2011年11月20日

土曜ワイド劇場「ショカツの女6 新宿西署 刑事課強行犯係 殺人を的中させる占い師!タロットカードの真意と自殺トリックの謎?美人妻の悲しき過去と完全犯罪!!」(11月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「ショカツの女6 新宿西署 刑事課強行犯係 殺人を的中させる占い師!タロットカードの真意と自殺トリックの謎?美人妻の悲しき過去と完全犯罪!!」(11月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

新宿西署強行犯係でキャップを務める水沢礼子(片平なぎさ)は、娘の比呂(山田海遊)と義母の公子(冨士眞奈美)との3人暮らし。何でも言い合える仲のいい家族だが、この日は朝から礼子と公子の大ゲンカで幕を開けた。きっかけは礼子が公子を年寄り扱いしたから。現に公子は、フラダンスだ、太極拳だと元気に動き回ってはどこかを痛めていた。礼子にしてみればいたわっただけなのに、公子にはそれが気に入らないらしい。
そんな家庭内での他愛無いけんかを、礼子が萩尾康弘(南原清隆)たちに和やかに話している西新宿署に、変死体発見の一報が飛び込んでくる。死亡したのは、イベント会社社長の江藤大輔。死因は一酸化炭素中毒で、そばに七輪と練炭があったことから自殺が濃厚視された。だが礼子は、江藤がイベントのバーベキュー用にストックしていた練炭ではなく、新しく購入した練炭を使用したことに疑問を抱く。本庁の刑事は、江藤が資金繰りに苦しんでいたことから早々に自殺で処理しようとするが、礼子はこれに反発。死んだ江藤の妻が、萩尾が巡査時代に何度も補導した家出少女の七海(酒井美紀)であったことや、どういうわけか父親が死んだのは自分のせいだと泣きじゃくる幼い娘の里奈(江畠蓮)に、真実を伝えたいという思いも重なり、水沢班は総力を結集して他殺の証拠がないか探し始める。
畠山課長(石丸謙二郎)からの大目玉もなんのその、本庁の判断に逆らい捜査を続ける水沢班に、他部署からの応援は見込めない。目撃情報の聞き込みや練炭購入店の割り出し、イベント会社の膨大な資料との格闘など、礼子たちはたちまち疲弊していく。
そんな中、礼子は江藤の書類の中から、死神のタロットカードが同封されたギャラの督促状を発見する。差出人は日野弓江(藤真利子)。その弓江の風貌が、瑞希(佐藤仁美)と青野(山崎裕太)が足を棒にして見つけ出した、江藤の事務所から出てきた怪しい女性の目撃情報と一致する。
礼子はさっそく弓江を訪ねる。黒ずくめの服を着て古びた人形を抱いている弓江は、たとえ相手が警察だろうと話をするなら金を取るという占い師で金の亡者だった。弓江は、江藤の事務所に行ったことをあっさり認めるが、死亡推定時刻にはアリバイがあると主張。さらに、礼子に『隠者』のカードを渡すと、「大切なものとの別れ」があると不吉に笑ってみせるのだった。
翌日、七海の家を訪れた礼子と萩尾は、七海が独身のころから弓江に占ってもらっていたことを知る。礼子は七海に、弓江と江藤に金銭のトラブルがあったことを告げ、他殺の可能性もあるため江藤のアルバムと手帳を提供してほしいと依頼する。思わぬ展開に驚く七海。だが、萩尾が江藤の車から見つけたピアスを渡した途端、その態度が変わる。自殺でも他殺でもどうでもいいというのだ。夫を亡くして情緒不安定になっているのか、食事も喉を通らない七海を案じて、親友の有紀(伊佐美紀)が里奈の面倒を見ながら常にそばにいる状態だった。
結局、手帳は見つからず、礼子たちはアルバムだけを預かることに。署に戻ると、班員たちが疲れた顔で作業に当たっていた。特に瑞希は、恋人からプロポーズを受け、その返事をしなければならない大事な時期。礼子は帰るように言うが、瑞希は事件解決が先だと聞き込みを続行する。青野も柳井(岡本信人)も、夜中まで捜査に邁進。その甲斐あって、少しずつ情報が集まってくる。弓江に傷害の前科があること、江藤のイベント会社に不審な入金がたびたびあること、また江藤本人の通帳に弓江から100万円もの入金があったことも判明し、礼子は弓江への疑念をますます強める。
そのころ、礼子の知らないところで弓江が公子との接触を図っていた。占いで何かを公子に告げる弓江。弓江の話を聞いた公子は、その日のうちに友達のところへ行くといって家から姿を消してしまう…。
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)

被害者である江藤の妻・七海と萩尾には意外な関わりがあった。
萩尾が巡査時代に父からDVに遭っていた七海を補導していたのだ。
それ以来、顔を合わせば話をする仲になり、それは七海の結婚まで続いていたらしい。

江藤からは自殺の動機は見当たらない。
それどころか、不自然な点ばかりが目立つように。

占い師の弓江が捜査線上に浮上。
自らを“守銭奴”と称する弓江だが、江藤の死を喜ぶ素振りを見せる。
督促状と取り立てまで行ったにも関わらず江藤が死亡し回収できなくなったことを悔しがらない弓江に礼子は不信感を抱く。

自分に疑いを持つ礼子に対し弓江は、「大切なものを失う」と不気味な占いを告げる。
そんな弓江の隣には怪しげな人形が置いてあった。
礼子の記憶に強く残るその人形……。

七海は親友・有紀に励まされていた。
萩尾は江藤の車から見つけたピアスを渡し、真実を明らかにすると約束する。
ところが、七海の態度は急変。
興味が無いと嘯く。

弓江に傷害の前科が判明。
しかも、江藤の口座に振り込み人不明の入金が。
さらに、弓江からも100万円の入金があった。
謎は謎を呼ぶばかり……。

弓江は公子に接触、ある占いを告げる。
顔色を変える公子。

礼子は弓江の占いの館を再度来訪する。
そこで、弓江が守銭奴でなく、人情家として信頼も篤い人物であると語る礼子。
弓江は依頼人からも信頼されていたのだ。
だが、弓江はあくまで「人を信用したことは無い」と繰り返す。

弓江に江藤殺害についてアリバイが成立。

矢先、公子が突然に家を出てしまう。
弓江の占いが原因らしいが……。

萩尾がアルバムの写真から、ピアスの持ち主が有紀であると気付く。
ピアスは江藤の車で発見された。
もしや、江藤と有紀は不倫していたのでは……。

その頃、七海は有紀に江藤との関係を問い詰めていた。
「この泥棒猫!!」なじる七海。
「あんたこそまぬけよね」開き直る有紀。
有紀は「これを見たら私たちが愛し合っていたことが分かる」と江藤の手帳を投げてよこすのだった。

親友と思っていた有紀の豹変にショックを受けた七海。
「大丈夫、あんたは守られているから!!」
と、信頼する弓江に励まされ立ち直る。
弓江と七海の信頼関係は強いようだ。

江藤と有紀の不倫が確認された。
しかも、有紀が会社の金を横領していたらしい。
どうも、振り込み人不明の入金は有紀が横領した金を江藤に貢いだものだったらしい。

礼子が里奈の身体につけられた傷に気付く。
江藤はDV夫だったのだ!!
その暴力の矛先は妻である七海にも向かっていたらしい。

瑞希は有紀と接触。
不倫を確認し、同じ女として親友を裏切った有紀を許せないと批難する。
「あんた何様よ!!」またも開き直る有紀。
何者かに背後から襲われ昏倒してしまう。

瑞希の怪我に班内は動揺。
分裂しそうになるが、礼子の檄により一層強く団結することに。

その頃、畠山は上層部の圧力と1人戦っていた。
しかし、健闘空しく捜査期限を5日と区切られてしまう。

七海の聴取が始まる。
里奈への暴力を振るう夫を許せなかったと語る七海。
虐待する養父と江藤を重ねてしまい話をしていなかったの原因かもしれないと洩らす。
七海は実母のことも何も知らないと呟く。
覚えていることは海の近くの施設に預けられていたことだけ。
そこには“風のトンネル”があったと言うが……。
遂には、いまや信頼できるのは弓江だけだと七海は心を閉ざしてしまう。

消えた公子の所在が判明。
公子は老人福祉施設に体験入所していた。
公子は弓江の占いから、礼子に迷惑をかけることを恐れ自分で身を処そうとしていたのだ。
礼子はそんな公子に「私たち家族じゃないですか!!」と説得。
共に家路に就くのだった。

公子から今回の決断が弓江の入れ知恵によると知った礼子は弓江のアリバイトリックに気付く。

同時刻、七海は弓江に相談していた。
弓江は七海に「自分の思う通りに行動しなさい」と助言してしまう。
七海は有紀に電話を入れる……。

弓江のアリバイトリックが崩れた。
七輪に蝋燭を繋げば、蝋燭の長さだけ時間調整が出来たのだ。

弓江は取り調べを受けることに。

礼子は弓江が「母の大切さを教える為に今回のことを仕組んだ」と礼を告げる。
弓江は「私の母親は酷い奴だったよ……」と過去を語り始める。

弓江の母は子供に見向きもしなかった。
孤独な弓江は占いに没頭。
ある日、運命の男性と出会う。
ところが、その男は“悪人”だった。
弓江に借金を背負わせると、弓江の親友と駆け落ちしたらしい。

弓江の口から過去を引き出した礼子は会心の笑みを浮かべる。
だが、直後に有紀が死体で発見されてしまう……。
第一発見者は有紀の同僚で横領の共犯。
この女性が瑞希を襲った犯人だった。

有紀の殺害当日、有紀と七海が激しく口論していたことが判明。

七海宅を訪れた礼子はそこで弓江のもとにあった人形を見る。
弓江も七海宅を訪ねていた。

礼子はある可能性を思い付き、弓江の故郷へと足を運ぶ。

弓江の語っていたことはすべて事実だった。
男と駆け落ちした弓江の親友から話を聞く礼子。
当時、弓江のお腹には子供が居たらしい……。

残り2日となった。

江藤殺害に使われた練炭の入手経路から弓江が確認される。
こうして弓江に逮捕状が出るが、逮捕直前に弓江は姿を消してしまう。
慌てる萩尾たちだが、残されていたトランクから礼子は弓江の立ち寄り場所を察していた―――。

里奈の入学式、そこに弓江の姿があった。
現れた礼子により、弓江は逮捕される。

観念した弓江は真実を明かす。

弓江が生んだ子供こそ七海だった。
借金に追われた弓江は子供を守る為に捨てた。

過去、弓江は生まれて来る子供に「自分とは違い広い世界で生きて欲しい」との意味で七海と名付けた。
トランクケースのロックナンバーは「773(ナナミ)」。
しかも、その中には七海の産着が保管されていたのだ。

七海との再会は偶然だった。
弓江は運命だと思ったと言う。

その後は七海の為を想い、七海の夫である江藤に金を貸すなど陰ながらに協力した。
だが、江藤が里奈に暴力を振るっていると知り、江藤殺害を決意したのだ。
さらに、自分同様に親友に裏切られた七海を想い、裏切った有紀を殺害したのだった。

礼子は弓江に七海と親娘の名乗りを上げるよう奨める。
礼子に感謝しつつ、入学式から帰る七海と里奈に駆け寄る弓江。

ところが。
弓江は七海に「あんたの夫と親友を殺したのはあたしさ!!」と悪ぶる。
「すべては占いを当て、七海から金を巻き上げる為だった」と。

信頼する弓江の言葉に呆然とする七海。
だが、弓江は続ける。

「もう2度と占いに騙されるんじゃないよ、そして……
この娘(里奈)を手放すんじゃないよ……」

そう言い置いて連行されて行く弓江。
弓江の脳裏に“風のトンネル”に置き去りにした娘の幼い姿が浮かぶ。

弓江が居なくなり、里奈と2人残された七海は弓江が母であったと気付く―――。

こうして、事件は解決した。
しかし、1つだけ謎が残っている。
弓江の財産の行方である……。

その頃、里奈は弓江から貰った人形を手に弓江の言葉を思い出していた。
「あなたとママがどうしても困ったことあったら、人形のポシェットを覗いてごらん。
これは魔法のポシェットでね、あなたたちを助けてくれるんだ」
里奈がポシェットを覗くと、そこには鍵が入っていた……。

一方、瑞希の結婚が決定。
結婚後も仕事を続けるらしい―――エンド。

<感想>

「ショカツの女」シリーズ6作目です。
シリーズとしては前作(5作目)が2011年1月15日に放送されたので、実に10カ月ぶりの新作となります。
シリーズ4作目は過去記事がありますね。

土曜ワイド劇場「ショカツの女(4)爆弾魔の人質になった刑事たち!6年前の事件を隠蔽した警察権力への儚き抵抗!!愛妻の死の真実を暴け(ショカツの女4 新宿西署 刑事課強行犯係)」(4月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

さて、ドラマ本編の感想を!!

ラストでグッときました。
割と常套手段的な展開だと思うんだけど、藤真利子さんの演技に呑まれた。
不覚にもうるっときた。

ラスト、良かった〜〜〜。
これはネタバレ批評(レビュー)のラストの書き込みを見ても理解して貰えると思います。

先日、「聞かなかった場所」で怪演を魅せた酒井美紀さんがこちらでも登場。
ただし、あちらとは逆にこちらでは夫を奪われた妻を演じました。
あの印象が強くて、こちらでもいつ豹変するかドキドキものでした。

水曜ミステリー9「松本清張企画最終章 聞かなかった場所〜謎に満ちた夫の急死!燃える山鹿灯籠が暴く愛人との密会…女性官僚が堕ちた獣道(3週連続松本清張特別企画“聞かなかった場所” 夫に愛人が?女性官僚が堕ちた罠…俳句に隠された密会の屋敷)」(11月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)

そして、毎度の如く畠山が1人奮闘。
「俺たちには支援が無いんだ!!」と真の意味で嘆いていいのは彼だけのような気がします。
他のメンバーは自分の意志で選んで動いているものねぇ。
報われないのも彼だし。次回も頑張れ畠山。

序盤こそ微妙だったけど、後半からラストに追い上げましたね。
良いドラマでした!!

<キャスト>

水沢礼子:片平なぎさ
萩尾康弘:南原清隆
大神瑞希:佐藤仁美
青野信吾:山崎裕太
江藤七海:酒井美紀
柳井一郎:岡本信人
畠山義信:石丸謙二郎
日野弓江:藤真利子
水沢公子:冨士眞奈美 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


“ショカツ”繋がりで「ショカツ (角川文庫)」です!!
ショカツ (角川文庫)





【関連する記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。