2011年7月15日現在までで5話が連載されていますが、そのストーリーを振り返ることで今後の展開を予測しようとの企画です。
1話のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
・「週刊少年マガジン」にて「BLOODY MONDAY ラストシーズン」連載開始される!!まさかの藤丸とJ共闘!?
で、5話までのストーリーを。
<あらすじ>
過去の仲間だったサード・アイと決別し、Jや響と共に何事かを為そうとしている藤丸。
九条総理主催のパーティー会場に響と共に潜入。
まずは、ビルのシステムを制圧する。
一方、何者かの侵入に気付いた南海は侵入者を追い、発砲される。
その頃、仮面をつけた謎の集団がパーティー会場を襲撃していた。
その中には、Jの部下「ヤコブ」、「カイン」、「アベル」の姿もあった。
九条の子飼い組織「クラウンズ」と共に事態収拾に当たる「サード・アイ」の面々だが、声紋の一致により敵の中に藤丸が居ることに気付くのだった―――6話へ続く。
<感想>
とりあえず、ラストシーズンの当初の構図は「ストーリーテラーこと九条VS藤丸&J連合」だと思っています。
まぁ、中盤以降にこの構図がどうなるかは微妙なところですが。
最終的には音弥も含めて「藤丸VSJ」になる可能性はありそうです。
で、上記のように考えると。
どうにも「クラウンズ」が怪しいですね。
おそらく、九条の実働部隊といった立ち位置でしょうか?
ラストシーズンの敵は彼らかと思われますが……。
でないと、5話でクラウンズのメンバーが射殺されている理由が弱くなりそうだし。
組織の名前が「クラウンズ」というのも「王冠」を想起させ、九条の覇権の為に従事する組織であることを示しているような気がします。
で、藤丸&J連合が会場制圧に乗り出していますが、どうも様子が変です。
5話でヤコブたちが組織名を名乗る途中で別シーンに入っているなど、何か意味ありげ。
ひょっとすると、第3の敵が既に行動開始している可能性もアリそうか。
読者にこそ明示されていないものの、「藤丸&J連合」VS「サード・アイ」VS「九条&クラウンズ」で、3つ巴の争いになっている可能性はありそう?
この根拠は響が排除した敵が南海ではなく、南海を襲撃した人物も響ではなさそうなことから。
つまり、共通の敵が既に存在していることになるのかも。
となると、この敵は「クラウンズ」か、九条の覇権を快く思わない別の組織の可能性もアリか。
う〜〜〜ん、未だはっきりしませんね。
もう少し、様子を見た方が良さそうです。
ラストシーズンは如何なるラストを迎えるのか、シリーズ締め括りとされているだけに目が離せません。
6話以降に注目です。
◆関連過去記事
・ドラマ版の過去記事はこちら。
「ブラッディ・マンデイ2」(TBS系、2010年)まとめ
「セカンドシーズン」最終巻「BLOODY MONDAY Season2 絶望ノ匣(8)<完> (少年マガジンコミックス)」です!!
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