2011年07月30日

土曜ワイド劇場「森村誠一の棟居刑事 目撃美女は二度死ぬ猫が運ぶ犯人!?悪い男vs手玉に取る女…愛と欲の背徳の詩集」(7月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「森村誠一の棟居刑事 目撃美女は二度死ぬ猫が運ぶ犯人!?悪い男vs手玉に取る女…愛と欲の背徳の詩集」(7月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

ある春の日、久しぶりの休暇で山梨・三つ峠に来ていた警視庁捜査一課の刑事・棟居弘一良(東山紀之)は、木陰でチンピラに襲われかけていた美しい女性を助ける。女性は、“マツブホールディングス”の社長秘書・北里絵梨子(原沙知絵)。マツブホールディングスは、会長・松川武一(勝部演之)が社長の山名孝輔(中原丈雄)と創業して急成長させた今をときめく大企業だったが、絵梨子自身は謙虚で気取ったところがなく、棟居と絵梨子は互いに好感を抱く。だが、2人はその現場で偶然、死体が埋められているのを発見する…!
まもなく死体の身元は、大谷和成(川端槇二)という男だと判明。都内のマンション6階の大谷の自室は荒らされており、飼われていたネコ1匹は餓死寸前、犯人のものらしき靴の跡が残されていた。最近、大谷の口座に500万円の入金があったことも判明、大谷は誰かを強請っていたのではないかと思われた。 

数週間後…。棟居と絵梨子は思いがけないところで再会する。大谷と同じマンションの4階の住人で画廊経営者の江上康子(濱田万葉)がベランダから何者かに突き落とされて転落する事件が起き、康子が落下したのが停車していた絵梨子の車の上だったのだ。
なんと康子は、棟居の同僚刑事・神林武人(きたろう)が25年前に担当し、迷宮入りした“世田谷質店夫婦殺害事件”の被害者のひとり娘だった。当時5歳だった康子は事件の衝撃から、犯人が2人組であること以外、すべての記憶を失っていた。神林は、そんな康子のことを長年にわたって気にかけ、最近では娘の一子(貫地谷しほり)を康子の画廊でアルバイトさせてもらうような間柄だった。
転落した康子も、車を潰された絵梨子も奇跡的に軽傷ですみ、妊娠3ヵ月だった康子のお腹の子どもも無事だった。ところが、康子は襲われた衝撃からまたしても記憶を失い、転落前後のことが思い出せなくなっていた。お腹の子の父親が誰なのかさえ、わからなくなってしまったという。

そんな中、康子が転落した直後に絵梨子が車に乗り込む姿を見たという目撃証言が出現。神林は、何らかの理由で康子ともめた絵梨子が相手を突き落としてから急いで車に戻り、気を失ったふりをしたのではと疑い始める。いったい、絵梨子と康子の関係とは…!?
その矢先、マツブホールディングスの社長令嬢・冬美(上原美佐)が突然、渡瀬克己(窪塚俊介)というプレイボーイとの婚約を発表する。実は、渡瀬こそ康子を妊娠させた男であり、彼は二股をかけていた絵梨子の口利きで最近、マツブホールディングスに入社したばかりだった。そして直後、また殺人事件が発生! 棟居は一連の事件の背後に25年前の殺人が深く関わっていることを直感するが、はたして絵梨子、康子、冬美…3人の美女の愛憎が複雑にからみあったこの事件の真相とは…!?
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)

克己に近づいた冬美は結婚の障害となる康子殺害を唆す。
その気になった克己は康子殺害を計画。
部屋へと乗り込むと既に康子は何者かに殺害された後だった……。

康子殺害時刻の直前に克己の件で直談判に訪れていた絵梨子に疑いがかかる。
だが、克己の目撃証言が浮上。
克己が容疑者として連行される。

克己は容疑を否認。
克己の言葉を信じた棟居は反対する他の捜査員を押し切って釈放する。

克己と冬美の関係から、冬美に容疑が向かう。
冬美には康子殺害時に完璧なアリバイがあった。
父の山名と共に結婚式場で打ち合わせをしていたと云うのだ。
担当者に確認したところ、殺害時刻に父娘が並ぶ写真を見せられてしまう。

大谷が25年前の事件の犯人2人組の1人だと判明。
棟居は、大谷が偶然に康子を見つけたことをきっかけに残ったもう1人を脅迫したと推理。
大谷が25年前の事件の口封じに殺害されたと考える。

一方、絵梨子は棟居に康子が25年前の記憶を取り戻していたのではと助言。
これに従った棟居は25年前の事件こそが康子殺害の動機と断定。
こうして25年前の事件を中心にすべての事件が繋がった。

そこで、25年前、大谷と交友関係にあった松川に容疑がかかる。
グループを作り上げた資金を強盗殺人により得たものではないかと推測したのだ。

しかし、大谷殺害時に登山道で大谷と共に撮影された写真の人物が杖をついていなかったことから棟居は犯人は松川ではないと気付く。
棟居たちが向かった先は山名のもとだった。

山名のアリバイはアリバイではなかったのだ。
冬美は確かに康子の殺害時刻に式場に居たが、山名は遅れて式場に現れていた。
あの写真を撮影した時刻には殺害現場から充分間に合う距離だったのである。

犯行を否認する山名だが、山名の所持する靴から検出された成分が大谷宅の猫の毛と一致。
遂に犯行を認める。

康子を見かけた大谷。
金に困っていた大谷は山名を脅迫する。
困った山名は大谷を殺害。

25年前の目撃者である康子を殺害しようと突き落とす。
だが、康子は生存。

そこで改めて康子を殺害したのだった。

こうして事件は解決した。

克己と冬美の結婚は破談、克己は会社をクビになる。
冬美はといえば、会長である松川とサプライズ結婚を果たすのだった―――エンド。

<感想>

東山さんが棟居を演じる土曜ワイド劇場版「新・棟居刑事」シリーズ第5弾(土曜ワイド劇場版では先に佐藤浩市さんも棟居刑事を演じている)。
前作「愛犬が暴く不倫四重奏!」(2009年11月21日)より1年8カ月ぶりの新作となりました。

土曜ワイド劇場「森村誠一の棟居刑事 愛犬が暴く不倫四重奏!」(11月21日放送分)ネタバレ批評(レビュー)

原作はある筈なのですが判明せず。

それと、この時期は「終着駅シリーズ」が通例(7月と12月の年2回放送)なのですが今年は棟居刑事シリーズの放送となりました。

さて、ドラマ本編。

ここから恒例の愚痴が始まります。
相当、感情的になっており、読むと憂鬱になる恐れがあります。
注意!!


中身がないドラマでしたね。
スカスカです。

どこかで見たもののツギハギ。
誰が主人公なのか分からないストーリー展開。
あるようで無いアリバイ。

内容も「過去の事件で脅迫された犯人が仲間と過去の目撃者を殺害しました」で終わっちゃうし……。
あらすじいらないなぁ。

克己はこのドラマに本当に必要だったのか?
あんなあっさり退場するなんて、2時間にする為だけの水増し要員ではなかったか?

これならば、「冬美も父の犯行を知っていて、克己に康子を殺害させるつもりで利用した」の方がよっぽどマシだったと思うが……。

あらすじの「3人の美女の愛憎が複雑にからみあった」も事件に直接関係無いし。
そもそも、女性が犯人じゃないし。
凄いモヤモヤするなぁ……。

面白いところも特にないし……キャラクターも使い捨て。
ツッコミに耐えるほどの中身もないし、久しぶりに酷いドラマを見ました。
これなら、系統は近いけど「シュート3」の方が面白かったかなぁ……。
そう思うぐらい、本っっっっっっっっっっ当に薄っぺらいドラマでした……。
たぶん、吹かなくても飛ぶほど薄いです。

役者さんは悪くないです。
原因は明らかに展開です。
「棟居刑事」ということで期待していましたが、かなり残念です。

唯一の救いはシリーズものなので次回が見込めること。
次回に期待。

そうそう、森村誠一先生のドラマ化といえば「正義の証明」がドラマ化されるそうです。
こちらは牛尾&棟居の豪華共演作。

森村誠一先生「正義の証明」(幻冬舎刊)ドラマ化!!

このドラマにも期待です。

◆森村誠一先生関連過去記事
【関連ドラマ】
土曜ワイド劇場「終着駅の牛尾刑事vs事件記者冴子・森村誠一の完全犯罪の使者!!富山八尾〜風の盆に始まる殺意の連鎖!!赤いルージュの伝言」(12月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)

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【アタミステリー紀行関連】
「アタミステリー紀行2010」結果が発表される

「熱海の靴屋」(森村誠一著、アタミステリー紀行2010より)3つのミスにチャレンジ!!

近付く「アタミステリー紀行2010」の足音……

アタミステリーへの誘い……
(アタミステリー紀行2009について触れた過去記事です)

【その他】
森村誠一先生「義仲・巴ネットワークフォーラム・イン・富山」にて講演

クリスマス(12月24日)の森村誠一さん!!
(「森村誠一 謎の奥の細道をたどる」についての過去記事です)

<キャスト>

棟居弘一良:東山紀之
北里絵梨子:原 沙知絵
神林一子:貫地谷しほり
山名冬美:上原美佐
神林武人:きたろう
渡瀬克己:窪塚俊介
江上康子:濱田万葉
山名孝輔:中原丈雄
松川武一:勝部演之
那須亮輔:森本レオ ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


シリーズの1作「棟居刑事の復讐 (角川文庫)」です!!
棟居刑事の復讐 (角川文庫)





◆森村誠一先生の作品はこちら。



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