2011年06月27日

綾辻行人先生「時計館の殺人」が朝日新聞さんに取り上げられました!!

綾辻行人先生の館シリーズの1つ「時計館の殺人」が朝日新聞さんに取り上げられました。
取り上げられたのは、朝日新聞の土曜朝刊の別刷り「be」の1コーナー「再読 こんな時 こんな本」。

テーマは「書店員に聞く 横溝チルドレン」。
青山ブックセンター六本木店の間室道子さんが自身のオススメを語られています。

そこで挙げられたのは次の3冊。

・「時計館の殺人」(綾辻行人著、講談社刊)
・「ボディ・メッセージ」(安萬純一著、東京創元社刊)
・「真山仁が語る横溝正史」(真山仁著、角川書店刊)

記事によれば、横溝ミステリーの精髄の正体は「悪しき場所」にあるとのこと。

さらに、記事を書かれた保科龍朗記者のお薦めとして「陰摩羅鬼の瑕」(京極夏彦著、講談社刊)も挙げられていました。

「時計館の殺人」は言わずと知れた名作の1つ。
屋敷の中と外の世界が反転する構成は見事。
ある種、「十角館の殺人」の応用とも捉えられるトリックには脱帽しました。
そういえば、新装版は出ないのでしょうか?

「ボディ・メッセージ」は過去記事にネタバレ書評(レビュー)がありますね。
確かに本格テイストをもろに反映した作品です。

「ボディ・メッセージ」(安萬純一著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「真山仁が語る横溝正史」は知りませんでした、勉強不足ですね……。
これを機に、書店で見かけたら読んでみようかなぁ。

◆関連外部リンク(外部サイトにつながります)
・「書店員に聞く 横溝チルドレン」(asahi.comさん)
http://book.asahi.com/saidoku/TKY201106240236.html

「時計館の殺人 (講談社文庫)」です!!
時計館の殺人 (講談社文庫)





「ボディ・メッセージ」です!!
ボディ・メッセージ





「真山仁が語る横溝正史 私のこだわり人物伝 (角川文庫)」です!!
真山仁が語る横溝正史 私のこだわり人物伝 (角川文庫)





「文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)」です!!
文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)



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posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 既刊情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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