2011年10月21日

科捜研の女スタートスペシャル「法務省から来た女!疑惑の検事!隠された銃弾の秘密!!京都〜奈良を結ぶ冤罪の罠!?」(10月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

科捜研の女スタートスペシャル「法務省から来た女!疑惑の検事!隠された銃弾の秘密!!京都〜奈良を結ぶ冤罪の罠!?」(10月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

奈良県警の元刑事・宮内勉(神野崇)の射殺体が京都市内で発見された。

榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研メンバーが分析したところ、宮内の遺体から摘出された弾丸の線条痕が、3年前に起きた殺人事件のものと一致する。

それは奈良市内の女子高生・辻村美香(西尾瑠衣)と管轄交番の沼尻巡査(幸世)が共に射殺体となって発見された事件だった。現場付近を歩いていた暴力団の元構成員・林幸一(城明男)が逮捕され、2人を撃ったと自供。凶器は捨てたと供述したが、結局、見つからずじまいだった。一審で死刑判決を受けた林は控訴せず、現在は死刑囚として服役していた。

だが土門刑事(内藤剛志)が林に面会したところ、林は3年前の事件の犯人は自分ではないと言い出した。当時、暴力団を破門され自殺を考えていたので否認も控訴もしなかったが、これから再審請求を行うつもりだという。林の話が真実なら冤罪の可能性もあり、3年前の真犯人がまた殺人を犯したのか…!?

その直後、法務省の梅原真樹(菊川怜)という女性検事が京都府警を訪れ、土門の捜査を“不用意な行動”と強く批判した。

そんな時、マリコたちの科学捜査により、宮内射殺の容疑者として迫田肇(田中要次)という男が浮上する。一刻を争う事態に土門は公開捜査を求めるが、梅原は今回の事件を公開すれば、3年前の射殺事件が冤罪の可能性もあることが公になるとして反対、2人は激しく対立する…。
(テレビ朝日公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……

容疑者として迫田が浮上。
しかし、当の迫田は姿をくらましていた。
同時に、宮内の妹・みずほの行方が分からなくなる。
みずほの失踪に迫田が関わっていると考えたマリ子たちは必死に手掛かりを追う。

整形外科医の東医師が迫田と接触した直後に姿を消したことが判明。
どうも、迫田は東医師の車を奪って移動手段としているらしいが……。
みずほと東医師は何処へ消えたのか?

遂に迫田の潜伏先を突き止めることに成功し急襲した土門たちだが、迫田の激しい抵抗に遭ってしまう。
とはいえ、多勢に無勢。
追い込まれた迫田は自殺を選ぶ。

梅原は宮内殺害犯が自殺したとして事件を終結させようとするが……。

マリ子にとっては、まだ事件は終わっていなかった。

なぜ、宮内が迫田に射殺されたのか?
みずほは何処へ消えたのか?
東医師は何処に居るのか?
そして、3年前の事件の犯人は迫田なのか?
林は本当に無実なのか?

謎はまだ残されている。

マリ子は死亡した迫田の遺体から植物の遺伝子を検出。
それをもとに生前の迫田の行動を追うことに。

そのさなか、とある山中で東医師の遺体が発見される。
東医師の死因は絞殺。
首にはみずほのスカーフが巻かれていた……。

東医師を殺害したのはみずほなのか?
新たな謎が浮かぶ中、肝心のみずほの行方は分からないまま……。

3年前の事件の銃弾を鑑定することになったマリ子たち。
ビリシステムを駆使した結果は意外なものだった。

3年前の銃弾は全部で3発。
辻村が1発、沼尻巡査が2発被弾していたが、沼尻巡査が受けた2発目の銃弾が他の2発とは別の銃によるものと明らかになる。
つまり、林が辻村と沼尻巡査に発砲した後に沼尻巡査に止めを刺した人物が居たのだ。
この謎の3発目の銃弾の線条痕こそが宮内殺害に使用された銃と一致したものだった。
つまり、沼尻に止めを刺したのは迫田に違いない。
だが、当時の捜査陣は解決を急ぐあまり、2発発砲した林のみを逮捕してしまっていた。

3年前の真相を突き止めたマリ子たちは、みずほの行方を集中して追うことに。
矢先、梅原検事がみずほに呼び出される。

対峙した2人。
みずほは梅原検事に刃物を突き付け、宮内の死の原因である3年前の事件の真相について公表するよう迫る。
そこへ駆け付けるマリ子たち。
みずほに銃弾の鑑定結果を告げ、3年前の真実を明かすと約束する。
こうしてみずほは、今回の事件について自身の知る全てを打ち明けるのだった……。

3年前、過去に逮捕されたことで沼尻巡査を恨んでいた迫田は復讐の機会を窺っていた。
そこに林の事件が発生、沼尻が撃たれたのを見て止めを刺した。

沼尻巡査の死に疑問を抱いた宮内は独自の調査を開始。
迫田を突き止め追求するが、迫田に射殺された。

兄の死にショックを受けたみずほは、宮内の遺した手帳を手掛かりに迫田を追及。
危機感を抱いた迫田はみずほを拘束、監禁し連れ回す。
だが、みずほは隙を見て脱出に成功。
この際にみずほのスカーフが迫田の手に渡った。

みずほに逃げられた迫田は逃亡の為に整形を決意。
東医師を訪ねるが、通報されそうになりみずほのスカーフで絞殺したのだった。

一方、みずほは梅原に連絡を取り、事情を説明するが梅原は力になろうとしない。
そこで自身で解決すべく動いた末に、梅原に真相を明かすよう迫ったのだった。

結局、佐久間により真相は公開されることに。
だが、これにより「誰も射殺していない」とする林の主張を覆す根拠は失われてしまった。
今度は逆に、林が迫田に罪を着せたのだ。
このままでは、林の罪を問うことが出来ない。

そんな中、梅原は事件の責任をとり辞職を決める。
だが、マリ子と土門は林の罪を問う責任が梅原にはあると指摘。
2人の声に進むべき道を見出した梅原は検事として林を追及することを決意するのだった―――エンド。

<感想>

さて、科捜研の大黒柱・伊知郎の消えた「科捜研の女」。
その新シリーズの開始です。

後任の所長の日野ですが、板についてきましたね。
飄々としつつ締めるところは締めていましたね。
ただ、些か他のメンバーに喰われ気味だったかも……。

そんな今回のスペシャルですが、謎に次ぐ謎でした。
なかなか面白かったような気がします。

気になったのは、いつもよりも科学捜査のパートが減っていたように感じられたことかなぁ……。
それと、主要な手掛かりの大半が監視カメラに偏っていたこと。
関連して、科学捜査の内容が、監視カメラの分析、植物の遺伝子の分析、弾痕の3つだったのはちょっと残念だったかも。
このシリーズの醍醐味は科学捜査にこそあると思うので、種類や量ともにもっと増やしても良かったかもしれません。

他には3発の銃弾の発射の順番が明らかになっていないのに、別の拳銃で撃たれたことだけであの仮説(迫田が止めを刺した)が導き出せるものかどうか?
もしかすると、林が2丁拳銃を持っていたとか、逆に迫田が2丁持っていた可能性もあるのではないかなぁ……とか思っちゃいました。

とはいえ、肝心のシリーズらしさは随所に表れていたとは思います。
充分、面白かった!!と言い切れる出来ではないでしょうか?

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