2011年08月20日

金曜プレステージ「警部補・元山純平〜オルゴール連続殺人事件〜 主婦殺害!犯人は同僚警察官?消えた人形の謎…ストーカー襲撃元美人白バイ隊員危機“下町刑事”の人情が事件の闇を暴き出す」(8月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「警部補・元山純平〜オルゴール連続殺人事件〜 主婦殺害!犯人は同僚警察官?消えた人形の謎…ストーカー襲撃元美人白バイ隊員危機“下町刑事”の人情が事件の闇を暴き出す」(8月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

とある下町の商店街の焼き鳥屋で、宝町署の警部補の元山純平(小林稔侍)は店を手伝って焼き鳥を焼き、刑事課の面々はいつものように酒を飲んでいる。以前勤務していた署を出るときに先輩から「あそこは吹きだまりみたいなところだ。」と聞いていた新入りの田口隼人(姜暢夫)は、焼き鳥を焼く元山の姿やのんびりと酒を飲んでいる刑事たちの様子に落胆し、ため息をつく。

翌朝の宝町署。課長の小幡孝治(内藤剛志)が出社すると、小幡のデスクに見覚えのないセラミックの人形が置かれていた。小幡が部下たちにその人形について尋ねると、その人形は最初、北川英資(長谷川朝晴)のデスクの上に置かれたもので、不思議に思った北川が小幡のデスクに置いたということであった。刑事課がその人形の話題で持ちきりになっているところに、元宝町署員の友部祥子(川原亜矢子)が刑事課を久しぶりに訪ねてきた。小幡のデスクにある人形を見た祥子は、その人形が祥子と同じころに寿退職した松本ちはる(倉本康子)の結婚式の引き出物であるということを思い出す。なぜそのようなものが突然現れたのか、小幡がますます不思議に思っていると、刑事課の電話が鳴った。その電話は、ちはるが嫁ぎ先で殺害されたというものだった。

元山は川口にある事件現場へ向かった。ちはるの部屋からは、引き出物の人形がなくなっていることがわかった。指紋照合の結果、なくなった人形からは、ちはるの指紋と刑事課の面々の指紋が検出され、小幡のデスクにあった人形は、ちはるの部屋から持ち出されたものであることがわかった。事件に刑事課の人間が関与しているという疑いが浮上し、元山と小幡は困惑する。2人が祥子のもとを訪ね、ちはるの結婚式の時に何か印象に残っている出来事はないか聞き出したところ、北川の不審な行動が浮かび上がってきた。そこで小幡は北川の動きをマークするよう張り込みを部下たちに指示する。元山と田口が北川の張り込みを始めると、そこへ祥子が興味本位で訪ねてきた。そして祥子が双眼鏡で北川の部屋をのぞくと、北川の隣の部屋に最近よく祥子と町で出会う男・天野慎治(高杉亘)の姿があった…。
(金曜プレステージ公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

元山は焼鳥屋の親仁が入院したことで入院費を稼ぐために代わりに焼鳥屋を営んでいた。

そんな中、元山たちの同僚で寿退職したちはるが殺害されてしまう。
奇しくもちはると同時期に寿退職した祥子が戻って来た矢先の出来事だった。

元山の仲間である北川とちはるが密会していたことが判明。
ちはる殺害容疑は北川にかかる。

あくまで、北川の無実を信じる元山と小幡だったが、北川が路上で男を殴り現行犯逮捕される。
北川はそのまま、ちはる殺害容疑で拘束されてしまうことに。

北川は、「確かにちはると会っていたが、犯行時には青い傘を捜していた」と証言。
だが、その傘は電車内に置き忘れてしまったとのことだった。

北川を信じる小幡たちは、遺失物から青い傘を捜すべく5000本もの傘を相手に格闘を続ける。

一方、実は夫の暴力に耐えかね息子を連れて離婚していた祥子。
警察官に復帰するべく中途採用試験に挑むにあたり、自身の力を元山たちに証明しようと天野の身辺を調べ始める。

天野宅に侵入し、自身の写真を発見した祥子は天野の犯行を確信。
自ら囮となって天野を誘い出す。

同時刻、祥子の行動を知らない元山は、以前に「天野が怪しい」と祥子に聞かされていたことから過去を調べ始めていた。

天野は過去に母が失踪していた。
この失踪には事件性も疑われたが、結局、立証出来なかったらしい。
天野の母は大柄な女性だったとのことだったが……。

ついに、傘を見つけた小幡たち。
北川の無実を確信するが……。

その頃、天野と行動を共にしていた祥子だが天野に拘束されてしまう。
天野からちはる殺害を聞かされる祥子。
天野は「大柄な女性が憎い」とちはるや祥子を狙った動機を語る。

ついに祥子の首に手をかける天野。
「祥子もこれまでか」と思われたが……。

不意を突き、天野を取り押さえる祥子。
そのまま、天野は駆けつけた元山たちに引き渡された。

こうして、ちはる殺害事件は解決した。

北川が殴った相手はちはると不倫していた男だった。
ちはるはその男に裸の写真を撮影されており、それを脅迫の材料にされていた。
そこで困ったちはるが元同僚の北川を頼ったのだ。

北川がちはるとたびたび会っていたのも善後策を話し合う為だった。

北川が捜していた傘は、ちはるが結婚する前に北川にあげたものだった。
北川はちはるの想い出をふっ切るべくその傘を捨てたが、やはり振り切れず捜し出したらしい。
机の上に置かれた引出物を知らないと語ったのは、北川自身がちはるからの引出物を中も見ず捨てていた為だった。

祥子は中途採用試験に合格。
宝町署に戻って来ることに。
慌てふためく面々。

他方で、元山は捕まった天野の顔を思い出し、引出物に意味があることに気付く。
獄中の天野を訪ねた元山は、天野から母親の話を引き出す。
天野の母は異性関係が派手だったらしい……。
そんな母とちはるや祥子を重ね合わせて殺害を繰り返そうとしたのだ。

天野はちはるの引出物の人形に「男女の愛」を見出し、嫌がらせすべく北川に届けたと言うが……。

元山はそれを否定。
天野が母を殺害した自身の罪を裁いて欲しいと願ったからこその行動だと断定する。

その言葉に「おふくろは生きている!!」と叫ぶ天野。
元山は天野の言葉に従い、とある古びた物置を捜す。
数十年以上、人の出入りが感じられないそこから出て来たのは……。

本当の意味で事件は解決し、祥子とその息子・隆は夫から与えられた心の傷を癒しつつあった。
そして、今日も元山の焼鳥屋には仲間が居た―――エンド。

<感想>

本作はオリジナルで原作はありません。
私見ですが、シリーズ化を意識した作りのように見受けられました。

では、ドラマの感想を。
「街」をテーマにした本作ですが、内容的にはあまり「街」は関係無いような……。
「街」の住人が証言を寄せ合って事件解決!!とかで無い限りは、この設定の意味は薄いような気がします。
普通に元山とその仲間たちによる事件簿で良かったのでは?

そもそも、前半と後半部で落差が大きかったような気もします。
特に天野が捕まった後の展開がサスペンス調だったのですが、尺が短過ぎて印象に残らない。
あの展開ならば、もっと早期にサスペンス調のテイストで押すべきだったのではないでしょうか?

それと、ストーリー上の小幡のポジショニングが微妙かも。
いっそのこと、元山とのダブル主人公にした方が面白そうな気がします。

祥子のポジションは凄く良いと思います。
ただ、視点が元山とぶれた気がしないでもないです。
シナリオによっては視点がばらけてしまう危険性がありますが、元山、小幡、祥子のトリプル主人公にした方が更に良いかも。

全体的に、いろいろ試行錯誤のあとが見られるので惜しく感じられます。
「街」であることを活かすならば、上で述べたように主人公を増やして群像劇調にするか、逆にもっと統一性を持たせた方が、グッと完成度が高まったのではないでしょうか?

<キャスト>

元山純平:小林稔侍
友部祥子:川原亜矢子
天野慎治:高杉 亘
北川英資:長谷川朝晴
田口隼人:姜 暢夫
小幡孝治:内藤剛志 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


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この記事へのコメント
このドラマ、最後の方で純平が物置に行って人の足らしきものが見えたところで、裏番組の録画に切り替わり…。結局お母さんは亡くなっていて死体だけが残っていた、ということでしょうか? ホルマリン漬けかなにかで…? すみませんが気になったのでどうぞ教えてくださいませ。
Posted by くぼっち at 2011年08月20日 08:12
Re:くぼっちさん

コメントありがとうございます(^O^)/。
管理人の“俺”です!!

お尋ねの純平が発見したものについてですが、正体は「冷凍保存された天野の母の死体」でした。

おそらく、天野は母を当時の姿のまま保管していたかったものと思われます。

ドラマ内では、画面が暗くて判別しにくかったのですが、管理人が視た限りはコレで合っている筈。

一晩たって考えてみると、あの辺りはちょっと唐突な展開だったような気もしますね。
Posted by 俺 at 2011年08月20日 22:01
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