストを信用して容疑圏外にしました。
確かにシェフがいかにもな服装で画面の端に映り込んでいたらインパクトありそう。
しかも、それが包丁片手にニヤついていたら恐そう……。
どちらかといえば映画にありそうですね。