2011年09月05日

湊かなえ先生原作『二十年後の宿題』(『往復書簡』収録)が映画化!!そこには意外なエピソードが……

『告白』の映画化、『贖罪』のドラマ化と話題の絶えない湊かなえ先生。
昨日も記事にした通り、4作目の映像化作品が明らかにされました。

『二十年後の宿題』(『往復書簡』収録、幻冬舎刊)が映画化されるそうです!!

『往復書簡』といえば、こんな物語(過去記事です、公式あらすじのみ)。

湊かなえ先生「往復書簡」発売記念「『手紙だから言えること』キャンペーン」実施中&湊かなえ先生サイン会開催!!

この『二十年後の宿題』、映画版のタイトルは『北のカナリアたち』。
監督は阪本順治さん。
脚本は那須真知子さん。
そして、主演は吉永小百合さんです!!

豪華ですね〜〜〜。

そんな映画『北のカナリアたち』ですが、制作には意外な秘話がありました。

asahi.comさんによると、この映画の脚本は那須さんのオリジナルだったそうです。
ところが、その脚本が湊かなえ先生の『二十年後の宿題』に一部類似点があることが判明。
そこで急遽、湊先生に許可を取り、脚本を『二十年後の宿題』により近付け、原案とすることで映画化にこぎつけたとのもの。
スタート時点から内容そのままに波乱が起こっていたワケです。

こうなると、気になってくるのは『北のカナリアたち』のあらすじ。
あらすじはこちら。

<あらすじ>

女教師・川島はると6人の子どもの歌を通したふれあいと、その中で起きた事故、20年後にはるが「最後の生徒たち」に会う旅の中で生徒が事故の真相を告白する。

女教師・川島はるの教え子6人のうち1人の少女が崖から転落し、少女の後を追うようにはるの夫も死亡する悲劇に見舞われた。それから20年後、教え子の一人が殺人事件の重要参考人として警察に追われていることを知り、かつての教え子たちと出会う中で、転落事故の真相を知ることに。
(asahi.comさん&中日スポーツさんより)


あらすじを見る限り、やはり湊先生作品のテイストを色濃く残した映画となりそう。
『告白』同様の話題作になるか!?

ちなみに今後の予定によると、9月に「美しい歌声を持つ」子役オーディションを実施。
生徒役6人を選んだ後に、2011年冬、2012年初夏と2期に分けて撮影。
2012年夏にクランクアップ予定。
2012年秋以降に全国300スクリーン規模で公開されるとのこと。

湊先生原作の映像化といえば、詳細不明ながら朝日放送のオリジナルドラマが予定されています。

朝日放送創立60周年記念にて湊かなえ先生スペシャルドラマが放送予定!!

果たしてどうなるのか?
こちらの行方にも注目です!!

◆関連過去記事
「告白」(湊かなえ著、双葉社刊)ネタバレ書評(レビュー)

コミック版「告白」(湊かなえ原作、木村まるみ画、双葉社刊)ネタバレ批評(レビュー)

「贖罪」(湊かなえ著、東京創元社刊)ネタバレ書評(レビュー)

「少女」(湊かなえ著、早川書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

2010年公開ミステリ系映画(「告白」、「悪人」、「インシテミル」)、DVD化続々

映画原案『二十年後の宿題』を収録した『往復書簡』です!!
往復書簡





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posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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