2011年05月14日

第11回本格ミステリ大賞(小説部門、評論・研究部門)発表!!栄冠はどの作品!?

第11回本格ミステリ大賞(小説部門、評論・研究部門)が発表されました。
受賞作は次の通りです。

【第11回本格ミステリ大賞小説部門受賞作】
・『隻眼の少女』麻耶雄嵩(文藝春秋)

【第11回本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞作】
・『エラリー・クイーン論』飯城勇三(論創社)

受賞おめでとうございます!!

麻耶雄嵩先生「隻眼の少女」は「第64回日本推理作家協会賞」も受賞。
これで2冠達成となりました。
こちらも2冠が期待された米澤穂信先生「折れた竜骨」は残念ながら逃しましたね。
こうなると、山本周五郎賞に期待か。

第64回日本推理作家協会賞発表!!

受賞作「隻眼の少女」についてはネタバレ書評(レビュー)ありますね。
興味のある方は過去記事をどうぞ!!

「隻眼の少女」(麻耶雄嵩著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

ちなみに第11回本格ミステリ大賞のノミネートは次の通りでした。

【第11回本格ミステリ大賞小説部門候補作】

『折れた竜骨』米澤穂信(東京創元社)
『綺想宮殺人事件』芦辺拓(東京創元社)
『写楽 閉じた国の幻』島田荘司(新潮社)
『隻眼の少女』麻耶雄嵩(文藝春秋)
『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉(小学館)

【第11回本格ミステリ大賞評論・研究部門候補作】

『エラリー・クイーン論』飯城勇三(論創社)
『現代本格ミステリの研究』諸岡卓真(北海道大学出版会)
『図説 密室ミステリの迷宮』有栖川有栖監修(洋泉社)
『日本探偵小説論』野崎六助(水声社)
『物語日本推理小説史』郷原宏(講談社)
(両部門共に敬称略、作品による50音順)


第11回「本格ミステリ大賞」(小説部門、評論・研究部門)ノミネート作品発表!!

「折れた竜骨」(米澤穂信著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「綺想宮殺人事件」(芦辺拓著、東京創元社刊)書評(レビュー)

「謎解きはディナーのあとで」(東川篤哉著、小学館刊)ネタバレ書評(レビュー)

ちなみに去年(第10回)の受賞作は―――

・第10回本格ミステリ大賞小説部門受賞作
『密室殺人ゲーム2.0』歌野晶午(講談社)
『水魑の如き沈むもの』三津田信三(原書房)

・第10回本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞作
『戦前戦後異端文学論』谷口基(新典社)

―――でした。

◆関連過去記事
第10回本格ミステリ大賞(小説部門、評論・研究部門)ノミネート作品発表!!

第10回本格ミステリ大賞発表!!

本格ミステリ大賞の歴史がこの一冊に凝縮!!
「本格ミステリ大賞全選評 2001〜2010(第1回〜第10回)」です!!
本格ミステリ大賞全選評 2001〜2010(第1回〜第10回)





評論部門受賞作「エラリー・クイーン論」です!!
エラリー・クイーン論





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posted by 俺 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説賞関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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