2011年10月13日

水曜ミステリー9「刑事吉永誠一・涙の事件簿最新作 虹が消えた交差点〜デート商法殺人の謎 殺人現場に謎の文字 デート詐欺の毒牙が狙う第三の女!父と娘が涙した裏切りの真実」(10月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「刑事吉永誠一・涙の事件簿最新作 虹が消えた交差点〜デート商法殺人の謎 殺人現場に謎の文字 デート詐欺の毒牙が狙う第三の女!父と娘が涙した裏切りの真実」(10月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

マンションの一室で女性の変死体が発見された。被害者はなぜか小学生のような衣服を着せられており、
傍らに置かれたランドセルには「ANNIE」と書かれていた。神奈川県警捜査一課刑事の吉永誠一(船越英一郎)は必死に捜査にあたるが、その矢先、またしても同様の手口で殺人事件が発生。
今度の被害者はセーラー服、そして傍らの学生鞄にはまたしても「ANNIE」の文字が…。
「アニー」とはいったい何を意味するのか?やがて、被害者同士の意外な接点が浮かび上がる…。
「刑事吉永」シリーズ、今作から吉永刑事は片山桐子(眞野あずさ)が率いる班の所属となり、とりまく刑事の面々も一新した。桐子と吉永の間にはなにやら淡い過去話があるというが…。
(水曜ミステリー9公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

川瀬という女性教師が死体で発見された。
被害者はなぜか小学生のコスプレをさせられており、ランドセルには「ANNIE」と書かれていた。
片山班に異動した吉永は、同じく異動した小沢と共に捜査にあたることに。

川瀬がストーカー被害に悩んでいたことが分かる。
ストーカーの名前は坂井。
早速、取り調べる吉永だったが、坂井は犯行を否定する。

同じ頃、看護師の新海由美は東京ハサウェイの社員を名乗る大迫靖樹に声をかけられる。
大迫に惹かれ、誘われるままに交際していく由美。

ある日、大迫に江角という宝石商を紹介される由美。
いつの間にやら、由美は江角から指輪を買ってしまう。

一方、吉永の追う事件では第2の被害者が……今度は池田という女性が女子高生のコスプレで殺害されていた。
その傍には「ANNIE」の文字。
1件目と全く同じ状況である。

遺族の悲嘆の声を聞き、怒りを禁じえない吉永。
そこへ吉永の愛娘・夏美が帰って来ないと妻の照子から連絡が入る。
慌てて帰宅する吉永だったが、夏美は無事だった。

その頃、大迫と由美はさらに接近していた。
由美は大迫に頻繁に連絡を取るように。

被害者が2人ともファッション関係の男性と交際していたことが判明。
遺族によれば、デート商法にひっかかっていたようだが……。

一方、由美はひょんなことから大迫に疑念を抱き、江角に詰め寄っていた。
ところが、江角は由美を軽くいなすと逆に説得してしまう……。

被害者2人が「クイーンストーン商事」から宝石を購入していたことを突き止めた吉永。
「クイーンストーン商事」こそ、江角の経営する会社だった!!
吉永は江角を訪ねることに。

江角によれば、被害者2人に宝石を販売したのは“神谷”という男性社員らしい。
神谷を締め上げる吉永だったが、神谷は書類を作っただけだと主張。
2人と実際に接触していたのは、大迫だと証言する。

江角に問い質す為に「クイーンストーン商事」に戻った吉永。
そこで江角と1人の女性が言い争う現場を目撃する。
女性は吉永を目にするや、その場を去ってしまう。

残された江角を問い詰める吉永だったが、江角は「大迫は東京ハサウェイのれっきとした社員だ」と主張。
江角に教えられた番号に確認すると、大迫は確かに社員だと言う。

一方、由美は江角から購入した指輪が買値の80分の1の価値しかないことを知る。
ショックを受ける由美。

自宅へ戻った吉永。
帰宅が遅くなった件で夏美を叱るが、夏美は虹の根元を見に行った為に遅くなったと語る。
夏美は、虹の根元について吉永に教えるつもりだったらしい。
娘の成長に涙ぐむ吉永……ここでふとあることに気付く。

第1の被害者と第2の被害者はそれぞれ小学生と高校生の服装をしていた。
つまり、被害者は小学生から高校生に成長しているのだ!!
大学生、OLと犯行が続く可能性があると指摘する小沢。
片山は「ANNIE」が架空の女性の名前ではないかと推測する。

由美の元へ父親・新海平八が訪ねて来る。
暫らくの間、仕事を手伝ってくれないかと由美に持ちかける平八。
だが、由美は断ってしまう。

再度、江角を訪ね「クイーンストーン商事」に赴く吉永。
江角は不在。
残っていた秘書を問い詰めた吉永は、秘書が「東京ハサウェイ」の電話受付を騙っていたことを知る。
やはり、デート商法だったのだ!!

そこへ、またも江角と言い争っていたあの女性が現れる。
密かに尾行する吉永。
女性が消えた喫茶店、その店名は「ANNIE」だった……。

大迫とデートを楽しむ由美。
だが、由美は心の底からデートを楽しむことは出来なかった。
大迫への疑念を拭えない由美は大迫の車の車検証を調べ、持ち主が「宮永」であると知る。

喫茶「ANNIE」の店内へと足を運ぶ吉永。
マスターである女性の名は安藤。
「ANNIE」の由来は、ウッディ・アレンの映画かららしいが……。

同時刻、大迫の正体を確信した由美は大迫を追及するが、飲み物に入れられた睡眠薬で眠らされてしまう。

安藤に娘が居たことを突き止める吉永。
名前は杏奈、過去に死亡していた。
だからこそ「ANNIE」ではないかと吉永は考えるが……。

杏奈の父親が宮永だと判明。
さらに、杏奈はトラック事故で死亡していた。
しかも、衝撃の事実が判明する。

杏奈を撥ねたトラック運転手が川瀬の父。
目撃者が池田の父だったのだ。
そして、川瀬の父親を雇っていた当時の社長こそ由美の父・新海平八だった。
被害者は事故の関係者の娘たちだった。
今回の事件は宮永が娘・杏奈の復讐の為に起こしたことだったのだ!!

その頃、眠らされた由美は下着姿で拘束されていた。
目覚めた由美の前には大迫が。
隙を見て逃げ出した由美を大迫が追う。

追い詰められたそのとき、大迫は何者かに背後から殴りつけられ倒れ込む。
ほっと一息つく由美だが、彼女を助けた人物は……江角だった。

実は江角の正体こそ宮永だったのだ。
宮永は由美を拘束し、新海を呼び出そうと電話を入れる。
新海と同行していた吉永は、新海と共に呼び出しに応じる。

杏奈の事故―――裁判では非は杏奈にあったとされていた。
池田の父は裁判で「杏奈が赤信号を無視した為に起こった」と証言。
結果、川瀬の父は軽い罪ですんでいた。
だが、池田の父の証言は偽証だった。
新海が池田の父を買収していたのだ。
事故原因は、新海が川瀬の父を超過勤務させたことだった。

遂に宮永と対峙する新海、吉永。
宮永は由美を人質に新海に事故の真相を明かすよう迫る。
由美の命の為に買収を認める新海。

吉永は、宮永に「杏奈ちゃんをANNIEと呼んでいたんだろ」と語りかける。
さらに「杏奈ちゃんが生きていれば、由美のようになっていた筈だ」と説得された宮永は由美を殺せなくなる。
宮永は自殺しようと自らを刺す。

「杏奈ちゃんの名誉を回復するまで死ぬな!!」

吉永は宮永に必死で呼び掛ける。
人質となっていた由美も、看護師として宮永を救うのだった。

宮永は一命を取り留めた。
元妻である安藤真知子は事件の責任を川瀬と池田の遺族に批難されることに。
そこへ割って入る吉永。

吉永は杏奈の事故の真相を隠蔽していたことを批難。
安藤が過去に同じ気持ちを味わったのだと諭す。

こうして、事件は解決。
数日後、とある公園で親娘3人水入らずを楽しむ吉永の姿があった―――エンド。

<感想>

「刑事吉永誠一・涙の事件簿」シリーズ第8作目。
このシリーズの原案は黒川博行先生の作品群。
興味のある方は本記事下部のアマゾンさんリンクよりどうぞ!!

なお、シリーズ自体は前作が2008年10月1日放送なので、実に3年ぶりの新作となります。

では、ドラマの感想をば。

幾つか疑問もありましたが、何故か楽しめました。
「ミッシングリンク」ものだったからでしょうか?

今回、気になったのは次の点。

まず、ストーカーの坂井。
何故、川瀬を見張りながら大迫の存在に気付かなかったのか?
さらに、ひょっとすると宮永の犯行を目撃しているのではないか?

次に、宮永。
デート商法は分かるが、ターゲットの中に被害者たちが居たのは偶然なのか?
もしも狙ってのことならば、何故、恨みのある3人だけに絞らなかったのか?
いろいろ、疑問が……。

大迫の立ち位置も不明。
なぜ、由美を襲ったのか?
宮永に協力していたのならば、何故、宮永に排除されたのか?

う〜〜〜ん、謎だ……。

そういえば、主人公が吉永で、犯人が宮永では語呂が悪かったかな……。

ちなみに、管理人が「クイーンストーン商事」の名前ばかりで姿を現さない社長こそが新海平八だと思っていたのは秘密です。
てっきり、顧客名簿に娘・由美の名前を見つけた為に江角と仲間割れで殺人事件発生……とか予想していました。
うむむ……。

ちなみに「水曜ミステリー9」。
11月から「3週連続 松本清張特別企画」を放送予定。
詳細はこちらをどうぞ!!

2011年11月、「水曜ミステリー9」にて「3週連続 松本清張特別企画」放送決定!!

◆関連過去記事

テレビ東京系列「水曜ミステリー9」復活か!?

<キャスト>

吉永誠一(神奈川県警捜査一課刑事):船越英一郎
吉永照子(吉永の妻。通称・デコ):中山忍
江角正之(宝石商):国広富之
安藤真知子(江角の別れた妻):伊藤かずえ
小沢慎一(神奈川県警捜査一課刑事):林泰文
大迫靖樹(セールスマン):鈴木一真
新海由美(看護師):三津谷葉子
新海平八(由美の父親):中丸新将
片山桐子(神奈川県警刑事・班長):眞野あずさ ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


ドラマシリーズ第1作の原作「絵が殺した (創元推理文庫)」です!!
絵が殺した (創元推理文庫)





ドラマシリーズ2作目の原作「ドアの向こうに (創元推理文庫)」です!!
ドアの向こうに (創元推理文庫)





ドラマシリーズ第3作目原作「雨に殺せば (創元推理文庫)」です!!
雨に殺せば (創元推理文庫)





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