2011年9月17日現在までで14話が連載されていますが、そのストーリーを振り返ることで今後の展開を予測しようとの企画です。
1話のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
・「週刊少年マガジン」にて「BLOODY MONDAY ラストシーズン」連載開始される!!まさかの藤丸とJ共闘!?
5話までのネタバレ批評(レビュー)はこちら。
・「BLOODY MONDAY ラストシーズン」2011年7月15日現在までのストーリーを振り返る
では、14話までのストーリーを。
<あらすじ>
九条と世界の要人が集まる会場が何者かに襲撃された。
「サード・アイ」は、九条子飼いの組織「クラウンズ」と共に事態の収拾にあたる。
そんな中、敵の中に藤丸が居ることが判明。
思わぬ人物の登場に驚き戸惑う「サード・アイ」。
一方、Jと行動を共にする藤丸。
彼らは今回の暴挙を止める為に活動していた。
そう、今回の襲撃を企んだ人物は別に居たのである。
その人物こそ「ストーリーテラー」こと九条本人。
つまり、現時点で「藤丸&J」VS「ストーリーテラー(九条)」VS「サード・アイ」だったのである。
今回の黒幕・九条は会場の要人を人質に世界中の金融システムを混乱させることを目論んでいた。
早速、正体を隠したまま声明を発表する九条。
これに世界経済は動揺。
九条の目論見通りことが運ぶかに見えた。
しかし、そこは藤丸。
事前に金融機関のコンピュータに工作しておいたことで時間を稼ぐ。
この間に人質を逃がそうとの計画らしい。
Jと藤丸の目的は合致していた。
それは九条を倒すこと。
Jはセカンドシーズンの最中にたまたま九条の正体を知ったことで彼を抹殺すべく動き出した。
一方、藤丸もまたJから知らされた九条の正体に父の死が無意味にならないよう正義を通す為に打倒を決意していた。
響についてはJが藤丸との共闘の手土産に助け出していたらしい。
その頃、藤丸の手引きで事前に会場を脱出していた音弥と遥。
だが、音弥が居ないことに気付いた九条は追手を差し向ける。
音弥と遥に迫る追手。
藤丸を信じ隠れ続ける音弥だが、遥は音弥を救う為に追手の前へと姿を現し捕まってしまう。
遥を助けようと追手と対決する音弥。
音弥の矢が追手を狙う。
しかし、その必要はなかった。
その追手の中には既に響が混ざっていたのである。
響により追手は壊滅、音弥と遥は救い出される。
祖父の正体を知った音弥は藤丸と共に戦うことを誓う。
一方、サード・アイ側もクラウンズの生き残りと共に反撃作戦を開始。
加納や南海が動き出していた―――15話へ続く。
<感想>
とりあえず、ラストシーズン当初の構図は前回の予想通り「ストーリーテラーこと九条VS藤丸&J連合」で良さそうです。
そこに、これまでの経緯や過去の回想が語られたのがここまでのあらすじ。
Jと藤丸は「打倒!!九条」で共闘しているものの、九条撃破後は志が違うので袂を分かちそうか?
あるいは九条と対決中にJが命を落とすか?
どちらかといえば、Jが九条に敗れるとは思えないから九条打倒後に争うことになりそう。
響も気になる。
藤丸としては響に手を汚して貰いたくはない様子。
しかし、響に頼らねば動けない……このジレンマか。
それにしても、前回の音弥の矢は危なかった。
当ってたら響は死んでるところでした。
う〜〜〜ん、藤丸は遥には信頼されていないなぁ……。
それとも、遥にも何か目的があるのか……まさかねぇ。
クラウンズの生き残りは九条のスパイにしか見えない……。
それ以外は、未だはっきりしませんね。
もう少し、様子を見た方が良さそうです。
ラストシーズンは如何なるラストを迎えるのか、シリーズ締め括りとされているだけに目が離せません。
15話以降に注目です。
◆関連過去記事
・ドラマ版の過去記事はこちら。
「ブラッディ・マンデイ2」(TBS系、2010年)まとめ
「セカンドシーズン」最終巻「BLOODY MONDAY Season2 絶望ノ匣(8)<完> (少年マガジンコミックス)」です!!
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