2011年05月27日

双葉社刊「漫画アクション」連載「シャーロッキアン!」第12話「儀式は再び(前篇)」ネタバレ批評(レビュー)

双葉社刊「漫画アクション」連載「シャーロッキアン!」第12話「儀式は再び(前篇)」ネタバレ批評(レビュー)です!!

シャーロッキアン!1


<12話あらすじ>

8、9話「BSIの子供たち」で活躍したリーダー格の少年に声をかけられた愛理。
彼によれば団員の1人である少女・松井久美子が悩み事を抱えており、車教授にその相談に乗ってほしいと言う。
しかし、残念ながら車教授は留守。
少年は「仕方ない」と呟きながら愛理に協力を依頼する。

なんでも、久美子の祖母が暗号文を眺めてはため息をついているらしい。
その暗号文には宝の在処が記されているらしく、少年は「暗号文を解き明かし宝の在処を捜す」と宣言する。

愛理は「クヌギの影から5歩。さらに、東に5歩……」といった暗号文の内容に、それが「マスグレーヴ家の儀式」の儀式文に似ていると気付く。
興味を持った愛理も参加することに。

久美子の祖母を訪ねる愛理たち。
例の暗号文は祖母が若い頃に憧れていた男性から貰ったものらしい。
当の相手は、出征し戦地から帰る途中に死亡していた。

早速、開発が予定されているという思い出の地を舞台に宝探しを開始!!

ところが、儀式文に従って掘ってみたものの何も出てこない。
がっくりと肩を落とす一同。

後日、車教授に事の顛末を語って聞かせる愛理。
車教授は笑って「それは無理もない」と応じる。
「マスグレーヴ家の儀式」それ自体に大きな矛盾があると言うのだ。
その矛盾は「儀式文がホームズが謎を解き明かす200年前に書かれていたこと」にあるらしいが……。
そこまで聞いて、「あっ!!」と何かに気付いた愛理。
果たして、車教授の指摘した矛盾とは!?―――13話に続く。

<感想>

再開3話目は前後篇となりました。
テーマは「暗号」。
モチーフは「シャーロック・ホームズの思い出」収録「マスグレーヴ家の儀式」です。

さらに「BSIの子供たち」で登場したリーダー格の少年が再登場しました。
彼の活躍については、8話、9話にて語られているので興味のある方は過去記事からどうぞ!!

まず、車教授の指摘した矛盾点とは、「儀式文は200年前時点での大木の影を目印にしており、200年間の木の成長を考慮に入れていない以上、儀式文に従ったところで宝が見つかる筈がない」ことでしょう。
つまり、本編の儀式文も「暗号文が書かれて以降のケヤキやクヌギの木の成長を考慮に入れなければならない」筈です。
後編はそこが明かされるのかな?

で、おそらく見つかる宝とは「久美子の祖母の憧れの男性から祖母へのメッセージが詰まった思い出の品」か。
それを目にした久美子の祖母が涙する姿が思い浮かぶようです。
当然、その傍らでは愛理も貰い泣きしているのでしょうね。

今回はここ2話と違い久し振りに頼り甲斐のある「シャーロッキアンの先達」としての車教授が復活しました。
愛理主導でもいいけど、管理人的にはこちらの方が好きかなぁ……。

果たして、宝の正体とは……後篇13話に注目です!!

◆関連外部リンク(外部サイトに繋がります)
・WEB漫画アクション
http://webaction.jp/

◆関連過去記事
・各話批評(レビュー)に繋がる過去記事リンクはこちらから。
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