2011年06月13日

とんでも「三国志」の決定版「覇-LORD-」がビックコミックスペリオール誌にて連載再開!!

とんでも「三国志」の決定版として知られる「覇-LORD-」がビックコミックスペリオール誌にて連載再開されました!!

「覇-LORD-」と知らない方の為に説明すると、「覇-LORD-」はあの「超人三国志」漫画「龍狼伝」と並び称されるトンデモ振りと言えばお分かりでしょうか?
もっとも、「龍狼伝」はもはや「三国志」である必然性はゼロですが……。

とりあえず、どうトンデモなのか例を挙げて説明致しましょう。

まず、劉備が日本人です。
正確に言うと、本物の劉備は酷薄な性格だった為に倭人の燎宇に殺害されており、この燎宇が劉備を名乗っています。

で、関羽と張飛が余り強くありません。
いつも苦戦しています。
余裕で敵将の首を獲る姿を見たことない。
この2人より、劉備、曹操の方が強いくらい。

諸葛亮は幼児期から劉備と顔見知りです。

そして、関平の出自が凄い。
呂布と趙雲の間の子供です。

えっ、趙雲?と驚かれた方、あなたは正しい。
「覇」では趙雲は女性なのです。
で、趙雲は劉備に惚れていて、呂布に追われた際に劉備の恋人を守る為に身を差し出したとの設定。
書いてても何が何やら……。

その呂布は趙雲を愛し、息子・関平の為に生きたものの、曹操に敗死。
大喬&小喬はローマ人の姉妹で小喬は病死した後に倭人と入替りました。
ちなみに、オリジナルキャラの常元はこの間に暗躍しまくりです。
その後、献帝は曹操を抹殺しようと兵を興すも直前に曹操に首を刎ねられるとの超展開。

ここで、連載中断となってました。
正直、「三国志」に近い個所を探す方が難しそうだな……。
他にもたくさんあるので興味のある方は調べてみてください。

で、この作品を知る者はここからどう展開させるのか、また展開させることができるのかと注目していました。
それでは、連載再開された最新話をネタバレ批評(レビュー)していきましょう。

<ネタバレあらすじ>

冒頭、常元が隠れて様子を見守る中、いきなり倭の軍団が大陸に上陸。
実はこれ、劉備こと燎宇が母国から呼んだ援軍。
この軍団を率い曹操と対決するつもりらしい。

この劉備の行為に、あくまで漢の臣であると自負する関羽と張飛は反発し彼の支配下から離脱する。
このままでは外国(倭)の侵略を許すことになるからだ。
こうして、劉備の傍には趙雲だけが残ることに。

その頃、曹操は袁紹を破り殺害していた。
同時に、非情の人として完成した曹操に感動する張邈も殺害。
こうして、曹操は劉備や孫策に大きなアドバンテージを得る。

一方、飛び出したはいいものの何処へ向かうべきかあてもない関羽と張飛。
とりあえず、孫策を頼ろうとするが……。

当の孫策は弟・孫権の謀略により暗殺されていた。
周瑜をも抹殺しようとする孫権だったが、逆に返り討ちにあってしまう。
目を切られ光を失った孫権は正気をも失う。
周瑜は孫氏に代わり実権を握り、異人である大喬の故郷・ローマから大軍団を引き出す。
この世の理想郷を築かんとする周瑜。

その野望に気付いた関羽と張飛は戦慄する。

同じ頃、ある城を奪い取る一団の姿があった。
その先頭には実父を彷彿とさせる関平、そして、羽扇を手にする諸葛亮が居た。

こうして、新たなる「三国志」の幕が開こうとしていた―――1話エンド。

<感想>

なんだか、展開に困って時間を進めた感じかな?
よって、「官渡の戦い」は完全にスルー。
そして、倭と魏とローマの三国志になりました。

これはもはや、洋の東西を問わずという感じですね。
これで「赤壁」を迎えたらどうなるんだろう……気になるけど怖いぐらいだ。
やっぱり、「覇-LORD-」からは目が離せないなぁ。

皆さんも興味があれば、下記アマゾンさんのリンクよりチェックしてみてください。

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ラベル:覇-LORD- 三国志
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posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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